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タバコ天国。

■機能しない喫煙防止法。
・最近のベトナムNEWS(2023年12月15日付)、「喫煙率54→39%減少も、ベトナムの喫煙防止法は上手く機能せずこの1年以上の間16件の違反(罰金1,000円~2,500円)のみ」。
・「喫煙防止法は10年以上にわたり施行されるも、公共の場での喫煙の取り締まりに課題が残る」。

■ベトナムは15歳以上が喫煙。
・喫煙関連死は毎年4万人以上というデータもある​。保健省データ、「国内15歳以上の男性38.9%が喫煙し、世界的にも高い割合である」と指摘される​​。
・罰金を科すためには時間や場所、画像などの明確な証拠が必要となるが。ハノイ市ホアンキエム区では、「公共の場での喫煙を報告するためのアプリが導入されたが、1年以上の間にわずか16件の違反が罰せられただけであった」​​。

■何時でも何処でもタバコ吸い放題。
・「喫煙防止法は特に政府機関や企業などの組織内では効果を発揮しているが、一般社会ではまだ広く受け入れられていない」。
・多くのベトナム人男性は街中で、飲食店内で、バイクを運転しながらタバコを吸うが。これはごく日常の光景なのだ。そしてポケット灰皿なんてものは携帯しておらず当然のように道端に吸殻を放り捨てる。
・ベトナムは今では禁煙カフェやレストランは多くなったが、それでもまだまだ多くの飲食店では喫煙可能で喫煙者は灰皿代わりに灰や吸殻を床に落す、そして店主はその行為に対して怒る訳でもなく当り前のように受入れる。これもまたごく普通のベトナムの光景である。

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