聖書や日本書紀、平家物語などを読みながら、「日本」について外国人に説明するにはどうしたらいいかとか、農村部の論理と都会人の論理がどう違うかと言ったことについてのヒントを考えていま…
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2018年10月の記事一覧
どんな体制でも、それで生活している人がいると言う事。
「宿所には女房達、死したる人の生き返りたる心地して、うれし泣きどもせらりけり」
(平家物語 巻三 第三十句 関白流罪)
藤原行隆さんは、左少弁と言う官職についていたのが解任され、十年以上に渡り、無職の状態でした。
そこへ、平清盛さんからの呼び出し。さては、誰かが告げ口したか、
処罰されるのではないかと恐れおののきながら出向いてみると、
清盛さんは、行隆さんのお父様の顕時さんにはお世話にな
「地」が出来て、人の食物が生まれる。
旧約聖書の天地創造物語では、第一日目に「光」が創造され、第ニ日目には大空の上と下に「第一物質=水」が分離される形で、「大空=天」が生じてきます。
第三日になると、神様は、
「天の下の水は一つ所に集まれ。乾いた所が現われよ」と仰られます。
そして「神は乾いた所を地と呼び、水の集まった所を海と呼ばれた。神はこれを見て、良しとされた。」とあり、
足掛け2日で、天・地・海が誕生した有様が描かれるの
第一物質=水の分離~天地の創造
「神は言われた。『水の中に大空あれ。水と水を分けよ』
神は大空を作り、大空の下と大空の上に水を分けられた。
神は大空を天と呼ばれた。(創世記第1章6-7節)」
メソポタミア神話や聖書神話で第一物質と考えられている「水」。
聖書神話では、その水を分ける形で天地の創造が始まっています。
神様が「水の中に大空があれ。」と言われて、
水と水が空の上と空の下に分けられ、分けられた水と水の中間にあ