「トシちゃんサンタ団2025ver」第2弾スタート!〜社会課題とエンタメ〜
経済的に苦しい母子・父子家庭の子どもたちに、田原さんのファンをはじめ世の中の皆さんと一緒にクリスマスプレゼントを贈る「トシちゃんサンタ団」。
昨年この企画を一緒にスタートしてくれたSEGAさんと、今年もおもちゃをプレゼントする活動がスタートしました。
昨年は、およそ70組のご家庭におもちゃをプレゼントすることができ、プレゼントを受け取られた方、そしてプレゼントを贈られた皆さまも心が笑顔になって、皆で心温まるクリスマスタイムを迎えられて本当に良かったです。
今年も1人でも多くの子どもたちが笑顔のクリスマスを迎えられるよう貢献できたらと思います。
社会課題はエンタメ活動創造のタネ⁉︎
今年はこのおもちゃをプレゼントする取り組みに先立ち、7月からインバースネット社と共に「トシちゃんサンタ団デジタル部」という活動もスタートしています。
こちらは、今年のクリスマスに母子・父子家庭にパソコンをプレゼントする活動。
学校でもデジタルデバイスを使うのが当たり前になっていますが、それ以上に職場での使用は当たり前(98%の企業がデジタル機器を導入しているとの統計も)。
ただ、スマホネイティブ世代のお母さんはパソコンの所有がなく、それゆえ事務職などへの就職が困難になっているという現状があり。
パソコンを買うのは経済的負担が大きく、その解決に少しでも貢献しようということで、この「デジタル部」がSEGAさんとの取り組みの「おもちゃ部」に引き続き、サンタ団の活動第二弾として今夏にスタートしました。
こちらも多くの方にご参加いただき、今年のクリスマスに何台かのパソコンをプレゼントすることができそうです。
サンタ団は、シンプルに言いますと「参加型エンタメ」です。
この言い方が良いかわかりませんが、その活動企画のタネは「社会課題」です。
ある特定の課題があり、その解決に貢献する活動をする/創造する、というフローなのです。
エンタメビジネスとは人の心を豊かにするサービス
先日、私がずっと大変お世話になっているレコード業界の大先輩とお茶をした時に仰っていた言葉があります。
「実業視点でエンタメを作ろうとする風潮は良くないね。我々は虚業としてもっとプライドを持って世の中に貢献していかないと」。
自分もそう思います。
私、ビジネスの最高の形は、お金を払う人が「ありがとう」と言って払うというものだと思っていますが、それが一番わかり易く実現するのがエンタメの世界だな、と。
その具体的サービスを従来からあるエンタメサービス(コンサートとか映画とかいうこと)に限らず、新たに拡大、創造していくことが大切だし、面白いな、と。
世の中の人の心を豊かにする―――
というシンプルかつ究極の目標に向かう道/方法はさまざまですし、かつまだまだ色々と開発できるに違いありません。
そのヒント?になるのが、実社会にある社会課題。
虚業のクオリティと可能性を高めることで、実社会を良くしていくことに少しでも貢献していく。
そこに人々の笑顔を生み出し心を豊かにするサービス。
エンタメって不思議で面白くって素敵ですね。