「企画」というお仕事/フリーで働くということに絡めて
私、「株式会社サイコー」という名前で活動をしております。
「サイコー」は漢字で書くと「最考」。
自画自賛宣言の最「高」ではなく、最も「考」えるという意味。
シンプルに言うと企画作り業です。
今回は私にとってのこの「企画」という行為?仕事?について、つらつらと書いてみたいと思います。
フリーになる知り合いが増えている今日この頃
私が社会人になった時からお世話になった、古巣の日本テレビを退職する知り合いが最近ポツポツと出ておりまして、その流れでお話をすることがあります。
それぞれの希望によって新たな道を選ばれた皆さん。
その選択と今後の活動に対して私が何か言うことはないですし、もちろん役に立てることがあれば何でもやります、という気持ちです。
ただ、役に立つ、ということからすると、42歳で日本テレビを退職して44歳でLINEを退職して完全フリーになってからこれまで、正直言って行き当たりばったりですので、何のヒントやメソッドも伝えられず、、、。
その点については、全く役に立っておらず、大変申し訳ないと思っております。。。
そんな会話をしている中で、ふと、「『企画』っていうのはどんな仕事なんだろうな自分にとって」と思ったわけです。
「企画」を作るという仕事
私が企画を作る状況というのは2つあります。
1つ目は企画作りをオーダーされる場合です。
コンサルやアドバイザー契約をさせていただいているクライアント企業さんとのやり取りの中で企画作りをする、または、新規のクライアントからスポット的に企画作りをオーダーされるというのが、これに当てはまります。
既に固定のフィーをいただいていたり、フィーのお支払いが確定していたりしますので、ビジネス的な保証が既に成立している状態です。
もう1つは、自分が勝手に企画を思いついちゃって企画書を作る場合。
こちらは、企画書を作成している時点では、全くビジネス的・経済的な保証はゼロ!
私、フリーになりまして十数年経ちますが、振り返りますと、圧倒的に後者が多いです。
それらの企画の中で、ビジネス的に成立するものの数は限られています。
仕事において効率が重視される今の世に照らし合わせると、非常に効率は悪いです。
ちなみに、バンバン企画が通る方ももちろんいますから、これはあくまで私の場合の話ですが。
企画を作っている時点でココロの利益は得ている⁉︎
私、結果はともかくとして企画を作っている時点では、これは絶対に成立するな、と思っています。
で、その成立した先、それによって世の中の人がどんな風にハッピーになるかを思い浮かべて、わくわくしております。
実はここが自分にとってのポイントというか、企画作りを私が続けられている理由なのではないかと思います。
私、「わくわく」という対価を企画作りをしている最中に既に得ているのです。
もちろん、だから成立しなくていいという訳ではないです(成立しないと、クソーッと思いますし)が、企画作りという行為そのものに楽しみを感じているので、結果に関係なく、企画作り自体が無駄だったと思うことは全く無いのです。
それは、クライアントからのテーマでも自分でふと思いついたアイデアでも変わりません。
フリーでやっていく上でいくつかの大切なポイントはあると思いますが、私なりに思うのは、「自分で勝手に続けられるものがある」ということかな、と。
続けられるには、その行為がもたらす外的成果ではなく、その行為自体が自分の心を幸せにするということが必要で、私の場合は、それが「企画作り」なのだ、と。
本当に勝手に続けられますからね。
かかるお金もスタバのコーヒー代くらいですから。笑
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