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青春18きっぷで温泉まみれ旅⑥


世界一周旅の時にずっと行きたいと思っていたマチュピチュのおなじみの風景を見たとき、「あれ?意外とフツー」って思ってしまった私です。
絶景スポットを目の当たりにしてそんな感想だったのはTVやガイドブック、旅雑誌でその姿を見すぎていて期待が大きすぎたからなのかも、、なんでしょうか?


マチュピチュの記事はこちらからどうぞ。


『鶴の湯』は乳頭温泉郷の中で最も古い歴史を持ち、秋田藩主の湯治場だった由緒ある温泉です。なかなか予約が取れないので、半ばあきらめていたのですが今回タイミングが合って宿泊が叶いました。
乳白色の牛乳風呂のような、ミルキーな温泉が憧れだったのです。

感想としては、(温泉のテーマパーク!)だなぁと思いました。
お湯もとてもいいし、いくつかの源泉があってお湯の違いも楽しめます。
ただ温泉の写真や映像を見すぎていて、勝手に
マチュピチュ並みの期待はあったかもしれません。

前回の記事はこちらからどうぞ~↑

歴史がすごい鶴の湯

真正面の山がとにかくインパクト大であります。

まずチェックインして、明日の朝のバスの予約をしました。『日本秘湯を守る会』から予約をしたので、スタンプ帖も作ってもらいました。(スタンプ10個で1泊無料になるそうです。)


フロント前の自然の冷蔵庫

ひとり宿泊の場合、人気の本陣は予約できないので
1号館か2号館になります。

2号館の入口を入ると休憩所のようになっていて、レトロストーブと、自動販売機があります。

薪ストーブなんですね。

湯治場というのがふさわしいです。

私のお部屋は2階です。番頭さんが説明をしながらお部屋に案内してくださいました。

お部屋がずらり並んでいます。


わたしは、60番のお部屋でした。

6畳の和室で、布団は自分で敷くタイプです。
暖房がきいてて暖かいお部屋です。

照明が昭和レトロ。


折り鶴とお菓子がさりげなくおいてありました。

さて!さっそく温泉に入りに行きます。宿の長靴をお借りしました。女性用は赤で番号は足のサイズです。

※年齢ではありません。

最初に女性専用の露天風呂に行くことにしました。

「黒湯」から入ると女性露天風呂に入ることが出来ます。

簡単に書いてあるので少しわかりづらいかも

内湯はこんな感じです。手前に流れているのはお水。熱いときは、少し水を足したりするのかもしれません。

黒湯の方が、お湯が少しグレーがかっています。このお湯はどちらだったか??


宿泊者専用の棟には、貸し切り湯があります。
空きという札がかかっていたら自由に入ることが出来ます。

こちらは貸し切り内湯家族で入るのにいいですね。

ひとり優雅に貸し切りに独泉してしまいました。

温泉の成分がすごい

休憩所で、自動販売機で買ったヱビスビールで
「温泉まみれ」に乾杯です。

朝からどれだけ温泉に入ったことでしょう!!

夕食は本陣の並びのお部屋で、お部屋の番号順にお膳が用意されていました。

右側の建物が茅葺屋根の長屋になっている本陣



食事は、地元の素材を生かした山菜や、きのこ、岩魚と、シンプルな和食です。



秘湯ビール!


名物山の芋鍋です。


芋鍋はお代わり自由です。山芋をすりおろしただんごとキノコたっぷりで、お味噌とお醤油の何ともいえないお味でお代わりしました。


もう、皆さんおかわりで完食に近い鍋。



各温泉に入るには着替えをしなくてはいけないので、少し面倒ですが、夜はやはり露天風呂が最高です。

月も星も綺麗です。


明るいうちは、露天風呂に入るのをためらっていましたが、いざ!混浴に挑戦です。

女性専用の露天風呂で同年代の方が
「若い方たちが入ってきたら男性の方も喜ぶと思うけど、おばちゃんじゃねー、かえって迷惑よねー。」
とおっしゃっていたのですが、

「ほほー!そういうものなのね。」

と迷惑だろうがなんだろうが入ってみました。脱衣場から岩が目隠しになっていて中腰のまま進むとほぼ体は見えず、お湯も白色で透けないので、ゆったり入ることが出来ました。

メガネをかけて入ったのは、別に男の人をジロジロ見るためではなく、裸眼で滑って転んだりするのを防ぐためです。

たまには混浴というのもいいものですね。若い女性の方たちのほうが、堂々と入っていらっしゃいました。

桃源郷というのとは、、、、、ちょっと違うと感じましたが(笑)

秘湯といわれる雪景色の山で入る温泉は、世界でもなかなかないだろうなぁと、日本の温泉文化を誇らしく思いました。
               つづく。


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