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#077.4122(よいふうふ)の話。

家具・雑貨好きの妻と「AINO&ALVA SHARED VISIONS アイノとアルヴァ 二人のアアルト」展に行ってきました。

フィンランドが生んだ20世紀を代表する世界的な建築家であり、さまざまな暮らしにまつわるもののデザインを手掛けてきたアアルト夫妻。

それぞれの得意分野を持ちながら夫婦で協働し、敬愛しあうパートナーとして歩んだ二人の足跡をたどる展示内容でした。

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彼らが設立した「Artec」社のスツール(椅子)は世界的にも有名で、目にしたことがある人も多いのではないでしょうか?我が家にも2脚ほどスツール60がありますが、シンプルでなかなか良い感じです。

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私自身はもともと家具にあまり興味がなかったのですが、妻の影響でだんだんと関心を持つようになりました。

自分なりの「よしあし」も身につき始めた今日このごろ。「こっちとこっち、どっちがいいと思う?」という妻の問いに6~7割ぐらいは正解できるようになりました(笑)。


素敵な家具や雑貨は、日々の生活を豊かにしてくれます。アアルト夫妻が掲げる「暮らしの中にもっと良いデザインを」という哲学にはとても共感しました。

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フィンランドの豊かな自然からインスピレーションを受けた作品が印象的でした。建材に木を使ったりナチュラルな曲線を活かしたり。それでいて、使う人の事もちゃんと考えられた「シンプルな機能美」を感じるものが多かったです。

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木々、鳥、虫、草花…自然をモチーフにしたテキスタイルには、和柄との共通性も感じました。自然と人工を分けるのではなく、自然の意匠に学んで暮らしを彩っていく…。日本人が持っている感性にも近い気がします。

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何よりも、25年もの間、夫婦で創作を続けたことに感銘を受けました。

もとは夫アルヴァの作品を中心にした展示を予定していたそうですが、明確にアルヴァだけの作品と言えるものが少なかったため、アイノとアルヴァ、ふたりの展示になったそうです。

結婚、出産、子育て…ライフスタイルの変化に合わせて作風が変わっていくのも興味深かったです。

夫婦で一緒に働くって、なんかケンカになったりして大変そうだなぁ…と思ったりしましたが(笑)これだけのモノを創造してきた二人だから、きっと深い部位で繋がっていたんだろうな~と思いました。

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▲妻購入のスツールおもちゃ。ガチャガチャ6回まわしてゲット

そんなわけで、久しぶりに二人でゆっくりと時間を過ごしました。子どもたちも大きくなったし、今後はこんな機会も増やせるかな~と。アアルト夫妻を見習って、より豊かで彩りのある暮らしを目指していきたいですね。

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▲近くの洋食屋の絶品ランチ。海老フライがデカくて最高

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▲老舗っぽい喫茶店で一服

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▲展示会場の兵庫県立美術館は安藤忠雄氏の設計。でっかい青りんごが

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▲帰りは灘の酒蔵に寄ってお土産購入


以上、良い夫婦の話でした。

最後まで読んでいただきありがとうございます!

ほな、また。

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