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チラシで誠実さを伝える


普段は、店舗コンサルタントになるために奮闘している私ですが、ぼちぼちとデザイナーとしても活動を続けています。
トータルデザインをコンセプトに、音楽家様のデザインサポートや、音楽教室様のデザインサポートをさせていただいています。
(ゆくゆくは、店舗コンサルタントやSNSマーケティングの力を活かしてトータルブランディングができるような人材を目指しています。)

「会話」を大切に

いつもクライアント先様とは「会話」「対話」を大事にお仕事させていただいているのですが、チラシを校正していただいている際にこんなご要望がありました。

「もっと誠実さが欲しい」

チラシの裏面を校正していただいてる際、このようなお言葉をたくさんいただきました。
何パターンかご提案させていただいていましたが、なかなかしっくりくるものが作れず…私は「どうすれば誠実さが伝わるのか」を考えていました。

松下奈緒さんのコンサートフライヤーと出会う

松下奈緒さんのコンサートチラシ

このチラシを見た時、ご本人の人柄が垣間見えて…
「そうかこの案があったか」と、ご本人に提案させていただきました。

手書きの「温かみ」

手書きの文字って、その人の「人柄」や「知性」が垣間見えて素敵ですよね。
私は、クライアント様にお願いして、「手書き文字」を記入していただきました。

そして完成しましたチラシが…こちらです!

ゴージャスですが、控えめな誠実さを意識して作成しています。
すごく字がお綺麗な方でした。

デジタルと、手書きの良さを融合させる。

今や、スキャナーを使わなくとも簡単に手書き文字を綺麗にデジタルに起こせる時代です。私はAdobeのスキャナー機能をしようしていますが、世の中には便利なアプリがたくさん溢れています。
なかなか、ここに辿り着くまで時間がかかりましたが、手書き文字ははっきりと映えて美しい仕上がりとなりました。

ご本人が撮影された「写真」

ご本人が撮影された「写真」を取り入れることで、さらに故郷への想いが伝わってくるかなと思い、ふんだんに採用させていただきました。
(チラシの雰囲気に合わせるためにフォトショップで色味調整等をかけております。)

AIやデジタルに出せない力

普段、お店を回っていても、綺麗に羅列されたデジタル文字のPOPを見るより、温かみのあるPOPを見る方が「ホッとする」と感じるように、手書きの文字に勝るものはないと私は思っています。

チラシでのアピールの仕方

まだまだ音楽業界では「チラシ」が必須になってきます。
そんなチラシでも、アピールの仕方やコンセプトを固めることで、ご自身の思いを込めることが出来てしまいます。
いやぁ、奥深い世界です。

今回も勉強になりました。ご依頼いただきました、ソプラノ歌手の板井様、誠にありがとうございました。

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本日もお読みいただき、誠にありがとうございました。

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