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キャリアアドバイザーとして意識している、3つのこと。

就活生のキャリアアドバイザーを、およそ3年近くしている。

おかげさまで多くの学生さんから指名を受け、指名率で見るとトップらしいけど、彼ら・彼女らと接している上で意識していることを改めて振り返ってみた。

【意識してること】
1、吐き出させる
2、肯定から入る
3、話を整理する

1.吐き出させる

まずは、吐き出させること。具体的には、メインの相談以外に相談or質問したいことがないか、面談の冒頭で確認している。

就活生は、不安のカタマリ。小さなことが気になって眠れないことも多い。魚の骨がノドに刺さると不快感がすごいように、不安が心に刺さると、就活は途端にストレスフルになる。

そして、その不安を取り除くのが僕らアドバイザーの役目。だから、メインの相談以外にも、心配なことがないかを確認するようにしている。時間の関係上、伝えてくれた不安について全て話し合えないこともあるけど、大切なのは不安を口から出すこと。「不安を誰かと共有している」というだけで心は落ち着くし、事実、心のしこりが取れたような表情をする学生さんは多い。

2.肯定から入る

あからさまでも良いから、まずは「すごい!」「さすが!」と感嘆を示しつつ、肯定から入るようにもしている。

大学生は、おそらくどの年代よりも褒められていない。オトナとして見られることも多いので、勉強にしろバイトにしろ「できて当たり前」と思われることが多い。

だからこそ、失敗にはすごく敏感だ。失敗できないプレッシャーが凄いから、メンタルはずたぼろ。そんな時、必死にがんばっている就活でもお祈りメールとか不合格通知をもらうのは、控えめに言っても酷な仕打ちだ。

だからこそ、いきなり否定は禁物。まずは認めないと心は開いてくれないし、信頼もしてもらえない。そして、アドバイスも耳にしてもらえない。

イメージは、少し歳が離れた従兄弟(いとこ)のお兄ちゃん。「メチャクチャ文章がうまいな!」「そこまで考えられてスゴいな!」とオーバーでもリアクションしつつ、その後に社会人経験者としての目線からアドバイスを2~3個する。これで十分だし、全肯定から入ってるので安心感もあり、結果として全幅の信頼を置いてくれる可能性が高い。

3.話を整理する

話は聴くのではなく、整理する。これも意識している。

アドバイスを求める就活生の相談は、その多くが「考えを整理してほしい」というもの。ESの書き方にしろ、面接にしろ、企業選びにしろ、質問の内容は違えど、その本質は同じ。考えているけど、整理できない。これに尽きる。

だからこそ、面談の最中はメモを取ることに追われる。話を聴きつつ、内容をメモに落とし、整理する。大変な作業だけど、これがアドバイザーの仕事。その上で、新たに答えを出すというよりかは、「その考え方だったらこの答えが導き出せそうだよね」と、あくまで学生さんの考えに沿ってアドバイスを送る。

計算式を立てた上で、解を導く。これを数学的な思考法というのかは分からないけど、いずれにせよ話を整理する姿勢は、大切だ。

アドバイザーとして、聴くのは前提。

ちなみに、アドバイザーは「聴く仕事」と言われるし、この仕事を始める前はそう思っていた。でも、おそらく違う。

聴くのは前提として、何が疑問で、何を解決できればスッキリするのか、それを常に頭をフル回転して考える仕事、それがアドバイザという仕事なのだと思う。

アドバイザーとしては、丸3年目。自分自身、またまだ足りない部分もあるし、常に反省の毎日だけど、引き続きこの3つを意識しつつ、サポートに徹していこうと思う。

【意識してること】
1、吐き出させる
2、肯定から入る
3、話を整理する

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