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【本当に耳が良い人が選ぶ楽器とは!?】

ドラマーの多くは
コード(和音)に
コンプレックスを持っています。

バンドの中で
コード進行や
音楽理論の話になると
一人ポツンと
取り残されたりしています。

また

バンド内に
そういう文化ができ始めると

コード理論を

「わかったつもり」

の人たちは

さらに輪をかけて
ドラマーを蚊帳の外
に押し出して
議論を白熱させたりします。
(あなたの周りにも
 こういう光景ありませんか?)

ところが!

マルチプレイヤー
(全楽器プレイ可能)
の僕からすると
この認識はかなり間違っている!
と感じます。

実は

【バンドの中で
 ドラマーが一番
 良い耳の持ち主!】

であることが
結構な確率であるのです。


なぜなら

【リズムが聞こえると
 音楽全体が聞こえるから!】

しかし残念なことに
ここにも誤解が生じやすいです。

譜面やメトロノームに合わせて
正確なリズムでプレイできると
リズムが良い

一般的には解釈されがち。

でも

このレベルだと
まだまだ全然リズムが
聞こえているとは言えません。

さて

音楽全体がクリアーに
聞こえるようになる

「リズムの聞き方」

とはどんなものなのか!?

もったいぶらずに
その答えを公開致しましょう!

【音が出る前の音
 が聞こえると
 すべての音が
 クリアーに聞こえる!】

例えば

ピアノを弾くとします。

その時に

息を吸いながら
腕と指を下して
鍵盤を叩いてみてください。

かなりの違和感
がありませんか?

逆に

息を吐きながら
鍵盤を叩いてみてください。

こちらはスムーズに
体が動きますよね?

しかもその時

まさに息を吐いて
鍵盤を叩こうとする
一瞬前に意識を集中
してみてください。

「瞬間的に息を吸っていませんか?」

スッと息を吸ってから
吐きながら体を動かす。

こういう順番に
自然となっていないでしょうか?

人間の動きというのは
常に呼吸と連動している
わかりやすい例ですね。

そして

実を言うとこの

【呼吸こそがグルーヴの源!】

メトロノームや譜面などには
表すことができないグルーヴ。

この微妙な感覚というのは
この呼吸から生まれています。

そして

人間の耳は
この呼吸を無意識に
聞き取ってグルーヴを
感じています。

その証拠に

ちょっと音程が外れているとか
ハーモニーが崩れているとかは
普通の人の耳ではとらえられません。

音程の微妙な違いは
訓練して初めて
聞こえてくるようになります。

ところが!

リズムのズレや
グルーヴしていない
サウンドにはどんな人も
直感的に気付きます!

人間の耳は
グルーヴについては
生まれつき高度なセンサー
となっているのです。

そして

音が出る前の音である
「呼吸」が意識的に
聞こえてくるようになると
もう一つ劇的な変化が起こります。

それは

【出音が予想できるようになる!】

音が出る前の音を
聞き取っているので

脳が次に出てくる
実音に対して
勝手に準備をします。

準備をしてから
聞き取るので
より音の実像をはっきり
捉えられるようになるのです!

また

一気に複数のパートが演奏する
バンドアンサンブルでも

全体の音をクリアーに
聞き取ることが
可能になります!

なので

リズムに対する
感性の鋭いドラマーが

実は一番良い耳の持ち主
であることが多いのです。

音楽の本質のお話でした。

ピンときた人は
どうぞご参考に。

今日も一日ガツンと
グルーヴしていきましょう!

追伸

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