SAgAN Report Diary

素人の、素人による、素人のためのサガン鳥栖観戦記。 サガン鳥栖の試合戦術を分析して、分かりやすく説明できるように心がけています。 動画サイト : https://www.youtube.com/channel/UCooSCHGy04X3zqXH3xNnchQ

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素人の、素人による、素人のためのサガン鳥栖観戦記。 サガン鳥栖の試合戦術を分析して、分かりやすく説明できるように心がけています。 動画サイト : https://www.youtube.com/channel/UCooSCHGy04X3zqXH3xNnchQ

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    当ブログ(筆者)について

    「素人の、素人による、素人のためのサガン鳥栖観戦記」 と銘打ち、サガン鳥栖の戦術に関する記事を書き続けてほぼ20年が経ちました。いつか優勝できる日を夢見て、サガン鳥栖のサッカーを楽しみながら、応援しています。 ■ 略歴 1995年: 松永・青島を見に鳥栖フューチャーズ初観戦。 1997年: サガン鳥栖発足から本格的に観戦開始。 2001年: サガン鳥栖の戦術・戦評サイトを開設 『SAgAN Report』 2004年: 戦術ブログ開設 『SAgAN Report D

      • 今年のサガン鳥栖は「おもしろくない」を探る。

        はじめに シーズン開始前の期待値の高さとは裏腹に、なかなか結果を残せないでいるサガン鳥栖。 リーグ戦も8試合終わって14位と波に乗れず、ルヴァンも第4節の札幌戦で大敗を喫して今年もルヴァンの予選突破は限りなく赤に近い黄色信号が点灯してしまいました。 「試合に負けても勝負には勝っていた」 試合もあった昨年が、今年は 「試合も勝負も勝てていない」 ような試合が多くみられる現状。 結果を残せないばかりか、今シーズンのフットボールは 「おもしろくない」 と、試合後に根本

        • 名古屋グランパス 対 サガン鳥栖 (プレミアWEST 2023)

          2023年シーズン、プレミアウエスト初のアウェー遠征は名古屋。 開催日前日の夕方にセントレアに到着し、豊田市に入ったのはすでに夜ということで、何の気なしに駅前の台湾ラーメン屋さんに入った時のことです。 テーブルについて注文を終えると、ちゃぶだいさんから、ウルトラクイズの福留さんばりに 「あれを見よ!」 とのサインが。 おそるおそる見てみると… 隣のテーブルで  監督 田中!  コーチ 日高!  GKコーチ 五藤!  トレーナー 福田! の鳥栖アカデミースタッフ四天王が台湾

          • 2023 第4節セレッソ大阪 対 サガン鳥栖

            第4節セレッソ大阪戦は、残念ながら1-2で敗れてしまいました。 最終盤に風智のゴールで1点取り返し、この勢いでなんとか同点にというムードになったのですが、長沼の退場によりジエンド。 残念ながらいまいち波に乗れないまま試合を終えることになってしまいました。 今回は、ピンポイントとなりますが、セレッソ戦の2失点目に焦点を当てて振り返ります。 この失点は、少しのミスが積み重なっていった結果に崩されたものであり、その状況を生み出してしまったプロセスを探ります。 シーン1 スローイ

            サガン鳥栖担当審判勝敗表(2022年度)

            どうも。審判との相性はあると信じてやまないオオタニです。 2023シーズンも3試合を終えたのですが、おやっと思って、2022年度の担当審判の勝敗を調べてみました。 ふむふむ。2022シーズンとほぼほぼ同じような結果となりました。 どうやら相性は継続しているような気がします。 ちなみに、特筆すべき人がひとり。 それは西村さん。 2022シーズン、1試合担当してもらったのですが、負けています。 実は、以前も、Blogで2014シーズンから2018シーズンを調査したのですが

            サガン鳥栖U15のみなさんへ(2022)

            サガン鳥栖U15のみなさん、3年間の活動おつかれさまでした。 また、保護者のみなさまも、選手の皆さんのいろいろな面でのサポート、大変おつかれさまでした。 そして、お別れサッカーの際には、お邪魔させていただいて本当にありがたかったですし、ましてや素晴らしい思い出となる写真の盾を頂き、本当にありがとうございました。この場を借りてお礼申し上げます。 みなさんの年代は、先輩たちが高円宮杯を2連覇して引き継いだ代ということもあり、通常の代以上のプレッシャーを感じていたかもしれません

            2023 第2節ガンバ大阪 対 サガン鳥栖

            第2節 ガンバ大阪戦のレビューです。スタメンはこちら。 試合開始早々、サガン鳥栖が連続コーナーキックから何度も決定的なチャンスを得ます。ターゲットは1本目が西川、2本目も西川、3本目が小野、4本目も(福田が手前でさわったけどおそらく狙いは)西川だったので、セットプレイは西川に触らせてからゴールエリア内で合わせる形が狙いだったのかと思われます。この流れで得点取りたかったですね。特に原田のシュートは、ふっきれるきっかけとなる意味でも決めてほしかったかなとは思います。残念ながら先

            2023 第1節 サガン鳥栖 対 湘南ベルマーレ

            雨中の開幕戦となってしまったサガン鳥栖対湘南ベルマーレ。 ボールをしっかりと回していきたい鳥栖にとってはピッチコンディション的には味方になってくれず。 冷たい雨が降りしきる中、試合展開自体も天候同様どしゃぶりの開幕となってしまいました。 湘南の先制点 湘南の選択は当然のことながら前から行く、 鳥栖の選択も当然のように前から行く、 お互いにシーズン開幕に対する意気込み、そして有り余っている体力によって生み出されたトランジション合戦だったのですが、早々に結果を示したのは湘南で

            サガン鳥栖の見どころ7選(2023年度版)

            いよいよJリーグも2023年シーズンが開幕します。 シーズン開幕前の高揚感は、毎年この時期にしか得られないスペシャリティなものですよね。 さて、その高揚感が何を源泉としているものかというのを形にするべく、今シーズンのサガン鳥栖の見どころを7選としてまとめてみました。 見どころ1 システムと戦術 川井監督が着任してから2年目を迎えるサガン鳥栖。 昨年の開幕のころは、監督が交代した上に大幅に選手が入れ替わる中でのスタートでしたが、シーズン序盤は積極的にポジションを入れ替える大

            2023年度 サガン鳥栖U18 スカッド

            関係各位の皆さん、プレミアファイナルおつかれさまでした。 いままでのサガン鳥栖では考えられない非日常であるような空間がめちゃめちゃ楽しかったですね。 選手の皆さん、スタッフのみなさん、おおきな感動と喜びを与えてくださって本当にありがとうございました。 そして、こちらがやりたいことに対して、いろいろとご協力いただいたサポーターや保護者のみなさん、改めて、本当にありがとうございました。 横断幕の掲示や後片付け(試合途中の手直し)のお手伝い、選手コールやチャントに対する手拍子や声出

            サガン鳥栖U18 3年生へ贈る言葉 〜プレミアファイナルに向けて〜

            2022年度プレミアウエストを制したサガン鳥栖U18が、12月11日に、イースト王者の川崎フロンターレU18とプレミアファイナルを戦います。この試合で、3年生にとってはサガン鳥栖U18として最後の公式戦となります。これまで、我々にたくさんの喜びを与えてくれた3年生に向けて、ひとりひとりに私の思いを語ってプレミアファイナルに送り出したいと思います。 栗林 颯くんへ 鳥栖のゴールを守ってもらってありがとうございました。 2年生のときのプレミア初年度からゴールを守ってもらって、

            サガン鳥栖U18の課題(G大阪ユース戦を終えて)

            プレミアウエスト ガンバ大阪戦を観戦してきたのですが、3点取ってから、残り10分で4点取られての逆転負けとなりました。 結果は残念無念でしたが、いろんないいプレイが見られて、特に3点はどれもクリエイティブで積極性が実ったゴールですごくよかったです。 その前の名古屋戦は、先に2点を取ってから終了間際に3失点を喫して逆転負けを喰らったのですが、今回は3得点目を取って残り10分まで来てたので、さすがに大丈夫かと思っていましたが、名古屋戦と同じような感じで終盤に立て続けに失点して逆

            サガン鳥栖U18 対 静岡学園 (プレミアWEST 2022)

            高円宮杯プレミアリーグWest サガン鳥栖U18 対 静岡学園の観戦記です。 今節は、中断期間で準備していた、サガン鳥栖U18選手ひとりひとりの横断幕のお披露目を行いました。 いろいろとご協力いただいた、スタッフやご家族のみなさま、そして仲間たち、本当にありがとうございました。 名古屋、清水、G大阪など、歴史と伝統のあるチームはさまざまな横断幕があって、アウェーの地でも掲示にくるなど非常に素晴らしいなと思っていたので、その段階に少しでも近づくことができたならば良かったと思い

            サガン鳥栖U18 対 東福岡(プレミアWEST 2022)

            プレミアリーグウエスト2022 10節 サガン鳥栖U18 対 東福岡戦の観戦記です。 今回は、時系列に追うのではなく、私が感じたこの試合のポイントを記載しています。 ① 右サイドの七色変化攻撃時、両サイドに必ずワイドの選手を配置しているのですが、特に右サイドに関しては、ワイドのポジションの選手が様々入れ替わって攻撃に参画していました。 東福岡もマンマーク的なやり方ではなかったのですが、とはいえ、自分のゾーンに入った選手に対してはしっかりと対処せねばならず、その時々によって

            ロアッソ熊本 対 サガン鳥栖(天皇杯3回戦)

            2022年 天皇杯3回戦 サガン鳥栖対ロアッソ熊本の雑感です。 鳥栖は、こんな感じ。 リーグ戦とは異なり、ワンアンカーにして、やや前目に選手を厚く配置した感じです。                             垣田      菊地  荒木  森谷                      相良     島川     中野嘉                         中野伸 田代  原田                                   

            サガン鳥栖U15 対 ソレッソ熊本 (高円宮杯U15 九州リーグ)

            高円宮杯U15 九州リーグの観戦記です。 上位対決であるソレッソ戦。先日のロアッソ戦で同点で終わった反省を踏まえて臨みたいところです。 ただ、非常に残念なことに試合当日は雨も風も強く、この時期にしてはかなり肌寒い天気であり、コンディションとしては悪い状態。 今後、全国レベルの大会に進んだときに、このような天候での試合もありえるので、そういった意味では、よい経験になったと思うよりほかない状態でした。 試合ごとにいろいろなシステムを試しているサガン鳥栖U15ですが、今回は、山