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揃えた材料を書き出す

【今回のご質問】
保育園を決められません。そもそも枠があるかどうかという問題もありますが、園によって重きをおいている部分が異なり、また園長先生のお考えも異なり、悩んでしまいます。子どものことなので妥協はしたくなく、考える日々にヘトヘトです。

 材料をそろえたら、あとは決断するだけ。
自分で納得するために、後から揺れないために、選択した理由を言語化しておきましょう。

 正解がない中から、たった一つを選ぶのは難しいですよね。しかも、自分のことなら「まあ、仕方ない」と多少の妥協はできても、子どものこととなると、その責任感に押しつぶされそうになってしまいます。幼稚園・保育園を決める基準には、偏差値のような評価軸はありませんし、口コミ評判等はその人の主観であり、あまり参考にはなりません。
最終的には、「我が子がのびのびと楽しく育つことができるか」、これを自分の目で見て感じとったこと、園が提供している材料から判断していくことになります。


 まずは各園のメリット、ディメリットを書き出します。その際には、実際に園の説明会に足を運び、子どもたちの表情、先生方の子どもをみる眼差し、準備されている遊びの環境等から見えてきたことを、具体的に書き出します。幼少期は生活の基盤を作る時期であり、家庭との連携は最重要です。家庭と連携をとって子育ちに向かっていける園か否か、子どもを丁寧にみてくれる園か否か、そのような観点も含め記入し、最終的には、「ここでいこう!」と自分で決定します。


 しっかりと考えて出した結論です。決めた後はよそ見をすることなく、その園でのお子さんの育ちを見守っていけるといいですね。


 足りない部分を見るか、足りている部分をみるか、それによって、心の安定感は変わります。
一番大切なことは、お父さん、お母さんが毎日ニコニコと園の話をしていること。園が子育てのパートナーとなれば、子育てはとてもラクになります。


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