金田有浩 -キンノジ-

アイデア創造カンパニー(株)サイコー代表取締役。 テレビの世界で30年。 バラエティの…

金田有浩 -キンノジ-

アイデア創造カンパニー(株)サイコー代表取締役。 テレビの世界で30年。 バラエティの企画・演出・プロデュースをやってきた金田の新たなる創作チャレンジ。 心をワクワク刺激する「物語のタネ」を作っていきます。 タネを育ててくれるクリエイターとの出会いを楽しみに。

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巨人戦を観て思う、エンターテイメントとは「人への共鳴」なり

先日お誘いを受けて8年ぶりに東京ドームの巨人戦に行きました。 正しくは野球観戦そのものが8年ぶり。 ライブやイベントで東京ドームへ行きましたが、本来?のスタジアムの姿を見るのも久々。 ビジョンが新しくなったのはニュースで知っていましたが、こちらも初体験。 いやー、すごいですね、かっこいい。 クッションがあってシートがとても座りやすくなっていた気がするのですが、これって昔から? 対戦カードは、千葉ロッテマリーンズ戦。 超打撃戦に巨人ファンは盛り上がる盛り上がる! この日は、

    • メディア・ボーダーレス番組?BS日テレ「ちょい見せ⁉︎トシちゃん」

      6月2日より、BS日テレと田原俊彦さんのYouTubeチャンネル「田原トシちゃんねる!」のコラボ番組がスタートしました。 こちらは、2022年秋にスタートした田原さんのYouTubeチャンネルの中身と田原さんのコンサート映像を「ちょい見せ」する焦らし系?の5分枠バラエティです。 放送は、毎週日曜の20時54分〜21時。 放送時間の変更も結構ありそうですので、スケジュールはこちらの番組サイトで! YouTubeでスタートした番組が放送へ 動画サイト/プラットフォームが誕生し

      • 「人生120年時代」に突入⁉︎

        先日読んだ記事によると、2050年頃には100歳まで働き、120歳まで余生を楽しめる世の中になっている可能性があるそうです。 そう話すのは、東京大医科学研究所の中西真教授(分子腫瘍学)。 教授は2040年をめどに老化細胞を除去する技術の開発に取り組まれています。 「若返り」が現実に⁉︎ 老化の一因とされているのが、細胞分裂しなくなった老化細胞だそうです。これが加齢とともに蓄積し、臓器や運動器に悪影響を及ぼすことが近年わかってきて、教授は、2021年に「ある酵素」が老化細胞

        • 東京ディズニーシーに見る「時空間」というコンテンツ

          6月に「東京ディズニーシー」の新エリア「ファンタジースプリングス」がオープンします。 こちら、ディズニーシー8番目のエリアで「アナと雪の女王」「塔の上のラプンツェル」「ピーター・パン」のアトラクションが楽しめ、さらに新たな高級ホテルも併設されています。 投資額は、オリエンタルランド過去最高の3,200億円で、同社はこの新エリア開業効果で年間750億円の増収を見込んでいるそうです。 750億円の売上ではなく、増収ですからね、すごいですね。 1泊34万は本当に高いのか⁉︎ 前

        巨人戦を観て思う、エンターテイメントとは「人への共鳴」なり

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        • キンノジ エッセイ
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          「昭和ブーム」を考える

          数年前から「昭和が若者の中で人気だ」という声が聞かれはじめ、それに乗じて我々まさに青春時代=昭和世代も大っぴらに「やっぱ、昭和はいいよね」と言い出し、メディアも「今、まさに昭和の魅力!」的なコンテンツを出しはじめ、そして来年2025年は昭和100年とのことで、そこに照準を合わせた様々なプロジェクトが世に出てきています。 そう、まさに今「昭和がブーム」。 最近は、それに乗っかり、煽る傾向が強くなってきたかな、と個人的に感じますが、昭和43年生まれ、ハタチの時に昭和が終わった、1

          「昭和ブーム」を考える

          映画「アイアンクロー」プロレスという存在を考える

          東野幸治さんのSNSでの「この時期にして今年最高の映画に出会った」とのコメントを見て、これは観ねば!と。 東野さんのコメントを信じてというのは勿論ですが、なんと言っても「プロレス」ですから、しかもあの時代の。 「アイアンクロー=鉄の爪」――― 名プロレスラー、フリッツ・フォン・エリックの代名詞。 しかし、凄いですね、このフレーズ。 プロレスラーは皆、個性を出すためにそれぞれ必殺技やキャッチがありますが、フリッツ・フォン・エリックは「握力」ですよ、それが。 こめかみをグイッと掴

          映画「アイアンクロー」プロレスという存在を考える

          「資生堂」に学ぶ、SNS時代こそ「見えない部分」が大切⁉︎

          先日新聞で読んだのですが、資生堂の精神の象徴と言われる「資生堂書体」。 これ、1920年代から手書きで継承されており、今もクリエイティブ部門の社員は、一定期間、この書体の習得に励む「修行」があるそうです。 さて話変わって――― 一方、ここ数年、色々なご商売をされている方とお話をしているとよく聞く言葉が「インフルエンサーを使おうと思っていますが、誰が良いでしょうか?」です。 この話が出ますと、私として必ず返す言葉は、「まずは何を伝えたいのか?を決めましょう」です。 資生堂とイン

          「資生堂」に学ぶ、SNS時代こそ「見えない部分」が大切⁉︎

          LEDネオンの注目度UPに「風の時代」を感じる⁉︎

          先日、新聞の記事で読んだのですが、最近飲食店などでLEDを使ったネオン「風」サインを使うところが増えてきているそうです。 レトロ感と近未来感が混在した不思議な世界を生み出す効果があるということで人気らしいです。 ネオンによる近未来感というと、やはり思い出すのは「ブレードランナー」ですね、私は。 ハリソン・フォードの。 あと、近未来感ではないですが、「ブラックレイン」でも日本のシーンで効果的に存在感を発揮していたな、という印象があります。 テクノロジーの進化でお手軽感UP!

          LEDネオンの注目度UPに「風の時代」を感じる⁉︎

          ヒデキに感激!「西城秀樹BIG GAME 2024」

          西城秀樹さんの今年のコンサートツアー初日に行ってきました。 ご本人は本当に残念ながらお亡くなりになられていますから(今年が七回忌)、フィルムコンサートです。 実はフィルムコンサートツアーは今年が初ではなく、これまでもやられているのです。 場所は「大阪Zeppなんば」。 会場に行ってみますと、開演前からZeppを大勢の人が長い列でぐるりと囲んでいます! チケットは即SOLD OUT!したとのこと。 ロビーにはこちらもグッズを買う長蛇の列が。 ヒデキ激混み!です。 テレビ局の財

          ヒデキに感激!「西城秀樹BIG GAME 2024」

          高田純次の「純」文学『最後の適当日記(仮)』

          不覚にも最近知ったのですが、高田純次さんの書籍が1月に刊行されておりました。 タイトルは「最後の適当日記(仮)」。 16年前に出した「適当日記」は紙と電子で合計20万部を超えるベストセラーに。 私も勿論読みました。 私、普段は書籍は圧倒的に紙派なのですが、この本に関しては、何故か「紙書籍で購入するまでもない」という態度で接することこそが礼儀?という感覚に見舞われ、人生初電子書籍購入をした覚えがあります。 読まれた方も多いと思いますが、内容はめちゃ面白いです。 電車の中で読んで

          高田純次の「純」文学『最後の適当日記(仮)』

          没入感ではなく没入「脳内イマーシブ」こそがエンタメの根源

          2024年は、テーマパークの開業や新エリアのオープンが相次ぐそう。 お台場にあった「ヴィーナスフォート」の建物を利用した新たな屋内型テーマパーク「イマーシブ・フォート東京」のコンセプトはその名の通り「イマーシブ=没入感」。 私、まだ行っていませんが、資料によると設定された物語に応じて謎解きをしたり、容疑者になったり、キャストと一緒に踊ったりして、登場人物になったような体験ができるそう。 運営するマーケティング会社「刀」さんによると、魅力は「観客ではなく当事者になる」ということ

          没入感ではなく没入「脳内イマーシブ」こそがエンタメの根源

          ダンスではなく「振り付け」~日本ならではエンターテイメント~

          先日、「昭和ナイト」というイベントに行ってきました。 場所は、日の出埠頭。 このイベント、今回が23回目とのことで、既にご存知の方もいらっしゃるかもですが、「昭和40〜50年代の熱かった歌謡シーンを再び!」をコンセプトに、歌謡曲がガンガン流れるパーティー。 私、今回が初めての参加。 少し遅れて会場に着いたのですが、自分の先輩世代をメインに熱気ムンムンで盛り上がっていました。 ちなみに、私が着いた時にDJが流し出したのが「青い珊瑚礁」でした。 ステージにはピンクレディー⁉︎

          ダンスではなく「振り付け」~日本ならではエンターテイメント~

          「ゴジラ」に見る、コンテンツIPの「アルムナイ制度」

          先日新聞で読みましたが、今、企業の間で、途中退職した元社員とのつながりを強化する「アルムナイ制度」が広がっているそうです。 「アルムナイ」とは英語で「卒業生」「同窓生」を意味し、転職などで一度会社を退職した人を再び、社員として迎え入れること。 即戦力としての再就職や転職先企業との協業の創出など新たな事業創出に繋げる狙いがあるそうです。 確かに、社内風土やそのビジネス自体を既に理解している人なのでミスマッチも少ないだろうと思います。 新たなことを生み出すには、アイデア自体が大切

          「ゴジラ」に見る、コンテンツIPの「アルムナイ制度」

          BE@RBRICK×中国10都市コラボプロジェクト―――都市と生み出すポップIP

          先日、生まれて初めて中国「成都」に行ってきました。 三国志に出てくる蜀の都という歴史を持ち、現在人口1,700万、四川省の省都にしてパンダの故郷。 歴史も規模も桁違いなこの都市とのコラボ「BE@RBRICK」を皮切りに、今後5年間で中国10都市とそれぞれコラボBE@RBRICKを生み出していくポップカルチャープロジェクト。 そのスタートセレモニーの立ち会ってきました。 中国最大の旅行サイト「Ctrip」×「メディコム・トイ」の日中コラボ 今回のプロジェクトメンバーは中国最

          BE@RBRICK×中国10都市コラボプロジェクト―――都市と生み出すポップIP

          トシちゃんと一緒にハッピーライフ!「ソーシャルアイコン」としてのIP活用

          今年、芸能生活45年目に突入する田原俊彦さんの新プロジェクトのプレス発表会を、63歳の誕生日である2月28日に小学館で行いました。 タイトルは「田原俊彦ダブルHプロジェクト」。 「H」の意味は「HAPPY&HEALTHY」。 「トシちゃんと一緒に、心身ともに元気に人生を過ごそう!」というメッセージの活動です。 デビュー45年目の今年をスタートイヤーにして、その先のトシちゃん50周年を目指して、皆で楽しい人生を過ごしていこう!というライフプロジェクト。 50周年と言ったら田原さ

          トシちゃんと一緒にハッピーライフ!「ソーシャルアイコン」としてのIP活用

          「EXPO2025」に参加!コオロギSDGsプロジェクト@多古町

          以前よりここで報告してきました、千葉県多古町でのコオロギを軸としたSDGsプロジェクト。 先日、2025年の関西・大阪万博「共創チャレンジ」への登録、公開がされました! こちらは、多古町において産官学連携で、SDGsを総合的に学習できる施設「Chu’s Field」を創るプロジェクト。 2023年度はその第一歩として、地元・千葉県立多古高等学校の生徒たちと一緒にそのカリキュラム作りをする活動を行いました。 その活動を広く世界に向けて発信し、かつ共感してくれる企業などのパート

          「EXPO2025」に参加!コオロギSDGsプロジェクト@多古町