入谷佐知さっちん

D×P(ディーピー)というNPOで理事/ディレクターをやってる入谷佐知です。いろいろあ…

入谷佐知さっちん

D×P(ディーピー)というNPOで理事/ディレクターをやってる入谷佐知です。いろいろある13−25歳の無料相談LINE「ユキサキチャット」、繁華街に若者の新しいセーフティネットをつくる大阪ミナミの「ユースセンター」を運営してるみんなを、経営面で支えられたらと思ってます。

マガジン

  • さっちんの頭のなか

    NPOで広報/資金調達をしている入谷佐知が、日々考えていることや気になったことを、安心して書くためのスペースをつくりました。文章は無料記事より「開発的」で、言葉を探りながら書いています。ふだんと違うなと感じられるかもしれません。 ※ほぼ単品販売はしない記事になります。 ※毎月1-3本ほど更新しています。

  • 日刊さっちん(ゆるめ)

    さっちんこと入谷佐知が毎日のちょっとしたことや頭の中身を書いていくだけのマガジンです。ゆるめです。

  • さっちんの広報・マーケ・ファンドレイジング記事まとめ

    広報・マーケティング・ファンドレイジングにまつわる記事をまとめました。ちょっとでもだれかの学びになったら嬉しいです。

  • よく読んでいただいているらしき記事まとめ

    2,000pvを超えたものだけ集めました。 ※もともと1000pv超えのみでしたが、ありがたいことに読まれる記事が増えたので2000pvで区切ることにしました。

  • Voicy #明日どんなふうに生きてゆく?の書き起こし!

    入谷佐知が配信しているVoicy #明日どんなふうに生きてゆく?を匿名のTuka.Kさんが書き起こしてくださっています。こ、こんなことってあるのか…という気持ち…Tukaさん感謝(涙)

記事一覧

Furui Rihoの「ピンクの髪」と大黒摩季の「あなただけ見つめてる」と、その間の30年

わたしが子どものとき、大人たちが聴いている大黒摩季の迫力ある声が好きだった。でも、『あなただけ見つめてる』の歌詞を知ったとき、子供心にぞっとしてしまった。 「あ…

吉野で大変テンション上がった話と、4月の振り返りと読んだ本

桜終えて新緑。 奈良の吉野に行ってみた。 なかでもこの「吉水神社(吉水院)」というところが、歴史的にも建築物としてもアートとしても本当に凄まじいところで大変テン…

諦観するけど、あきらめないこと(3月の振り返りに代えて)

いつも最強にいそがしいときにどこか冷静な自分がいる。「あそこに資金と人をbetできてないから今忙しいんだろうな」とか、「ここで起きていることは個人のせいじゃなくて…

国の予算と「公共」の担い手

国家予算について調べる機会があった。

2月の振り返りと読んだ本

いやあ、2月が29日あってよかった。 ありがとう、29日。 完全さは求められてない

1月の振り返りと読んだ本(鬱っぽいものおおめ)

今月はいい本にたくさん出会ったのでレビューから。なぜか鬱っぽい本が多かったです! 今月読んだ本『壁の男』貫井徳郎 ある地方の民家の壁に謎の絵を描き続ける伊刈(い…

12月の振り返りと読んだ本

おとなになると「来週の今日は1/6か」とか思っちゃうのちょっといやですね。12月の振り返りと読んだ本です。 断続は力だろうか 「さっちんは筋トレしてなにを目指してる…

2023年読んでよかった本

ことしもたくさん読みました!合計61冊!わーい! 来年はどんな本が読めるか楽しみです! 小説編夏物語 とてつもない本でした。偶然図書館で手にとって、とてつもなかっ…

11月の振り返りと読んだ本

あらら!もう11月もあと1時間で終わってしまう。 11月の振り返りと読んだ本です。 11月はベトナム・ハノイに行ってきた。楽しかった〜。 デンジャラスグリーンライト 数…

10月の振り返りと読んだ本

Knowing can help someone.

マネジャーの「いじわるモード」考

マネジャーの「いじわるモード」について考えている。 特定の誰がどうという話ではなく、様々な組織の課長から部長クラスの方のお話を聴くなかで、どこにでもよくあること…

15

9月の振り返りと読んだ本

引っ越しをした。

「家族」が吸収してきた数々のこと

病院の待合室にいたら、隣の方が話しかけてきた。 「ぼくね、妻が今度手術なんですけどね、離婚調停中でね。(手術の)同意書を書かなきゃいけないんですけど、妻がいやが…

8月の振り返りと読んだ本

琵琶湖はうみ。 攻撃的に照りつけてくる日差しを見ているとぜんぜん外に出たくないけど、水辺に行くとずっと外にいたくなる。日差しの中に走り込んでしまう。あんなに暑い…

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こわい話

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7月の振り返りと読んだ本

7月は組織構造と分業設計について延々と勉強していた。 本は1ヶ月で23冊の本を斜め読みしたが、どうにも本の中身や意図はわかるのだが全体感が掴めない。頭を抱えていたと…

Furui Rihoの「ピンクの髪」と大黒摩季の「あなただけ見つめてる」と、その間の30年

Furui Rihoの「ピンクの髪」と大黒摩季の「あなただけ見つめてる」と、その間の30年

わたしが子どものとき、大人たちが聴いている大黒摩季の迫力ある声が好きだった。でも、『あなただけ見つめてる』の歌詞を知ったとき、子供心にぞっとしてしまった。

「あなたがそう望むから 化粧をまずやめたわ」
「どこにいても捕まるように ポケベル持ったわ」
「髪も服も目立たなく お料理も頑張るから」

ハスキーでかっこよい声から紡ぎ出されるゾッとする言葉の数々におののく。結末は「あなただけ見つめてる そ

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吉野で大変テンション上がった話と、4月の振り返りと読んだ本

吉野で大変テンション上がった話と、4月の振り返りと読んだ本

桜終えて新緑。
奈良の吉野に行ってみた。

なかでもこの「吉水神社(吉水院)」というところが、歴史的にも建築物としてもアートとしても本当に凄まじいところで大変テンション上がりました。とんでもない。

そもそも吉野山はすごいところにある。京都から近鉄で南下して南下して南下しても、まだ着かない。2時間半かけて電車に乗り、さらにケーブルカーにも乗ってやっと辿り着く緑深い奥地だ。(いやでも、この山奥に「電

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諦観するけど、あきらめないこと(3月の振り返りに代えて)

諦観するけど、あきらめないこと(3月の振り返りに代えて)

いつも最強にいそがしいときにどこか冷静な自分がいる。「あそこに資金と人をbetできてないから今忙しいんだろうな」とか、「ここで起きていることは個人のせいじゃなくて組織が取り組んでこなかったからだな」とか「あの案件受けちゃったのはやりすぎだったな」とか思っている自分がいる。

頭の中で分析しながら、諦観する。でも諦観しながらいつも思うのは、「あきらめない」ということだ。

「あきらめない」とは、今の

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国の予算と「公共」の担い手

国の予算と「公共」の担い手

国家予算について調べる機会があった。

2月の振り返りと読んだ本

2月の振り返りと読んだ本

いやあ、2月が29日あってよかった。
ありがとう、29日。

完全さは求められてない

1月の振り返りと読んだ本(鬱っぽいものおおめ)

1月の振り返りと読んだ本(鬱っぽいものおおめ)

今月はいい本にたくさん出会ったのでレビューから。なぜか鬱っぽい本が多かったです!

今月読んだ本『壁の男』貫井徳郎

ある地方の民家の壁に謎の絵を描き続ける伊刈(いかり)というひとの人物像が少しずつめくられていく一冊。読んでいて楽しくはなく、貫井さんらしい不穏さが漂っているけど、ミステリではないヒューマンドラマなのがおもしろい。

後半の嫉妬心の話がすごくよかった。伊刈は「母に対して嫉妬しアル中に

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12月の振り返りと読んだ本

12月の振り返りと読んだ本

おとなになると「来週の今日は1/6か」とか思っちゃうのちょっといやですね。12月の振り返りと読んだ本です。

断続は力だろうか

「さっちんは筋トレしてなにを目指してるの?」とチャットが飛んできた。「お?なにも目指してないよ!」と答えた。いわく、筋トレが続かなくて、どうしたら続くんだろうと思っているそうだ。なるほど。

そう言われてみると、わたしは筋トレは別に毎日やっているわけじゃない。毎日やって

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2023年読んでよかった本

2023年読んでよかった本

ことしもたくさん読みました!合計61冊!わーい!
来年はどんな本が読めるか楽しみです!

小説編夏物語

とてつもない本でした。偶然図書館で手にとって、とてつもなかったのですぐ買ってしまった。2023年2月の自分は全部この本に持ってかれたと思う。特に、精子提供で生まれ父から虐待を受けた「善百合子(ぜん ゆりこ)」という登場人物が反出生主義をかかげ、主人公と対話するシーンは身につまされる。川上未映子

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11月の振り返りと読んだ本

11月の振り返りと読んだ本

あらら!もう11月もあと1時間で終わってしまう。
11月の振り返りと読んだ本です。

11月はベトナム・ハノイに行ってきた。楽しかった〜。

デンジャラスグリーンライト

数日しか滞在していないなかで、その国のことを語るのはとても躊躇われる。

たとえば歩行者信号が青なのにバイクも車もびゅんびゅん左折してくる超危険な青信号。街中でおしゃべりした同じ外国人旅行者は、口をそろえて「デンジャラスグリーン

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マネジャーの「いじわるモード」考

マネジャーの「いじわるモード」考

マネジャーの「いじわるモード」について考えている。

特定の誰がどうという話ではなく、様々な組織の課長から部長クラスの方のお話を聴くなかで、どこにでもよくあることとして、マネジャーの部下に対する「いじわるモード」があるなあと感じた。

いじわるモードの発生

部下が期日を守らない、会議に出ない、同じことをx回以上伝えたのに改善されない…など、具体的に部下のアウトプットにおいてよくない出来事が重なり

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「家族」が吸収してきた数々のこと

「家族」が吸収してきた数々のこと

病院の待合室にいたら、隣の方が話しかけてきた。

「ぼくね、妻が今度手術なんですけどね、離婚調停中でね。(手術の)同意書を書かなきゃいけないんですけど、妻がいやがっててね」

「そうなんですね」と相槌を打つ。やばい、語尾が優しい感じになった。もっと冷たく言えばよかった。案の定、話し相手を見つけて嬉しいおじさんは聞いてもいないことを延々話しだした。たまにこうやって見知らぬ人に無料カウンセラー扱いされ

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8月の振り返りと読んだ本

8月の振り返りと読んだ本

琵琶湖はうみ。

攻撃的に照りつけてくる日差しを見ているとぜんぜん外に出たくないけど、水辺に行くとずっと外にいたくなる。日差しの中に走り込んでしまう。あんなに暑いのに水中は冷たくて、寒くなる瞬間すらある。すごい。

川、海、湖、滝。関西に来てからいろいろ行ってみたけど、やっぱり好きなのは琵琶湖。ほらもう名前がきれい。比叡山と伊吹山を眺められるのも、湖沿いに道や線路があるのもいい。なんとも言えぬあこ

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7月の振り返りと読んだ本

7月の振り返りと読んだ本

7月は組織構造と分業設計について延々と勉強していた。

本は1ヶ月で23冊の本を斜め読みしたが、どうにも本の中身や意図はわかるのだが全体感が掴めない。頭を抱えていたところに、Cultibaseのラーニングパス「組織デザイン論 基本編」と「組織デザイン概論」を見つけて、やっと全体感がわかった。

とくにこの「組織デザイン概論」でやっと、だれが何を言うてるかの外観がつかめた。H.ミンツバークさんの言っ

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