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【江東区】「コロナ禍で生活困窮している方への支援について」江東区に聞きました!

みなさん、こんにちは!

助産師・看護師・一児の母
がん・不妊治療経験者
江東区議会議員の酒井なつみです。

江東区議会の11月議会の取り組みを、順にご報告します!

今回の内容は「新型コロナウイルス感染症生活困窮者自立支援金の支給実績と、支援について」です。

区では生活が苦しくなっている方からの申請に基づき支援金を支給していますが、就労や生活保護へ繋げることができているのか確認し、あわせて必要な取り組みについて要望しました!


江東区の実績

▼実績について
この支援金事業は2021年度に開始し、2年目を迎える。
初回支給686件、再支給365件。合計1051件。
初回支給数に対する再支給割合は53%!

就労により自立できたケース(就職による収入超過で支給中止)はたった10件。
初回支給数に対する割合1.4%…!!と「就職による自立」には繋がっていないのが課題。

受給中もしくは受給後に生活保護開始となったのは令和3年度11件、令和4年度11月までで7件。こちらもさほど多くない。要因は個々のケースをみないとわからないしそこまで分析できない現状…

▼私の政策提言する「ジェンダー統計の開始」について
江東区保護第一・第二課においては、15の自立相談事業に関してジェンダー統計をとる考えを表明しており、令和5年度からの相談事業の中で開始する予定。

どのように活かすか確認したところ、区としてはまず、令和6年4月施行の「困難女性支援法」に沿った支援事業の展開の参考にしたいとのこと。

\酒井なつみからの要望まとめ/
コロナによる影響が長期化する中、私は女性への影響について危惧しており、現れた課題に対する支援策を充実させるべきだと考えています。
支援の際にはジェンダー統計をとり、女性への影響を把握し、必要な支援策を講じることを求めました。

※解説します 「ジェンダー統計とは」
男女間の意識による偏り、格差及び差別の現状並びにその要因や現状が生み出す影響を客観的に把握するための統計を指します。

内閣府の「コロナ下の女性への影響と課題に関する研究会」が令和3年4月に発表した報告書でもジェンダー統計・分析の重要性を報告しており、重要な統計だと考えています。

この議会での様子は動画でもご覧いただけます。(区議会インターネット中継へのリンクです)


9月の議会でも同じ事業についてとりあげています。
ブログにまとめていますのでこちらも合わせてご覧ください。

引き続きお声を聞かせてください。


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