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三重のヒト、モノ、コト

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東京から遠き故郷三重を見ています。 三重の気になる人、物、事柄をnoteに残していきたいと思います。 (写真は三重の公式キャラクター兎の助くん)
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#伊勢

神宮への旅 ~一顰一笑~

神宮への旅 ~一顰一笑~

5月9日 から 13日 に三重に帰った。
2011年秋に東京に住み始めかれこれ12年が経っているのに行くといつもそこに住んでいるかのような気持ちになる。新幹線に乗って名古屋駅構内、近鉄の車両が改札の向こうに見えるともう私は三重の人となる。自分の生活を置く東京の小さな部屋が頭から消える。今回は伊勢路! 
私は伊賀で育ち一旦東京を経て県庁所在地に戻り現在はまた東京で暮らす。コロナ期行けてなくて久しぶり

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帰省の本能

帰省の本能

三重県生まれの三重県育ち、人生の50年を三重で暮らしてきた。
20代で一度東京の西っ側で住み、三重に戻って25年、また東京の東っ側に越してきて12年経った。三重と言っても例外的な伊賀地方で大阪のテレビ局の電波が入ってくる為一般的な三重の方言と違い周りがいわゆる「よしもと系」話し言葉。電車も名古屋に行くより大阪に行く方が近かったので家族も大阪で働いていた。兄弟も今でも関西に散らばって暮らしている。

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新たな書のかたち (着物布と)

新たな書のかたち (着物布と)

2021年、7月に太田穂摂先生から1冊の本が届いた。

「太田穂摂 着物地が語る書の世界
      書で巡る伊勢志摩 -西行から現代まで- 」

私が観覧した東京展 日本橋三重テラス(2021年1月19~25日)
ふるさと三重 伊勢展 外宮参道ギャラリー(2021年7月16~19日)
両展で展示された書作品の内 23点とその解説が掲載されている。

元々「書」と「着物地」を合わせることじたいが新

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