サエル

神奈川県出身日本人。普段、日⇄英の翻訳を生業とす。アメリカ人パートナーとともにロサンゼ…

サエル

神奈川県出身日本人。普段、日⇄英の翻訳を生業とす。アメリカ人パートナーとともにロサンゼルスにのんびり棲息中。アメリカ(人)と日本(人)の考え方の違いや、ロサンゼルスのこと、日常から生まれた疑問・発見・再確認事項などなど、「思ったこと」を書いていけたらと思います。

最近の記事

iPhone SE 3rd Gen 〜 あれはいいものだ

昨年9月にiPhone 13 miniを買ったという記事を書きました。 この記事に、『私はLAに移住してもいまだにSoftbankユーザーで、「アメリカ放題」が便利すぎるからアメリカのキャリアと契約する必要がない』といった旨を書きました。 しかし、この度もろもろの事情があって、とうとうアメリカのキャリアと契約せざるを得なくなりました。2台持ちは煩わしいなぁと思ったんですが、Sotbankはどうしても使い続けたいので仕方なし。 AT&Tを使用していたパートナーがT-Mob

    • I am still independent 〜 追記

      前回、先月連邦最高裁がロー対ウェイド判決を覆した件に関して触れました。 この判決を受けてリベラルな人々の間では7/4に というミームが拡散され、それに対する私見として と書きました。これに関して書ききれてなかったので今回は追記します。 私はけして、州によって人工妊娠中絶が禁止になることに涼しい顔をしているわけではありません。 私が↑と書いたのは、アメリカ永住者として、女性として、この判決によってアメリカ独立記念日をキャンセルしないし、お祝いムードを持ちたいし、私個人

      • I am still independent 〜マイ移民5周年&米独立記念日の雑観

        先月6月で移民としてLAに住んで丸5年が経った&昨日はアメリカ独立記念日だったので、なんか書いてみます。 2017年6月にカリフォルニア州民になって、丸5年間のうち半分以上はコ◯ナ禍というねww (アメリカでは2020年1月に最初の感染者が報告されて、カリフォルニア州では3月からロックダウンが始まった) カリフォルニアでは昨年6月から経済活動が全面再開になっていて、今は見た感じ平常な世の中にはなっています。が、まだ感染者はいるので油断はできませぬ。 丸5年もアメリカにい

        • ネイティブのように外国語を話すのは一生無理だと私も思う

          ピースの綾部さんが5/19から始めたYouTubeチャンネルが話題になっていたので拝見したのですけれども。 彼はbe動詞がなんだか分からない状態でNYに移り住み、まったくのゼロから英語の勉強を始め、ネイティブ英語が話せる日本人の先生から『はっきり言って、このままでは一生しゃべれないです』と言われ、渡米2年目の現時点で英語レベルが10,000点のうちの4点と採点されたとのことですが…… 2回目の動画の後半に、アメリカ人の先生と会話しているシーンが入っていて、それを見たら。b

        iPhone SE 3rd Gen 〜 あれはいいものだ

          wokeな植物由来の代替肉を食べてみたい

          午前中にパートナー氏と近所のスーパーに買い出しにいったついでに、たまにはガチでジャンクなランチでも、ということで、クーポンも持っていたし(せこいw)、スーパーと同じ敷地内にあるWienerschnitzelというホットドッグやコーンドッグがメインのファストフード店を利用しました。 今年の1月に登場したという植物由来代替肉使用の新メニューVeggie Dog 3種類の一つ、Chicago Veggie Dogをオーダーしようとしたら、「今日は全種類なし」とな。我が街のリベラル

          wokeな植物由来の代替肉を食べてみたい

          Just got boosted

          気づいたら2回目のワクチン接種から6ヶ月以上経っていたので、今日思い立ってパートナーとともにブースター接種をしてきました。 前回の2回は近所の大病院に予約して行きましたが、今回は近所のショッピングモール内に、飛び込みで受け付けてくれる、ブース的なちょっとした会場ができていたので、そこで打ってもらいました。 今日はLAにしては珍しく激しめの雨が降っていたので人はまばら。受付を済ませてからちょっとした問診票を記入して、待たされることなくすぐに呼ばれてサクッと終わらせてきました

          Just got boosted

          アメリカで初めてiPhoneを買ってみた(13 mini)

          iPhoneを使い始めてそこそこの年数が経っていますが、今回初めて「最新作を発売日に買う」ということをやってみました。 私が今回買ったのはiPhone 13 mini 128GBで今回のシリーズの中でもローエンドなモデルです。ローエンドと言っても性能はめちゃくちゃいいですけどね。早速我が家の愛鳥セキセイインコ様をカメラで撮ったら恐竜みたいな迫力で写りましたw 私はこれまでiPhone 7の赤い(PRODUCT)REDスペシャルエディションを使っていたのですけれども。これが

          アメリカで初めてiPhoneを買ってみた(13 mini)

          LA病に罹患することもなくはや4年

          この6月某日でLAに移住してからいつの間にか丸4年経っていました。月日が流れるのって本当に早い。この4年の間でLA病に罹患することもなく、生粋の大和民族として変わらずに生きています。 前述のLA病とは(この動画大好きww) : 私といえば、スタバはうちの近くにあるけど滅多に行きませんし、犬をアダプトしてませんし(昨年からセキセイインコをアダプトしています)、ヴィーガンになってませんし、コンブチャを飲んだことがないし、ヨガも瞑想もやってませんw LAに限らず、日本人女性が

          LA病に罹患することもなくはや4年

          Don't be cruel 〜医療に関しては国民に優しくないアメリカ

          先日、LAに移住して約4年で初、歯科医院に行ってきました。 アメリカの医療費が鬼のように高額であることは世界中で知られていることと思います。特に歯(と目)は加入している保険会社や種類によってはカバーしていないことも多い冷酷ぶり。以前、歯の詰め物だけでも日本円で何十万もかかると聞いて震えあがり(友人は保険がきいても1000ドルしたと言っていた(白目))、普段からしっかり歯のケアをし、日本に帰省するたびに行きつけの歯科医院に検診に行っていました。 というのも、私はアメリカの健

          Don't be cruel 〜医療に関しては国民に優しくないアメリカ

          I'm fully vaccinated とか書いたステッカーをちょっと期待したがなかった

          最初におことわりしておきますが、このブログはCOVID-19ワクチン肯定派・接種したい派向けで、否定派・懐疑派などの方々向けの内容ではありません。 先日、2回目のワクチンを接種してきました。IDを持っていくのを忘れて一度家に取りに帰るというドジっ子ぶりを発揮しましたが、予約時間を過ぎても空いていたので問題なく打ってもらえました。 そう、接種会場はガラガラで、職員の皆さんもヒマそうでしたの。もちろん接種しにきた人もいるんですけど、前回より明らかに少ない感じ。米国のワクチン接

          I'm fully vaccinated とか書いたステッカーをちょっと期待したがなかった

          アメリカではワクチン接種はおめでたいことらしい

          最初におことわりしておきますが、このブログはCOVID-19ワクチン肯定派・接種したい派向けで、否定派・懐疑派などの方々向けの内容ではありません。 今週の火曜日にバーバンクの大きな病院で一回目のワクチン接種をしてきました。ネット予約の時点で、「食品アレルギーあり」にチェックしていたので、受付でそれとわかるシールを、胸に貼る「VISITOR」ステッカーに追加で貼られました。 上記の受付時だけでなく、接種会場の入り口でも、接種担当者からもIDの提示が求められ、本人確認がなかな

          アメリカではワクチン接種はおめでたいことらしい

          アメリカ合衆国の、しれっとまかり通っている狂気

          今回の内容のようなことを書くべきかどうか若干迷いましたが、私は公人でも何でもないいち市民ですし、自分の中だけでモヤモヤしているのもなんだし、ここは個人の発言の場だからいいか。SNS上にも同じようなことを吐露している人々は大勢いるしね。 とりあえず、以下はあくまでも私の主観です(できるだけマイルドに努めました)。 アメリカ・LAに移住すると決めてからある程度の覚悟はしていたとはいえ、ここまでアメリカが国家ぐるみで気がふれているとは思いませなんだ。覚悟ばかりか事前にしていた勉

          アメリカ合衆国の、しれっとまかり通っている狂気

          Eye for an eye, tooth for a tooth

          ここアメリカでアジア系住民に対するヘイトクライムが急増しているのは周知のこと。今月サンフランシスコにおいて76歳の中国系女性が、襲ってきた白人男性を逆にボコボコにした事件はセンセーショナルに報じられましたね。その事件とともに、個人的にショッキングだったのが、数日前にシアトルで日本人女性が襲われた事件。というのも、この女性は非アジア系のパートナーと一緒にいるときに被害に遭ったからです(パートナーも怪我を負った)。 先日、ミシガン州在住の友人(白人女性)から久々に連絡があって、

          Eye for an eye, tooth for a tooth

          Eat is Life (文法的に正しくないけれど)

          以前、Twitter界で有名な某ヨーロッパ国在住の日本人(いわゆる出羽守)の方が、「アメリカの食べ物はまずい、食えるものがない」と、ご自身がアメリカに留学していたときの食の酷さをツイートされていたのをたまたま目にしたのですが(どの州のどこに留学されていたのか書かれていなかった)、「残念でしたね」としかいえないです。アメリカといえども広いです。ゆえに、美味しいものはたくさんあります。 まずベタベタなんですけど、ハンバーガー、ホットドッグ、フライドチキン、ピザ、フレンチフライと

          Eat is Life (文法的に正しくないけれど)

          L.A. Woman

          今日は時間ができたので、私とロサンゼルスの縁みたいなものについて回想してみようと思います。 私がLAという都市をはっきり意識し始めたのは、Guns N' RosesやらFaster PussycatやらL.A. Gunsやらが鮮烈にデビューしたときでした。 (歳がバレますが)小学生で洋楽を聴き始めたころはAdam AntやDuran DuranやCulture Clubなどに入れ込み、好みはどちらかというとUSよりUKより。その後Beggars Banquet Recor

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          4年目のユ・ウ・ウ・ツ

          (当たり前だけど)合法移民としてアメリカ合衆国カリフォルニア州ロサンゼルスで生活するようになってからいつの間にか約3年半が過ぎていたのと、もともとハイパーインドアなうえに、新型ウイルス禍の蟄居生活にそろそろ倦んできたので、ブログを始めてみました。 といってもたいしたことは書けない一市民ですので、日々の生活で思ったことや新しい発見などについて徒然なるままに書いていきます。私は生粋の大和民族なのでけしてグローバリスト気取りの出羽守になりたくないですし、あくまでも自分はこう考えて

          4年目のユ・ウ・ウ・ツ