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【感染症対策】変異ウイルスに‘‘ビタミンD‘‘の鉄槌を|重症化予防

こんちゃ(*'▽')さいとりおです。

今回は『変異ウイルス』に負けない為の感染予防対策について解説します!

この記事を読むことで得られること

・「ビタミンD」の素晴らしい効果
・どのくらい飲んでも良いかの具体的な摂取量

まで、論文ベースで知ることが出来きます。

なので、数ある感染症対策の中でも『ビタミンD』に特化して掘り下げていきます。

Twitterよりこの記事の公開シェアしたところ、嬉しい感想を頂けたので紹介させて下さい。

あいすべ心理学✕焚き火さん@aisubelife

りえ@お肌美白化計画さん@rie_bihaku

yuki@共働きサラリーマンさん@yuki06721371

まっすん@マイペースで健康管理さん@balance_massun

辻村 裕美子(Yumiko Tsujimura)さん@YumikoTsujimura

ビタミンDの効果を知っている人は既に飲まれているし、このnoteを見て飲み始める人も出てきて良い情報をフォロワーさんにお伝え出来て嬉しく思います。

では何故?ビタミンDなのか?それは

ビタミンDのインフルエンザ予防効果については、すでにいろいろな研究があるからです。

「えっ!?何でビタミンDなん?」って疑問に感じた読者の方は、恐らくビタミンCの方が馴染みあるのかな?

良く冬の時期になるとドラックストアとかで『ビタミンCで風邪予防』って書かれたPOPを見る機会が多いからでしょうか?

でも、実はビタミンCに『風邪予防』の効果はあまり期待できないって最近では言われるようになってます。

その辺の内容が気になる方は、ブログで解説してますのでそちらも併せて確認して頂くと嬉しいです。


ビタミンD

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最初にビタミンDの働きについて簡単に解説します。ビタミンDの働きって何だかパッと思いつかないですよね?(笑)

ビタミンDの主な作用は、腸管や肝臓でカルシウムとリンの吸収を促進することです。

これにより正常に骨の成長を促し、健康な骨の維持のために重要な役割を果たしている。

しかし、ビタミンDを摂ることで得られる効果は『骨』に関することだけではありません。

❐ビタミンDの働き
・細胞成長、アポトーシスの調節・免疫の機能強化 
・呼吸機能の強化・抗酸化機能・神経伝達を高める

などなど、この他にも多くの慢性疾患のリスクを減少させるとの報告があります。

❑Point
ビタミンDの主な作用は、腸管や肝臓でカルシウムとリンの吸収を促進することだが、その他得られる恩恵は計り知れない。

❐補足:アポトーシス
細胞の自然死。個体をより良い状態に保つために積極的に引き起こされる、管理・調節された細胞の自殺つまりプログラムされた細胞死。


ビタミンDとインフルエンザ

ビタミンDの感染症予防を語る上で、重要な因果関係について知って欲しいことがある。

それは、風邪やインフルエンザなどの呼吸器感染症とビタミンDの関係性だ!!

風邪やインフルエンザは、冬になると急に患者数がグッと増えることと、ビタミンDの体内の血中濃度が下がることが偶然にも奇妙な一致している

理由は、冬場は日照時間が短く、外で陽に当たる機会も少なくなるため、ビタミンD の血中濃度が下がるためだ。

❐補足:ビタミンDの供給源には2つある。その1つが日光の紫外線を浴びることです。これによってビタミンDの前駆体からビタミンDへ変換される。

なので、ビタミンDが感染症予防の役割を担っていることが推測できるだろうか?特にビタミンDのインフルエンザ予防効果については、すでにいろいろな研究がある。

ビタミンDは細胞の増殖、 免疫、代謝機能に重要な役割を果たしている。このため、血中濃度が低下すると感染症のリスクが増加し、重症度が上がる。

このため、小児および成人において急性呼吸器感染症のリスクをビタミンDが下げることが確認されている。

❑Point
ビタミンDは風邪やインフルエンザの感染症のリスクを下げることが示唆される。


感染症対策

では、どのようにして『ビタミンD』を活用していくと良いか?

『予防』と『治療』の2つに分けて感染症対策を見ていきましょう(*'▽')

❐予防

カナダのある病院の事例では多くの患者に常にビタミンDを投与しており、 インフルエンザに罹る患者が非常に少ないことが報告されている。

インフルエンザの予防薬としてのビタミンDの使用は、子供の病気の予防と続発性喘息の軽減に有望です。

しかし、この研究では、予防に対してはインフルエンザAにはメリットがありましたが、インフルエンザBや風邪にはメリットがありませんでした。

これらの文献より、感染症予防としてビタミンDを摂るなら、

ビタミンDとして、1日摂取量1200~2000IU(30~50μg)

また、十分なビタミンDの血中濃度の維持が、効果を発揮することも考慮すると、1日摂取量としては、成人は 5000IU〜10000IUを摂取すると言われてる文献もあったりする。


❐治療

次に治療を見ていきましょう。

先ほど紹介したカナダの病院では、インフルエンザに感染している患者には、彼らが「ビタミンDのハンマー」と呼ぶ次のような治療を行っている。

❐ビタミンDのハンマー

ビタミンDを50000IUの1回投与。または10000IUを1日3回、2、3日間投与する

このハンマーの効果は劇的で、48〜72時間で症状が完全に解消されます。

このレベルのビタミンDの単回投与は安全に使用されており、有毒であることが示されていませんと記載されています。

ハンマー一発で50000IUのビタミンDってもの凄い量ですね(笑)

恐らく、副作用の観点を無視しても、市販されてるサプリメントからこの量を摂るとなると骨が折れそうですね。

だって、予防で使用するビタミンDの25倍ほどですからね。

気になるのはこの量を飲んでも『体に害はないか?』ってことですよね?

なので、次は副作用について見ていきましょう!!

❑Point
予防:ビタミンDとして、1日摂取量1200~2000IU
治療:ビタミンDを50000IUの1回投与。または10000IUを1日3回、2、3日間投与
❐補足:IU(国際単位)40IU=1μgに相当する。


副作用

では、ビタミンDは1日で摂取量はどれくらいなのか?

2020年の日本人の食事摂取基準によれば、成人で耐容上限量を100 µg/日(4000IU)としている。

つまり最大で100μgであれば、問題なく服用できる量ってこと。

一方でビタミンD投与量を250μg/ 日(10000IU)のビタミンDを使用した健康な成人で実施された試験では毒性がないことも確認されている。

仮にビタミンDの過剰摂取により、想定される副作用と言うのは、高カルシウム血症、腎障害、軟組織の石灰化などが起こる。

なので摂取量については、厳密にしようと思うと、開始時のビタミンDの血中濃度を測定しながら体格、肥満度、屋外での活動時間などにより調整を行うと良いかと思います。

私もこの文献を読んでから、早速ビタミンDを飲み始めました(笑)

摂取量はその日の気分ですが、1回量を1000~2000IUを毎食後飲んでるので最大でも6000IUですね(*'▽')

成人で耐容上限量を100 µg/日(4000IU)を超えてますが、今のところ体調変化はないです。

なので、これからも続けていこうと思います!!

❑Point
ビタミンDの耐容上限量は100 µg/日(4000IU)なので、これから飲まれる方はこの量から始めてみると良い


結論

☑ビタミンDの主な作用は、腸管や肝臓でカルシウムとリンの吸収を促進することだが、その他得られる恩恵は計り知れない。

☑感染症予防としてビタミンDを摂るなら、1日摂取量1200~2000IU(30~50μg)

☑ビタミンDのハンマーとは、ビタミンDを50000IUの1回投与。または10000IUを1日3回、2、3日間投与する

ビタミンDの耐容上限量は100 µg/日(4000IU)なので、これから飲まれる方はこの量から始めてみると良い


個人的にはコスパ良くてなんかいいサプリメントない?って聞かれたら、即答でビタミンDを推奨してます。

Amazonで買える商品なら3ヶ月分で700円くらいですからね。
まじおすすめ。


でした(*'▽')

最後まで見て頂きましてありがとうございます。

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