坂井 恒夫

クラフトテックラボ株式会社 代表取締役社長。大学卒業後人材関係、携帯基地局工事の仕事な…

坂井 恒夫

クラフトテックラボ株式会社 代表取締役社長。大学卒業後人材関係、携帯基地局工事の仕事などを経て上場企業(現在は廃止)へ入社。その後子会社へ転籍し代表取締役社長に就任するも2022年10月に辞任しクラフトテックラボ株式会社を起業。現在TVディレクターと新事業のリリース中。

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日本の中小製造業の課題

私は製造業に20年程度携わって、同業種などの会社を見て回った経験から、勝手ながら日本の中小製造業について(非常に個人的な)意見を書きたいと思う。 メディアなどでは日本の中小製造業は未だに世界に通用するレベルであり、卓越した技術を持っている、といったような(日本誇らしい的な)報道や番組がたまに見受けられる。 そういった報道の大半は、『国内には日本人の職人気質や勤勉さによって生み出された独自の突出した技術やノウハウを持っている中小製造業が実は未だ多くあり、にも関わらず後継者不

    • 仕事=辛いもの

      昭和世代の日本人の感覚として、仕事=大変なこと、きつい、責任が伴う、などのイメージが強いのではないだろうか。 私はこの妙に仕事を神格化することにずっと違和感を感じてきた。 「仕事なんだから・・・仕方無い。」 ドラマなんかで良く聞くセリフのようだが、昭和の時代は当たり前のように使われていたと思う。 昨今では時代の変化に伴いこの感覚は減ってきている気がする。 結局裕福な時代になったということなのだろう。 且つて人々は、人並みの生活を送る事が目的ではなかっただろうか。

      • 【なんでもできます!】

        たまに製造系の営業マンとお会いしたりする機会があるのだが 「うちは、自社だけでなく様々な協力会社とつながってますから何でも作れますよ。何か困ったことがあれば何でも良いので是非声をかけて下さい!何か作りたいものありませんか?」 というようなことを言われることがある。 そう言われた今まさに返答に困っているのだが・・・と思ったりするのだが、みなさんもそういったようなことを言われた経験は無いだろうか。 少しでも売り上げを上げたいがために兎に角何かあれば声をかけてくれと言いたい

        • 暑苦しさと昭和感?

          皆さん知らないと思いますが、hardlineというバンドがいました。 暑苦しいハードロックバンドなんですね。 これが私は昔から好きでして。 青春の暑苦しさというか、暑苦しいのに爽やかというか。 私とはあまり相いれないようなそういった部活にその時代の全てを ささげるようなそういった青春を思わせる暑苦しいハードロックバンドが なぜか昔から大好きなんですよね。 こういう感じ共感できる方いたら、友達になりましょう。 #映画感想文

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        日本の中小製造業の課題

          映画盛衰

          私は昔から映画が好きである。 どんな映画でも大抵は見る。 だがそんな私でも映画を見るにあたって一つだけ譲れない部分がある。 それは『リアリティ』である。 結局は物語であり、誰かがつくったつくりものであることは理解している。 それでも「それ」は譲れない部分である。 どんなにぶっとんだSFであろうが、設定だろうが、はたまた恋愛映画であろうが、 そこにリアリティを持たせる事に成功している(真摯な)映画に関しては楽しく見ることが出来る。 だが中には明らかにリアリティに対して

          環境とかエネルギーとかコロナとか

          環境への配慮とかエネルギーとか、マスクとか消毒とか、ついでに戦争まで起きて、最近は気をつけないといけない事が多過ぎる。 諸々事情があるのだからしょうがないと言って思考停止するのは簡単だが、そう書くと何となく敗北感を感じるので、もう少しだけ考えてみたい。 (かといって一杯考えると頭が痛くなるのでやっぱり少しだけにしようかと思う。) 結論から言ってしまえば、原因は全て人口増加による地球の悲鳴という事に起因するのだと私は個人的に思うのだが、少し飛躍し過ぎだろうか。 例えば環境

          環境とかエネルギーとかコロナとか

          今迄見た中で一番好きな映画は何?と聞かれたら

          始めて出会う方などと話をしていると 「貴方の趣味は何ですか?」 と聞かれる事がある。 「映画や海外ドラマを見たり、音楽を聴いたり、たまに絵を描いたりすることぐらいですかね~。」 と答えると 「では今迄見た中で一番好きな映画は何ですか?」 相手にとっては会話を続ける程度の質問なのだろうが、意外と考え込んでしまいがちである。 ちなみに私は 「今迄で一番衝撃だったのはデッドマンウォーキングという映画ですかね。」 私がこの映画で衝撃を受けた点は下記2点である。 ①

          今迄見た中で一番好きな映画は何?と聞かれたら

          【穴掘った話】

          ※この物語はフィクションです。登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。 Ⅰ 紹介会社からの電話 「急で申し訳無いんですけど~、明日、駅構内での作業補助の仕事があるのでいかがですか~?」 およそ20年以上前だろうか。 私がまだ関西の田舎にある大学へ通っていた頃のことである。 当時私は実家のある九州から上京し、大阪府内にある小さなワンルームのアパートで単身生活を送っていた。 一人身の学生とはいえ、日々生活していくには当然それなりのお金がか

          【穴掘った話】

          【適当と中途半端】

          色々と仕事に行き詰ったり、悩んだりしていると 「私は全て中途半端で今迄何も成し遂げていない」 「これといって私には誇れるものが無いなぁ」 とか思って自己嫌悪に陥ったりするものである。 それは何もかも適当だったり、中途半端にやる場合って一般的に何事も大成しない(なし得ない)と考えるからではないか。 生きとし生けるものは全て生存競争にさらされ、それは資本で動くというルールの中で生きている人間社会も同じで、他者より有利に生きていくためには何かしら勝っている必要がある。

          【適当と中途半端】

          幸せ~って何だっけ

          幸せになるためにどうすべきか、といったような書物やセミナーなどは世の中に多くある。 一体それは何を根拠に?・・・と個人的には思ったりもするがwebなどで検索すれば驚くほど沢山の書物やサイトが出てくる。 本でもサイトでも非常に多くの方が幸せについて説いている。 他人に「こうすれば幸せになれますよ!」などと説いて回る人は、自身はさぞかし幸せな人生を送っているんだろう。 裏を返せばこの世の中にはそれだけ多くの幸せな人がいるという事になる。 あぁ・・・・この素晴らしい世界。

          幸せ~って何だっけ

          私TV見ない人だから

          最近はTVを見ない(持たない)人が多いそうだ。 インターネットが発達してることも要因だろうと思う。 ちなみにそう言った人達はN〇Kの訪問には何と答えているのだろうという素朴な疑問は置いといて、私は昔からTVを良く見る方である。 一人暮らしをしていた頃から変わらず、まず帰ったらすぐTVをつけるクセがついている。 理由は至極簡単で、し~んとした空間が嫌いだから。 何だかわけも無く緊張するというか余計疲れる気がする。 ちなみに昔からバラエティー番組が好き。 観客の笑い

          私TV見ない人だから

          面倒くさい

          面倒だとかやっかいだとか、生きてると色んな事がある。 例えばプライドがエベレストのように高く、感情の起伏も激しく、些細なことで怒るような人間が上司だった場合、一緒に仕事をしている部下にとってはこれほど面倒なことは無いだろう。 何となくwebで「面倒 例」とかで検索すると 「最強にめんどくさいと思うものを10個答えてください。」 というサイトがあった。 回答を見ていると、それぞれに個性があって面白いが、読み進めるにつれて何だかエネルギーを吸い取られる気がする。 結局

          面倒くさい

          扇子

          私は会社から車で30分程離れた地域に住んでいるので、毎朝車で田舎道をノンビリと運転しながら通勤しています。 車中では必ず音楽を聴くのだが、毎朝車を発信する迄のほんの少しの間今日はどのジャンルにしようか迷うのです。 流行りの洋楽にしようか、90年代の洋楽にしようか、クラシックにしようか、jazzにしようか、ブルースにしようか・・・。 今日はjazzを選定しました。 ちなみにjazzはとても幅広いです。御存知の方も多いと思いますが音楽スタイルをjazzと呼び、実際のジャン

          げーむ

          今日は仕事が出来る人、出来ない人について。 みなさんもこういう言い方って していないだろうか。 あの人は仕事出来そう。 あいつは仕事が出来ない。 一概に言えるものでも無いはずなのに ついこういう言い方をしがちである。 処理能力の事を言っているのか センスを差して言うのか 総合的な判断なのか 誤解を恐れずに言うとビジネスは ある意味でゲーム。 勝ったり負けたりして資産を増やしていく。 (実際それだけでは無いですが。) しかしながら 既存のゲームは弱くとも新たに

          【真面目な穴の話】

          みなさん、こんにちは。 みなさんは日頃の業務において、不満や不安はお持ちですか? 先日、養老 孟司氏が、これから社会人になる人達に講演で話している内容の動画を見たのですが 「将来好きな事を仕事にしたいと考えている方いますか?」 という質問からお話しをされていました。 その時にお話しされていた内容として 我々は社会に遅刻して入ってくるという前提があるということ。 遅刻しているのだから 判らなくて当たり前。 知らなくて当たり前。 素人がサッカーの試合に途中から

          【真面目な穴の話】

          お金まわりの良い人、悪い人

          いつからか忘れてしまったが、私は何となくお金まわりの良い人か悪い人かを見分けられると(勝手に)思っている。 何だか胡散臭い話で恐縮だが、決してスピリチュアルな話ではない。 ただ、具体的にどうと言われると説明が難しい。他人と会った時にその人の話し方や醸し出す雰囲気などで 「あぁ~、この人あまりお金まわりが良くないだろうなぁ。」 逆に 「あぁ~、この人一生お金に困らないだろうなぁ。」 とか勝手に思うだけである。 はっきり言って余計なお世話だし、いずれにせよ直接本人に

          お金まわりの良い人、悪い人