物事をフォーカスしすぎると、人生はその事に追われるようになっている
↑前回の記事はこちらからどうぞー。
何年か前に潜在意識とは何か？に興味を持ったことがありました。
表に出る顕在意識と違って、自覚できないあらゆる記憶や思い癖、過去の経験によって無意識のうちに蓄積された価値観など、なんと！意識のうち95％は潜在意識に占められているので、自分が考える思考は無意味とですら思えます。
例えの話ですが、
「お金をたくさん稼げるようになりたい！」と常日頃思っていても、潜在意識の方は、わりと素直なので
「稼げるようになりたい！」と思うところだけを大切にするので、
いつも、お金がない状態にさせてあげるのが正しいとなるんですね。
私がダイエットしたいという願いも、行き過ぎると
「いつも、ダイエットをしているさちこはしあわせ」
みたいに潜在意識が落としこむのかもしれません。
だから！いつまでも痩せんのじゃ！！→(潜在意識のせいにする)
そして、久高島の歴史を知って、
もしかしたらなんですが、
「生まれ変わりによって魂は、ちゃんと過去世のことを覚えていて、魂が覚えていたところにたどり着くんじゃないかって。」
潜在意識とは、まだまだわからないことが多すぎますね。
そういえば久高島の名前をシーナと一平で聞いたとき、宿の同僚番頭も一緒にいて話を聞いていたはずなのに、覚えていなかったのです。
私が「ほら、久高島からきた女の子」
と言っても
「くだか？？？」なんて、あまり記憶に残っていなさそうでした。
そうなんです。
みんながみんな、久高島に行きたい訳ではないのですよね。
わたしも今まで生きていてまったく響かなかったですから。
今、その島がドキンと胸にくるのはやはり
今だからなんだろうな。
ちゃんと、今だよということを何かが、知らせてくれるのでしょうか？
さて、久高島2日目の朝を迎えました。
交流館の朝食はオプションで500円です。
今日は午後から島のガイドさんとまわる予定なので、午前中は一人で自転車で東のロマンスロードまで行ってみよう！と思います。
交流館を出てから、もう、すぐに迷子になりました。
道にいた人にロマンスロードを聞くと、真ん中の道をまっすぐ！
というのだけど、、、どこから見て真ん中なんだろう？？？
正解はこの十字路を
左でした。
わからーーーーん。
誰～もいない道。
途中不思議なことに風の音も何も聞こえなくなる場所がありました。この日は台風が近づいているので、ものすごい風が吹いていたんですが、
シーンとしてるというか、空気がキーンとしている感じ。風もぴたっと止まったようです。
この感じ、埼玉県秩父の三峯神社に行ったときの感覚です。
うっかり見過ごしちゃう！
小さい目印。
静かだ。
お、ここがロマンスロード終点かしら？
柵がないので、怖い。
強い風で、よろけてしまいます。
こちら側もと、、、覗くと
戻る途中ヤグルガーという看板がありましたので、
ちょっと入口を覗いてみると、
神聖な井戸があるらしいのですが、工事中で中に入れませんでした。
宿泊した交流館での資料を見ると、
沖縄ではアマミキヨという神が久高島に降り立ち沖縄の国づくりを始めたという伝説が伝わっています。
久高島には「ノロ」と呼ばれるシャーマン的なリーダーが決められていて、島の祀り事はこのノロが仕切っていました。
島で生まれ育った女性は，30歳を過ぎると 70歳になるまで，島の神々の祭祀に携わる神女として生きることになっています。
久高島では過去「イザイホー」という神事がありました。
イザイホーは、久高島で12年に一度行われていて、久高島で生まれ育った30歳以上の既婚女性が神女となるための儀式なんです。
1978年を最後に後継者が居ないため、行われていません。
久高島で生まれ育っても、成人すると、この島を出ていってしまうのでしょう。
ひとり自転車で、さ迷う私でしたが、どんどん風が強くなってヨロヨロしながら宿へ戻ろうと、港方面に戻る途中
島の一斉アナウンスが流れました。
「午後からの船が欠航になる予定です、、、、」
つづく。
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