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君と僕との価値観が同じなら良かったのに

言葉の羅列から生まれるストーリー

無造作に無作為に言葉を羅列する
そのままの順番でストーリーを作る
今日はこの羅列↓↓↓

結末、瞳、太陽、価値観、湯気、存在感、魂胆、趣味、年齢、自覚、敬愛、素材、共通点、困る、詩集、煙、解釈、挑戦、定着、音楽、図書館、答えて、妄想、交換、素敵な、カフェ、出会い、時間軸、納得、道具、日曜日、勝利、偶然、積もる、家庭環境、恐ろしく、漫画、飛躍、紡ぐ

この物語の結末は誰も知らない。僕と青空の間で君は大きな瞳を太陽のように輝かせて笑いかけてきた。君と僕との価値観が同じなら良かったのに。
ほっぺから湯気が出そうなほどに見つめてくる君という「存在感」は、何かの魂胆があるんじゃないかと僕をヒヤヒヤさせる。趣味も年齢も全く違う僕たちは君とのギャップで精神的な差を自覚させられる。敬愛する君の母上に「私の娘という素材を使って、共通点を見つけてきなさい」なんて言われて本当に僕は困っているよ。そんなものがあるとは到底思えないからね。

君が手に持っている詩集を横目で見る。僕のタバコの煙が君をかすめる。
この詩たちは何個の解釈ができるのか、そんなことに挑戦したくなる。こんなことに意味があるのかすら分からないけれど。
何時間もいたからだろうか、すっかり定着した音楽は図書館のように静かなメロディで、詩の答えを探すのにはぴったりだった。
そうだ、君の妄想と僕の妄想を交換してみよう、きっと素敵な答えが見つかるはずだから。この詩なんてさ、カフェで出会った二人の物語りで、時間軸がずれるだけで意味が変わってこないかい?納得するように頷く君は猫型ロボットの道具のように首を動かす。明日は日曜日だ、今日はゆっくり語ろうじゃないか。この詩の答えは僕の勝利で偶然ではないはずだ。積もる話しは家庭環境のせいにして、恐ろしく漫画のような世界だとしても君はだからこそ飛躍できるって、詩に書いてあるから、言葉を紡いでいこうよ。

あとがき
複雑な人間関係や内面の葛藤を描写しています。それぞれ異なる背景や価値観を持ちながらも、お互いを理解し合おうと努力しています。

主人公は大人の男性、敬愛している女性とその娘が登場します。
男性はきっと何か人生にとって大きなものが欠落している人。だから、敬愛している女性から、純粋無垢な女性の娘を見て主人公に何があって何がないのかを見極めなさいと言われます。
彼女は詩集を手にしていたので、これは唯一の共通点だと感じ、二人の独特な世界観により理解し合おうとしています。
最後には、積もる話とありますがこれは何を示唆していると思いますか?
これは、敬愛してる女性とその娘のことを言っています。積もる話とは彼女が相談した話や口にした言葉それらはすべて君のせいなんかじゃないよ、それは全部家庭環境のせいにすればいいさ!彼女が話す、恐ろしくて漫画のような世界とは家庭環境へ直結します。外からだと分からない彼女と母上との間にあるものは、彼女のせいではないんだと主人公は伝えています。

それを聞いたか、察した主人公は答えを探そうそしていた詩集を差し出し、君はこういう辛さで悩んでいるかもしれないけど、君はそれを知ったからこそ飛躍できるってほら、詩に書いてるでしょ。だから君の言葉をちゃんと紡いでいこうよ。

私はこういう解釈をしています。
みなさんは、この詩を読んでどんな風に感じたでしょうか(*´▽`*)
人それぞれ感じ方が違うんだと思うと、その道の世界に私はワクワクします(/・ω・)/

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