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軽い接触事故は気にしない。

■バイク販売市場が不振。
・最近のベトナムNEWS(2023年10月26日付)、「ベトナム二輪車製造者協会(VAMM)データより、23年1月〜9月期のガソリンバイク販売台数180万台超(昨年同期比230万台)、バイク販売市場が不振で供給が需要を上回る」。
・バイクメーカーやディーラーは多くの割引をするも顧客数が減少した状態であり、在庫数が増加し今後は更に価格が下がる事が予想される。

■バイク需要が飽和状態。
・割引も様々なカタチが用いられ、「車種によるが6,000円~12万円以上の割引適用」、「バイク購入で景品プレゼント」、「1万2200円の登録無料」、「Apple AirPods2」等が提供される。
・今後、さらに販売台数が伸び悩む事が予測され、そのうち限定で「最新版iPhoneプレゼント」等の更なる魅力的なキャンペーンも行われるだろう。

■家庭のモビリティ事情。
・家庭のモビリティ事情は日本が「一家に車一台で他の移動手段としては自転車」とすれば、ベトナムは「一家にバイクひとり一台ずつで車無」がスタンダードだろう。
・多くの若者は20万円ほどのバイクに乗り、中には60万円ほどのバイクを所有する、更にバイク好きバイクにお金を掛けられる層も一定数おり彼らは200万円~400万円台の外国産バイクを楽しむ。時には「ハーレーダビッドソン愛好家」と思われるバイク集団を街中、高速道路で見かけたりする。
・日本人の感覚としては外車をTシャツと短パンにサンダルで運転する感覚はほぼないが、ここは東南アジア、ベトナム人は平気で軽装な格好で運転するものだから、一旦バイクや車から離れるとこの人がお金持ちなのかどうか見た目では分かり難い。
・以前私の会社のドライバーが運転中に高級外国車の後部に衝突してしまった、怪我人も無く互いの車両のキズも分からないほど軽い接触だったことが不幸中の幸いだった。
・「高級外国車から、どんな運転手が降りてくるのだろう」、と思っていたら案の定Tシャツ、短パン、サンダルで、少年の様にあどけない若者が運転していた、若者曰く「私の前の車が突然止まったので私は急ブレーキをかけてしまった」、会社のドライバー「あっそういう事だったんだね、ごめんね」、と会話を交わし、保険会社、警察に連絡せず事を終えた。
・これは珍しいケースではなく、何度も接触事故を見かけたが余程の大事故でない限り概ね上述のような流れで解散するのもまたベトナムのスタンダードなのだ。

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