金田有浩 -キンノジ-

アイデア創造カンパニー(株)サイコー代表取締役。 テレビの世界で30年。 バラエティの…

金田有浩 -キンノジ-

アイデア創造カンパニー(株)サイコー代表取締役。 テレビの世界で30年。 バラエティの企画・演出・プロデュースをやってきた金田の新たなる創作チャレンジ。 心をワクワク刺激する「物語のタネ」を作っていきます。 タネを育ててくれるクリエイターとの出会いを楽しみに。

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「IPライツビジネス」とは人々の喜びを実感するビジネス

12月3日、品川プリンスホテル内にある「クラブeX」にて行われたイベント「EBiDAN NEXT X’MAS 2023」に行ってきました。 スターダストプロモーションさんのキッズ&ティーンエイジャー・タレント集団「EBiDAN NEXT」メンバーによる歌と踊りのステージショー。 未来のスターを夢見るボーイズが、未完成ながら逆に今しか出せないフレッシュさを持って、一所懸命パフォーマンスを披露していました。 以前、彼らの先輩たちがまだ彼らくらいの年齢の時に、一緒に番組をやっており

    • 「コオロギクレープ」試食会から思う、未来的視点とスタンスの大切さ

      以前ここでも書きましたが、「Chu’s」というSDGsアクションブランドを展開しております。 これは食品残渣を活用して食用昆虫を生産し(Farm)、その高タンパク質パウダーを使ったエナジーフードで飢餓地域に食の再分配を行う(Food)とともに、そこで出たオイル(最後、油が残るのです)を活用した美容商品を作る(Beauty)で食のサーキュレーションとゼロエミッションを達成するというプロジェクト。 まだ全てが成立しているわけではないのですが、「Chu’s」ブランドでヘアオイルを出

      • 男性客 増殖!田原俊彦にみる「IP」は絆を生み出す共通項

        先日11月11日、福岡県北九州ソレイユホールにて田原俊彦さんの2023年の全国ツアーが終了しました。 8月5日の宮崎県日向市文化交流センターから始まり全国16ヶ所。 4ヶ月間毎週末、2時間ぶっ通しで歌って踊る62歳。 そのステージは必見です。 今年観れなかった方、是非来年のデビュー45周年のツアーはお見逃しなく! 声出し解禁!お客さんの全力で楽しんでいる姿にウルウル 私は、田原さんのツアーを体験するのは今年で2年目。 初日や千秋楽含め何回か会場に足を運びましたが、昨年と今

        • トリビュートから学ぶ、IP運用の基本は「愛」

          先日、ある古くから知っている男からメッセージが来ました。 「ムセンズってバンド作りまして、今度ライブやるんで観に来てください」と。 バンド名が、ムセンズ。 一体なぜ、そんな名前に? 理由は、、、レディオヘッドのトリビュートバンドだから。 「レディオ=無線=ムセン」+「ヘッド=頭=ズ」ってことです。 行って来ました、渋谷のライブハウスまで。 共演バンドは「o+asis」 この日はツーマンのライブとのことで、メインアクトにもうひとバンドいらっしゃいました。 名前は「o+asi

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        新連載リレーストーリー「引っ越し仕事人#1」

        男性客 増殖!田原俊彦にみる「IP」は絆を生み出す共通項

        トシちゃんから思う「IPプロデュースとは価値の“縦“拡大なり」

        アナログのためにデジタルは進化する〜100年後に田原俊彦を残す〜

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        • キンノジ エッセイ
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        • ドスコイスパイ大作戦
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        • けもパンファイトクラブ
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        • BEST天国
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        • 吸血鬼尾神高志の場合
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        • 引っ越し仕事人
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          「トシちゃんサンタ団」スター×社会貢献=新たなエンタメの形

          11月3日公開のYouTube「田原トシちゃんねる」で発表しました企画、「トシちゃんサンタクロース団!アナタもトシちゃんと一緒にサンタになろう」。 お陰さまで、大変多くの方にご応募いただいております。 こちらの企画、簡単に説明しますと、田原さんを隊長としたサンタクロース団を結成し、経済的に厳しい状況にあるひとり親の子供たちに、皆でクリスマスプレゼントを贈ろうというプロジェクト。 今回は、セガトイズさんのご協力を得て、彼らのおもちゃの中からトシちゃんサンタが選んだ商品を贈ります

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          80年代日本ロックの名曲にジンジン!「RED WORRIORS」のフェスに!

          10月28日、29日に行われた「RED WORRIORS」主催のロックフェスに行ってきました。 場所は大宮ソニックシティ。 彼らのホームタウンです。 私が行った29日の出演者は、 THE LADY SHELTERS RESPECT UP-BEAT PERSONZ ZIGGY RED WORRIORS 80年代後半の日本のロックシーンを形作った名バンドが続々です。 ちなみに、「THE LADY SHELTERS」は2019年結成の若手ですが、ローリングストーンズやザ・フーな

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          名曲/ヒット曲は社会の財産!“大人メタル合唱団“は社会資産運用⁉︎

          これを執筆している今、まだ午前中早めの時間ですが、アイアン・メイデンの「The Trooper」を聴きながら書いています。 堪りませんな、イントロから。 気分がアガるってレベルではなく、グッと来る。 で、ボーカルが入って来ると、それを皆で大合唱しているシーンが自然と思い浮かんで、ちょっと感動して涙が出そうになります。 マジで合唱しましょう、皆で「1万人の第九」ならぬ「1万人のメタル」。 武道館で――― 自分の「好き」で真剣にわくわくしよう 以前お話ししたように、50歳から

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          IP×テクノロジー=大人のおもちゃ/スマートトイにわくわく

          アニメ「サイコパス」に登場する特殊拳銃を実物大で再現した「DOMINATOR(ドミネーター)」の復刻販売予約受付が開始されました。 (出荷は2024年春予定) こちらの商品、2016年に販売が開始され、部品調達の都合で2019年に生産終了となったものが、アニメ10周年を記念して復刻したもの。 スマホと連動してまさにアニメの世界と同じ体験が出来るアイテム。 ちなみにお値段は14万8,500円!なのですが、先月20日の予約受付開始から大変な人気なのだそうです。 蛍光灯のライトセ

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          大阪城から学ぶ⁉︎ IPの生まれる構造

          先日、生まれて初めて大阪城の天守閣に登りました。 ある仕事で大阪に行ったのですが、その打ち合わせ場所が大阪城公園の中。 折角だからと打ち合わせ前に公園の中を散策してその打ち合わせ場所に行ったのですが――― 「公園の中歩いて来ましたよ、外国人の方いっぱいで日本語聞こえてこなかったですよ」 「でしょ。で、大阪城の天守閣登りました?」 「いや、スルーです」 「そりゃダメですよ、折角来たのだから登らないと」 となりまして。 普段、地方出張に行っても、時間があればその場所の美味しいもの

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          復活⁉︎大人メタル合唱団!

          先日、ある同窓会が開かれました。 それは「大人メタル合唱団」同窓会。 この「大人メタル合唱団」、昔、私がプロデュースしていたBS日テレの番組「Hot Dog Press TV」(ご存知「Hot Dog Press」の正式ライセンス番組)のワンコーナーで、メタル好きのオヤジが集まってメタルの名曲を文字通り合唱する、というもの。 ちなみに、2016年にソニーミュージックからヨーロッパの大ヒット曲「ファイナル・カウントダウン」で配信リリースもしています! 「オジーを呼んで一緒に武道

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          「美容男子」と「地方局」のこれからのコンテンツ戦略

          以前お話しした、美容男子スターコンテスト「ムル男コンテスト2023」の特番が9月25日より順次日本テレビのネットワーク9局とBS日テレでオンエアされています。 このオンエア実現は、各局さんの多大なる理解とご協力のおかげ。 改めて各局さんの将来を見据えた新たなコンテンツ事業確立への意欲とスタンスに感謝いたします、ありがとうございます。 引き続きコンテンツの成長目指してよろしくお願いいたします! マスメディアの「わくわく」パワー この「ムル男コンテスト」ですが、カッコ良くなり

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          「コブラ」寺沢武一に見るテクノロジーとクリエイター

          漫画家の寺沢武一さんがお亡くなりになられました。 享年68歳、うーむ、若い。 寺沢さんと言えば、私はやはり「コブラ」です。 読んでたなー、週刊少年ジャンプで。 改めて調べてみたら「コブラ」は1977年にジャンプの増刊号で一話読み切りで誕生し、78年から85年まで週刊少年ジャンプで連載されていました。 私、小5(79年位)からジャンプを読み出して中学卒業(84年位)まで読んでいましたから、まさにドンピシャでした。 一コマ一コマがまるでイラストのような緻密さ 「コブラ」という

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          「シーナ&ザ・ロケッツ」から感じた、『かっこいい』と『テレビ』

          先日、映画「シーナ&ロケッツ鮎川誠〜ロックと家族の絆〜」を観に行ってきました。 これは2023年春に開催されたTBSドキュメンタリー映画祭で上映された「シーナ&ロケッツ鮎川誠と家族が見た夢」をもとに、所縁ある人物へのインタビュー映像や秘蔵の未公開映像を加えて再編集したもの。 ナレーションはバンドのファンでもあった俳優の松重豊さん。 製作はRKB毎日放送。 鮎川誠、かっこいいとはわかっていたが… このドキュメンタリーは、揺るぎないロック哲学とロック教養を持った鮎川誠というギ

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          ジュリー!スターは作るもの?なるもの?育てるもの?

          書店である本を見つけました。 「ジュリーがいた 沢田研二 56年の光芒」(島﨑今日子著/文藝春秋出版)。何を隠そう、私が一番最初に好きになったスターは、沢田研二=ジュリーです。 記憶では、自分が小学~中学年の頃、歌謡曲(ポップス)を聴き始めたのですが、そのタイミングがジュリーが「勝手にしやがれ」でレコード大賞を獲った直後でした。 まさに、ジュリーがとてつもないトップギア!に入ったタイミング! それまではアニソンしか聴いていなかった田舎の少年にとって、(中国のそれとは全く違う意

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          「THEドラえもん展」と日本酒にIPの発展の秘訣を見る

          「あなたのドラえもんを作って下さい」と国内の著名なアーティストにクリエイティブを呼びかけて2017年に始まった「THEドラえもん展」が九州初上陸ということで、今、長崎のハウステンボスで開催されています。 村上隆さんや蜷川実花さんなどトップアーティストの皆さんがそれぞれの「ドラえもん」アートを展開。 日本人なら誰もが知っていると言っても過言ではない国民的人気者である「ドラえもん」の新たな魅力を創り出しています。 オープンクリエイティブのプロデュース 私、これまで何度も言って

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          アナログのためにデジタルは進化する〜100年後に田原俊彦を残す〜

          8月18日に情報公開しましたが、トシちゃんで新プロジェクトがスタートしました。 その名も「100年後に田原俊彦を残すプロジェクト」。 パートナーは小学館さん。 詳細は、YouTubeの「田原トシちゃんねる」にてご覧いただければと思いますが、簡単に説明しますと、田原さんのダンスパフォーマンスとその姿などをデジタルデータ化していくプロジェクト。 今回はその第一弾として「哀愁でいと」「恋=Do!」「抱きしめてTONIGHT」の3曲のダンスをモーションキャプチャーしてデータ化しました

          アナログのためにデジタルは進化する〜100年後に田原俊彦を残す〜