金田有浩 -キンノジ-

アイデア創造カンパニー(株)サイコー代表取締役。 テレビの世界で30年。 バラエティの企画・演出・プロデュースをやってきた金田の新たなる創作チャレンジ。 心をワクワク刺激する「物語のタネ」を作っていきます。 タネを育ててくれるクリエイターとの出会いを楽しみに。

金田有浩 -キンノジ-

アイデア創造カンパニー(株)サイコー代表取締役。 テレビの世界で30年。 バラエティの企画・演出・プロデュースをやってきた金田の新たなる創作チャレンジ。 心をワクワク刺激する「物語のタネ」を作っていきます。 タネを育ててくれるクリエイターとの出会いを楽しみに。

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エンタメによる地域創生とは!〜『田原俊彦2024』全国ツアー完了〜

11月9日の熊本城ホール公演にて、田原俊彦さんの2024年全国ツアーが幕を閉じました。 7月20日の埼玉県和光市民文化センターから始まり、全国19ヵ所全20公演。 私、今年は20公演中18公演に帯同しましたが、いやはやどこも大盛況。お客さんの層はやはり50代がメインなので、ある意味大きな同窓会⁉︎ そんな同世代を軸に大人たちが集まって、1曲目から総立ちで、踊る踊る! ペンライト振る振る! 「トシちゃ〜〜〜ん」と黄色い声援を絶叫絶叫! と、まあすごい熱気です。 ちなみに、ここ最

    • 「歌謡曲✖️推し活」で新たなエンタメ体験を!

      11月3日、4日に大阪城公園にある「クールジャパンパーク大阪」にて、同ホールを運営する同社と組んで「CLUB THE OSHI☆OSHI」というステージを企画・演出・プロデュースしました。 こちらのステージ、副題が「80’s J-POP CABARET」でして、そこから推測されるように、日本の80年代歌謡曲をガンガン披露する内容になっております。 また、メインタイトルにある「OSHI」は推し活の「OSHI」。 日本ならではのPOPカルチャーアクションである「推し活」を、誰でも

      • 「トシちゃんサンタ団2025ver」第2弾スタート!〜社会課題とエンタメ〜

        経済的に苦しい母子・父子家庭の子どもたちに、田原さんのファンをはじめ世の中の皆さんと一緒にクリスマスプレゼントを贈る「トシちゃんサンタ団」。 昨年この企画を一緒にスタートしてくれたSEGAさんと、今年もおもちゃをプレゼントする活動がスタートしました。 昨年は、およそ70組のご家庭におもちゃをプレゼントすることができ、プレゼントを受け取られた方、そしてプレゼントを贈られた皆さまも心が笑顔になって、皆で心温まるクリスマスタイムを迎えられて本当に良かったです。 今年も1人でも多く

        • 「シニア」の定義は存在しない!定義って何だ⁉︎

          先日新聞で読んだのですが、シニアの明確な定義は存在しないそうです。 また、「高齢者」の定義も「65歳以上が高齢者なのか?」の議論がよくされる現実から見ると、これもまた定義があやふや状態であることは確か。 年金とか介護とかある種の制度の実施運用において「定義」はどうしても必要になってくるとは思いますが、もっと本質的な意味においては、一般的にな義をすること自体が難しいというか無意味ではないのか?と個人的に感じる今日この頃です。 「高齢者」というのはニュータイプ⁉︎ 日本人の平

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        • キンノジ エッセイ
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          14本
        • けもパンファイトクラブ
          54本
        • BEST天国
          46本
        • 吸血鬼尾神高志の場合
          39本
        • 引っ越し仕事人
          10本

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          AI時代に思う「わざわざ」こそが楽しみ⁉︎

          先日新聞の記事で読んだのですが、「早くて5年後にはAI支配の時代がくる」そうです。 こちら、AI研究の第一人者でノーベル物理学賞の受賞が決まったカナダ・トロント大のジェフリー・ヒントン名誉教授の言葉ですから、きっとそうなのでしょう。 AI――― この話題が出ない日はない重要ワードではありますが、それが語られるジャンルもテーマも多岐に渡っています。 この状況、個人的に一昔前の「IT企業への就職」というワードと似ているな、と。 あの時、IT企業は大人気でしたが、その職種や業務内容

          AI時代に思う「わざわざ」こそが楽しみ⁉︎

          歩くパワースポット⁉︎「トシちゃん神社@博多」!

          田原俊彦さんの福岡サンパレス公演の翌日、10月7日より博多駅前「KITTE博多」の11階にある結婚式場「ザ ストリングス 博多」にて、10月11日まで田原さんのポップアップイベント「HAPPY!トシちゃん神社@博多」を開催! (その経緯などはこちらの「田原トシちゃんねる」にてご覧ください!) 情報解禁をした、9月27日にサンケイスポーツさんが丸々1ページで記事掲載をしてくれたこともあり、大きな反響を得ています。 空間で人々をHAPPYに! 今回のポップアップイベントは、会

          歩くパワースポット⁉︎「トシちゃん神社@博多」!

          人生初・スマートボール!

          最近仕事で大阪に行くことが増えたのですが、いつも仕事の相手先に行って、帰りは新大阪駅に直行して駅弁を買って最終便で東京へ――― というパターンのため、全く大阪を感じることのない生活なのですが、ふと以前知り合いから言われた「その土地に行ったらその土地を感じる体験をしないと勿体ないでしょ」という言葉を思い出し…。 この前、急にポコっと3時間ほど時間が空いたので、行ってきました! 「新世界」 折角ならディープなところへ、と思いまして。 天王寺の駅から天王寺公園を抜けて天王寺動物園を

          人生初・スマートボール!

          万博に「火星の石」が!宇宙とエンタメについて

          来年4月に開幕する大阪・関西万博の目玉として「火星の石」が展示されることが発表されました。 これは、2000年11月に南極の昭和基地近くで日本の観測隊が採取した火星由来の隕石。 大きさは、ラグビーボールほどで重さは13キロだそうです。 国立極地研究所(なかなかすごい名前ですね)の分析によると、一千万年前に火星を離れ、数万年前に地球に到達したとみられるそう。 これが火星由来のものと判断された理由は、隕石内部の希ガスの成分によるそうですが、なぜそう判断できるのか?は私では全くわか

          万博に「火星の石」が!宇宙とエンタメについて

          「ザ・テレビ」とは何ぞや

          8月31日に田原俊彦さんの仙台公演があったのですが、今回ミヤギテレビさんに主催していただき、その流れで公演前日の30日、ミヤギテレビ「OH!バンデス」に田原さんが生出演しました。 裏側も含めたその模様はこちらの「田原トシちゃんねる」をご覧ください! 観ていただけると分かりますが、単にスタジオに出てコメントをして、という内容ではないのです。 「OH!バンデス」のスタッフの皆さんのお陰で、とにかく面白いものになりました。 田原さん出演パートの放送が終わった時に、ミヤギテレビの皆さ

          「ザ・テレビ」とは何ぞや

          命名権をもっとクリエイティブに⁉︎

          9月3日・4日と田原俊彦さんの東京公演が行われました。 7月20日の和光市での初日から、群馬、神戸、名古屋、広島、仙台ときての7ヶ所目。 ステージも熟してきまして、ステージと客席が一体となった素晴らしい時間が生まれていました。 この公演、行われた場所は「LINE CUBE SHIBUYA」。 そう、昔の「渋谷公会堂」です。 ステージトークで田原さんも話していましたが、日本テレビの音楽番組「ザ・トップテン」が毎週月曜ここから生放送されていたことをはじめ、ミュージシャンにとっては

          命名権をもっとクリエイティブに⁉︎

          新規事業創造に大切なリーダーは指導者ではなく「始動者」

          先日、新聞の記事に「青山社中」筆頭代表・朝比奈一郎氏のインタビューが載っていました。 そこに書かれていたのが、リーダーについての話。 端的に書きますと、日本は「リーダー=指導者」、米国では「リーダー=始動者」だということ。 もう少し説明しますと、日本では「部下に慕われて仕事を円滑に進められる人」を良きリーダーと呼ぶのに対して、米国ではそれは管理職が担うマネジメント業務であり、リーダーとは「時に部下に嫌われたりしても、リスクを取って新たな取り組みを始め、自ら動いていく人」と指す

          新規事業創造に大切なリーダーは指導者ではなく「始動者」

          夢のIPネーム!ディスコ「マハラジャ」

          先日、ある仕事の視察で「マハラジャ六本木」に初めて行ってきました。 場所は六本木交差点のすぐ近く、芋洗坂をちょっとだけ下ったところ。 火曜の夜でしたが、フロアにもVIPルームにもお客さんがしっかり!盛り上がっていました。 どんなお客さんがというと、56歳の私と同級生風な感じ。 皆さん、キラキラした笑顔で楽しんでいらっしゃいました。 お店の方に聞いたところ、日曜の昼営業がとても人気なんだそうです。 なるほど、納得。 1982年大阪で誕生、東京進出は1984年「マハラジャ麻布十

          夢のIPネーム!ディスコ「マハラジャ」

          「企画」というお仕事/フリーで働くということに絡めて

          私、「株式会社サイコー」という名前で活動をしております。 「サイコー」は漢字で書くと「最考」。 自画自賛宣言の最「高」ではなく、最も「考」えるという意味。 シンプルに言うと企画作り業です。 今回は私にとってのこの「企画」という行為?仕事?について、つらつらと書いてみたいと思います。 フリーになる知り合いが増えている今日この頃 私が社会人になった時からお世話になった、古巣の日本テレビを退職する知り合いが最近ポツポツと出ておりまして、その流れでお話をすることがあります。 それ

          「企画」というお仕事/フリーで働くということに絡めて

          大切なのは「肌」で感じること⁉︎ディズニー&競馬の生み出す「体験」

          米「ウォルト・ディズニー」が、世界各地のテーマパークやクルーズ船の拡張計画を発表しました。 昨年9月に今後10年間で600億ドル(8.8兆円!)の投資を行うと発表しており、その一環だそうです。 その内容は、アニマルキングダム(フロリダ州)では「インディ・ジョーンズ」、マジックキングダム(フロリダ州)では「カーズ」、カリフォルニア州のテーマパークでは「アバター」、ハリウッド・スタジオ(フロリダ州)では「モンスターズ・インク」、フランスの「ディズニーランド・パリ」では「ライオンキ

          大切なのは「肌」で感じること⁉︎ディズニー&競馬の生み出す「体験」

          弱さも強み。プロレスはとってもダイバーシティ社会なのだ⁉︎

          先日記事で読んだのですが、プロレスラーの浅井嘉浩さんがプロレス文化PRでメキシコから表彰されました。 リングネーム「ウルティモ・ドラゴン」。 日本に本格的なメキシコプロレスの魅力を根付かせた日本人レスラーの象徴とも言える方で、日本のみならずメキシコはもちろん、全米でも大活躍されています。 「新日本プロレス」新弟子検査、不合格! そんな浅井さん、レスラーを目指したきっかけはテレビで見たアントニオ猪木さんと、初代タイガーマスク佐山聡さんへの憧れだとのこと。 実は、時を経た浅井

          弱さも強み。プロレスはとってもダイバーシティ社会なのだ⁉︎

          「イチゴ愛」に見る日本のエンターテイメント・マインド

          先日ある記事で読んだのですが、イチゴの生食での消費において日本は世界一なのだそうです。 品種においても、日本の登録数は310種(2024年6月末現在)で、その数は世界の品種の半数!を占めるとのこと。 一方、世界のイチゴの生産量を見ると、2022年の世界の生産量957万トンのうち、トップは中国の335万トンで日本は16万トンで11位。 生食する量が世界一にして品種改良数も世界一、でも生産量はベストテン圏外。 ここから見る日本は、「イチゴ愛」は世界一な国という姿が浮かびあがってき

          「イチゴ愛」に見る日本のエンターテイメント・マインド