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#019.エンジョイ①

enjoy=make joy.

楽しみは自ら作り出すものだ、と気づいた話。

先日、伊賀焼の工房に立ち寄った。

長谷園は江戸時代から続く老舗窯で、東京にも販売店がある。

ゴールデンウィークには毎年、陶器市というイベントが開催されているのだが、今年は例の病の影響で残念ながら中止だ。おかげで人も少なくゆっくり展示室を見て回ることができた。

土鍋ひとつとっても、色・形・機能など、バリエーションはさまざまだ。手にとって、ひとつひとつの手ざわりや重さ、釉薬のかかり具合などを眺める。自然の素材と人の手、そして炎の具合で、美しい器が生み出される不思議に感じ入る。

元来食器にはあまり興味がなかったが、妻に影響されて、少しずつ自分の好みのようなものがわかってきた今日この頃。料理を盛る器も、彩りを考えて選ぶようになった。

ふと、目に留まった小さい土鍋。くんせいができる小さい土鍋だ。もの珍しさにパンフレットを読む。冒頭のコピーが秀逸だ。筆者は元コピーライターで、窯元の主人の友人とある。食べることが大好きで、いかに美味しく料理を味わうか、という共通の価値観を持った二人が、友人になるのにそう時間はかからなかっただろう。そのコピーを読み、どうしてもこのくんせい鍋が欲しくなった。

値段を見て、一瞬ウッとなったが(笑)ラッキーなことに本日店頭販売2割引きとのことで、我が家にやってくることとあいなった。

買ってきたからには試さずにはいられない。早速、翌日の夜、初くんせいにトライしてみた。

長くなったので、その様子は次回。

ほな、また。


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