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透明な記憶の夢

思い出される記憶はすべて無色透明だった。
素朴なあいつの顔が浮かぶ。
朝ごはんを食べるのは決まって
太陽が西に沈む時間だった。

砂を食べているように味がしない事も、
不規則な生活も、すべては心の痛みから始まる。
あの頃の葛藤に比べれば
波が引いたように静かになった。

いつかの約束を紙一面に書きだす。
頭の中は架空の世界でいっぱいだ。
その世界に入るための鍵は
ぐっすり眠ることにある。
彼の動くことのない決意を
小指でなぞる。

光のような存在の彼の背中には
ドーナツのように甘い時間が流れる。
まだ夢を見ている最中、枕の上で
カラスのような闇が
いとも簡単に心を覆う。


言葉の羅列から生まれるストーリー

無造作に無作為に言葉を羅列する
そのままの順番でストーリーを作る

今日はこの羅列↓↓↓
無色透明、素朴、朝ごはん、西、砂、不規則、痛み、葛藤、波、約束、一面、架空、鍵、ぐっすり、動かない、小指、光、背中、ドーナツ、枕、カラス、簡単


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