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非効率な営業をやれることは僕らの強みやねん

教科書的には、経営においては「効率さを求める」ことが正しいと考えられている。無駄は悪。作業を仕組み化して、AさんでもBさんでもできるようにして、組織のレベルを落とさないことは大切とか、やね。

僕もそのとおりやと思うし、常に心掛けている。

けど、たまに、この考えを取っ払って、お客さんに喜んでもらえることを追求するために非効率な方法を取ることがあるんよね。

それが長い目で見たら僕らも潤うことって往々にしてあるんよね。

飲食店はリピーター商売。今日だけの数字を追い求めても仕方がない。

たとえば、僕がたまにしていた通常営業時間外にやっているワンオペ一人営業。

ワンオペ営業の一番低い時の売上は3名貸し切りで税込み3,600円やったかな。
特製ランチプレートを作ったなぁ。

社長は現場に入ったらあかん、とか、自分の時間単位の給料を考えよう!とか考えていたら、とてもできないこと。

けど、このワンオペ営業から繋がって、僕ではなく、満太郎というお店のファンになってくださった方は多数。
コロナ禍で店には行けないから・・・と継続的に通信販売でも購入してくださる方も多数。

その日の売上は低くても、僕がキッカケで満太郎というお店のファンになってもらい、その人達が、生涯で何度もリピートして来店してくださったら、、、ビジネス的にもOKやん!

うちくらいの個人商店以上、会社未満?くらいの零細企業。
泥くさい部分をどんどん突き進んでいくくらいがちょうどええねん。
非効率な営業方法を取れることが僕らの強みでもあるねん。

お客さんに喜んでもらえる、価値を提供することに真剣になる。
その結果として、僕らも儲かる。そんな綺麗事が通じる飲食店の世界。


楽しくて仕方がないやん。
綺麗事って、ええ意味で使われることが少ないけど、、、
この考えを実践するようになってから、結果が出るようになったことは事実やねん。数字から入って経営していたころはうまくいかへんかってんもん。僕の場合。数字はもちろん、大切やけどね・・・。

店本位ではなく、相手に価値を提供することを常に考えるねん。
注意点もあるで。
自分の取り分を考えることは大切。
自己犠牲型のギバーになったらあかんことは大切。
価値提供の方法も勉強することは大切(独りよがりではあかんねん)。
慈善事業ではないからね(笑)


コロナもあり、まだまだこれから色々な変化は続くやろうけど、、、

僕らの理念や信念。
一本筋を通して、やっていこう!

まもなく40歳。
まだまだ青春真っ只中。仕事も人生もおもろいで♪


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