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【セルフ・コンパッション】あるがままの自分を受け入れる#02.5

前回の記事#02 の続きとなるが、より具体的にセルフ・コンパッションとマインドフルネスとの関係を#02.5として記載する。

1.セルフ・コンパッションとマインドフルネスの関係

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日常生活や仕事において、成果が出ずに自己批判をしたり、自分だけが不幸な目に遭っていると孤独を感じたり、激しい嫉妬、強い怒りなどの感情に支配されるといった経験が誰でもあると思う。

こうのような感情の逆の行動を取ることが、セルフ・コンパッションにつながる。

つまり、、、

図①
❌自己批判
⭕️自分への思いやり

図②
❌孤独感
⭕️同じような人は他にもいるという共通認識

図③
❌激しい感情に支配される
⭕️マインドフルネス


 図① 自分への思いやり↔️自己批判

⭐️自分への思いやりとは?
 →自分の良いところも思い浮かべ、温かいやさしい気持ちを向けること

(例)
仕事のノルマを達成できなかった。
 ❌自己批判
  ▶︎提案の精度に問題があったと自分に原因を求める
 ⭕️自分への思いやり
  ▶︎アポイントは注意深く取れたと自分への良い面にも気づく

自己批判→自分や他人への苛立ち、怒りを生む。
自分への思いやり→感謝、尊敬、温かさなどのポジティブな感情。

 図②共通の人間性の認識↔️孤独感

⭐️ 共通の人間性とは?
 →失敗や困難な経験は、自分だけでなく誰でも同じようにあるという認識をもつこと。

(例)
取引先から一方的に契約を打ち切られるという理不尽な目に遭う
 ❌孤独感
  ▶︎なぜ自分だけがこんな目に遭うのか?
 ⭕️共通の人間性の認識
  ▶︎取引先にも何か事情があったのではないか?

孤独感→自分が他者から乖離した状態。
共通の人間性の認識→他者と繋がっている感覚、他の人の立場を考える余裕が出る。

 図③マインドフルネス↔️感情への過剰同一化

⭐️マインドフルネスとは?
→ネガティブな感情を経験した時、感情をありのまま受け入れ、バランスを取っていること。

(例)
とても批判的な上司とプロジェクトを続けなければならない
 ❌ 感情への過剰同一化
  ▶︎憂鬱、ストレスが溜まるが、発散しようとしても、愚痴を言い過ぎたり、過食するなど、他人や自分へ八つ当たりしてしまう。
   強い否定的な感情に支配されていて、混乱した状態。
 ⭕️ マインドフルネス
  ▶︎自分の欲求に気づき、生じてくる感情に振り回されることなく、現実をありのまま受け入れる。

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