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ミーニングノートが1年続いたレポ

この3月末で、『ミーニングノート』が1年続きました。
友だちに教えてもらって、ズボラな自分がこれは1年間続いたっていうなんとも不思議なノート術。

人生ではじめての体験だったので、せっかくなのでレポを残します。


『ミーニングノート』とは

これは1日に3つ『チャンス』を書き出して、定期的に見返すと、自分だけの成功法則が見つかるよーっていうノート術です。

提唱者の山口智恵さんの記事はこちら。

前に私が3ヶ月時点で書いた別記事はこちら。

1年続いたミーニングノート

ミーニングノートで見つけた『自分なりの成功法則』

『成功法則』といってもそんな大げさなものじゃなくて、ひとつひとつはとても些細なものです。
でもそれぞれが自分が体感したエピソードと結びついているから、「そうそう!」と納得感があります。

①自分の感覚をしっかり感じて、書き残したときにすごく充実感を感じる

自分の感じた感覚を面白がって、それを残したときすごい楽しい!!
自分の時間に浸って大切に扱えたという幸福感を感じます。
あんまり言葉にしすぎるのもアジがなくなってしまうような気がして、なんとなくですが。

これは主に作品を見るときに感じたことで。
今はSNSの投稿、口コミ、レビューと事前に人の感想がいくらでも見られる時代。
私の場合、それを見すぎると流されちゃう感覚があるんですよね。
よい評判だと知ってる映画を見に行くのが、自分が本当に感じた体感より、『その”評判がよい”ということを確認しにいく作業』になってしまっている感じがして。

せっかく文章を書く習慣も始めているし、まっさらな状態で見に行って、感じたことを文章に残そう! とやってみたら、すっっっごく楽しかった!
作品にじっくり向き合ってすごくいい時間を過ごせたな、こんな時間を人生でもっと増やしていくと、『私の人生』という充実感も増すだろうな~って感じました。

②1人カラオケがめっちゃストレス解消になる

前からたまに行きたくなったときに行っていたんですけど、スッキリぶりが記憶以上だったので書いておきました。
1コーラスだけ歌ったり、追いつけなかったら即やめたり、1曲を練習しまくったり、なかなか人と共有できない歌を歌うのは解放感ありますね~。喉から声を出すっていうのも、エネルギーが循環する気がする。

③体調が悪くなると一気に余裕がなくなる

不調が出ると、途端にカリカリ人間と化します。
「大病だったらどうしよう…?!!」と悪い想像をしてしまうクセがあるんですよね…。

でもこれは「気にしないでおこう!」「そういうこと考えてると余計にそうなるよ!」精神で解決することでもないな、とも思いました。
なぜならノート内で何回も残っているので。

なのでなるべく自分を一番にする。あと人にあまり近寄らない。
とにかく休んで、好きなもの見て、他人にこの不安を解消してもらおうと思わないようにしました。

④Notionで情報をまとめるとやる気出る

Notion、ありがとう。
やらなきゃいけないことをプロジェクト化してスケジュールやタスクを書き出したり、欲しいものをまとめたページを作ったり…。

数字は苦手なんですが、情報がデジタルデータ化されてまとめられてると、わけもなく高揚感を感じる。
『自分だけのバーチャル図書館』って感じがしてワクワクする。

推し動画の好きな場面や発言をまとめて、そこから元データに飛ぶリンクを貼るのもいいですよ〜。見返して元気になれる。

⑥パニールパラグ好き

ローカルインディアのおいしい

月一で食べたくなる。
幸せがチャージされる。
あのチーズ美味しいよね。

続けるコツはとにかく考えすぎないこと

ズボラなりに、ノートを続けるポイントは『考えすぎないこと』かなーと思いました。

①間が空いても気にしない

ほぼ毎日分書いたけれど、まとめて書いた日もあるし、旅行に行ったり風邪で寝込んでいたときは1週間分くらい空いてます。

これまでだったら完璧主義が発動して途中で挫折するのがいつものパターンでした。「間が空いちゃった…自分やっぱり続かないな…」「もう白紙だらけのページ見たくないし、いいや…」みたいな。

けれどミーニングノートは空いても数欄~1見開きだし、「まあいっか、仕切り直そ〜」と気にせず続けられました。
『完璧主義ほど続かない』を痛感していたここ数年。「まあいっか」で仕切り直せるようになってきたのが、個人的に嬉しいです。

②普通のことを書いたっていい

「自分の成功法則がわかる!」「1日で感じたチャンスを書こう!」となると、「何か立派な気づきを書かなきゃ!」と力んでしまうこともありました。
真剣に取り組むのは悪いことではないけれど、力が入るとすごく時間がかかるし、労力も増えてしまう。

いいんです。
何も思い浮かばない日は「ラーメン食べて美味しかった」とか他愛のないことでも。
そんなのでも見返してみると「やっぱラーメン食べると私は幸せな気分になるな!」「今度行ったことない駅で降りて、評判のラーメン屋さんに行ってみようかな~」とつながったりします。

番外編:ウィークリー手帳でもいいかも

これはちょっと番外で、「私はやらなかったけど、人によってはこちらの方が続きやすそうと思うこと」です。

私はA4ノートに毎週手書きで日付と線を書いていました。が、人によってはここの手間を省くために最初からウイークリー手帳を使うのがいいかもしれない。
実際、私も週頭がバタバタしてるとこの作業で遅れてしまうこともあり…。ルーティーンができてくると、見慣れた自分の字で全部構成されてる紙面が楽しくなってきて、結果的には乗り切れましたが。

もし手帳にするなら、バーティカル式で、左ページに日付、右ページが自由ページなのが使いやすいと思います。

ミーニングノートのよかったところ3つ

日記のようで日記じゃない、ミーニングノートならではのよかったな~!と思うのは、『チャンス』という概念ですね。

①1日3つまでのチャンス&短くまとめるところ

本当~~に私はズボラで、今まで日記が続いたこともなかったし、進研ゼミは週末にまとめてやろうとするタイプだったので、ミーニングノートがこんなに続いたことに我ながら驚いてます。

で、「何でこんなに続けられたんだろう?」って考えたときに、一番感じたところがこれでした。

1日3つの『チャンス』で書く。
かつ、1~2行内に収めること。

これは実際に、ミーニングノートの本で山田さんがポイントとしています。日によっては3つのチャンスじゃ足りないと感じることもあるし、長文で書きたくなるときもあります。
そんな日でも、3つに、かつ最大でも2行で収めること。
「こんなの選べない!」と思う日でも、削ぎ落として、簡潔に書く。
すると、「何に一番心が反応したんだろう?」って考えて、残る言葉が深まるんですよね。要約力の練習にもなる。

逆に、時間がなかった日や、取り立てて何も起こらなかったと思えた日でも、3つのチャンス&1行で書けばいいと思えば意外と書けるんです。
どうしても何もないよ! という日は、上で書いたように「ラーメン美味しかった。次は塩ラーメンにしよう」でいいんです。

②忘れない

前の記事にも書きましたが、やっぱりこれはよかったですね。
『忘れない』。

人から言われた嬉しい言葉や、見聞きして印象に残った言葉、動画を見て「実践してみたい」と思った言葉。放っておくとどんどん頭から抜けていくので、一言でもノートに「こういうことを聞いた!」「これ試してみよう!」と書いておく。
書いただけでも、自分の記憶に残る。

私は一個人はそれぞれ世界を形成していると思っていて。
自分がどんな世界を作っているかは、結局『どんなことを覚えているか』と感じています。

だから『忘れない』ことで、自発的に自分の人生を作り、楽しむことにつながる気がします。

③積み重ね感がある

加えて、書き残したことを実践して「こういうことかな?」「こうしたらもっと自分にしっくりくるかな?」と感じていった『積み重ね』も見えてくるのが面白いです。

一週間ごと、一ヶ月ごとに「このチャンスとこのチャンスはつながってるな~」と確認してペンで結んでいきます。繰り返していくと、見返したときに「この時の自分、このトピックに興味あったんだな~」「こんな流れでこれにたどり着いたんだ」って目に見えてわかります。
すると気づきがどんどん深まるんですよね。

関連する情報にさらに出会ったり、友だちと話してるときに思い出して盛り上がったり。
そうなるとさらに『忘れない』

例えば私の場合は、去年5月頃に『引き寄せ』に改めて興味を持って、今はすごくいい情報に出会って「自分を大切にラクに生きるってこういう感じなのかも!」と、感覚が一気に変わりました。

まとめ:自分のチャンスを集めるって楽しい!

「日記を続けてみたいけど、なかなか続かない…」「せっかく書くのだから、後で読んで面白い書き方をしたいなぁ」と感じている人には、ぜひ試してみてほしい書き方だな~と思います。楽しい。

自分の日常に溢れているもの、だったらもっとこういうものも増やしていきたい! って気持ちになります。

2年めも続けながら、上で挙げた山田さんの本も見返して、さらに付き合い方を深めていきたいなー。






















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