ローマ皇帝の「折れない心の作り方」3つの教訓
1.ローマ皇帝からSNS運用を学ぶ?
今回は2000年前に想いを馳せて。
第16代ローマ皇帝のマルクス・アウレリウスから学ばせていただきます!
わたしは高校で世界史をとっていたんですが、
「マルクス・アウレリウス」
なんか語感のいい名前やなっていうのだけは覚えていました。笑
彼が生きていた時代、ローマ帝国は大変な状況。
終わりの見えない疫病
絶え間ない戦争
なんとなく今の世界情勢を思わせますよね。
そんな困難な時代、彼は皇帝としての大変な仕事をしながら
自分の役割を必死に果たそうとしていました。
毎日、重大な決断の連続。 眠れない夜もたくさんあったでしょう。(Netflixとか観て現実逃避もできなかっただろうしな。)
そんな彼は有名な「自省録」という作品を残しているくらい
自分としっかり向き合い、彼ならではの哲学を見つけていったんです。
そして実は驚くことに、ここに現代のわたしたちの「心を強くするヒント」さらにはSNS運用にも活かせる大切な教訓が詰まっているんですよ!
今日は彼の3つの教訓を一緒にチェックしていきましょう〜!
1. 目的を見つけることから始める
マルクス・アウレリウスは、人間には生まれながらにしてそれぞれの目的があると考えていました。
その目的こそが、私たちを毎朝ベッドから起き上がらせる原動力になるんです。
自分が何をしたいのか、目標をはっきりさせてよく理解しておくことが重要です。そして、今自分がやっていることがその目標にどうつながるのかを考えてみると、目標を達成できる可能性がグンっと高くなります。
たとえば、作家になりたいなら毎日書くことから始める。
プロの画家を目指すなら毎日絵を描くことから始める。
SNS発信をしたいなら、まずはやってみること。
めちゃくちゃシンプル!
大人になると、どうしても先にあれこれ考えることが増えてしまって
『できなかったらどうしよう』
『自分には向いてないかもしれないし』
などネガティブな考えが思い浮かんで邪魔をしてきますよね。
でも大切なのは、やりたいことがあるならとにかくそれに向かって一歩を踏み出すこと。
「何かをやってみたい」という目的があるだけで大きく一歩進んでいるので、あとは勇気を出してまずは行動してみることの大切さをマルクス・アウレリウスが教えてくれています。
2. 二律背反を整理する
「二律背反」とは
2つの相反する考えや状況が同時に存在して、両立がむずかしい状態のことです。
たとえば
『残業が減って定時で家に帰れるのうれしい!』
『でも収入が減るのはイヤだな〜』
といった感じ。
わたしたちの人生には「二律背反」がつきものです。
マルクス・アウレリウスによると
「あなたが支配しているのは自分の心であって、外の世界の出来事ではない。これを理解すれば、あなたは強さを見出すことができる」とのこと。
生きてるだけで、毎日ちょっとした悩みって出てきますよね。
そういう些細な悩みが積み重なって、ストレスが限界に達することもあります。
目的をみつけてそのためにどれだけ努力していても、自分ではコントロールできないことまで悩んでいると心が折れてしまうんです。
これを解決するために、二律背反の整理をしてみましょう。
自分がコントロールできることと、自分ではコントロールできないことをしっかり理解する必要があります。
たとえば、職場の人に何か嫌なことを言われたとき(それが自分には非がなく相手の課題であある場合)自分にはコントロールできないけれど、言われたことをサラッと受け流すのか、それともそのマイナスなものを全部受け取って1日嫌な気分で過ごすのかは自分で選べる=コントロールできるんです。
SNS運用においても、今日一つ投稿するかどうかは自分でコントロールできるけれど、インスタの不具合があって投稿できないときはプラットフォームの問題なので自分ではコントロールできないですよね。
これから悩みに直面したら、次の質問を自分に投げかけてみてください。
「今悩んでることで、自分がコントロールできることはありますか?」
・答えが「はい、コントロールできることがあります」の場合
→ そしたら大丈夫ですね、よかったです!
・答えが「いいえ、自分にコントロールできることはありません」の場合
→ そしたらもう考えなくていいですね、よかったです!
どっちもOKになる魔法の二律背反です。
3. 一日を正直に振り返る
1日の終わりに自分を見つめ直す習慣は、マルクス・アウレリウスの時代から実践されていたんですね。
今の自分の状態をしっかりチェックして「弱い部分」を見つけることって重要なんです。
以下の質問を自分に投げかけてみましょう。
今日は何がうまくいったかな?
何がうまくいかなかったかな?
なぜこんなことが起こったのかな?
どうすれば改善できるかな?
SNS運用でもこの質問が大切になってきますが
ここでポイントになるのは自分を責めないことですね!
ある研究結果によると、自分を責めずに自分を許すことで物事を先送りしなくて済むようになることもわかっています。
自分に対して強く批判的になっても自分自身が萎縮してしまうだけなので
『明日も同じことができるようにこうしよう!』
『明日はちがう方法を実践してみよう!』
と、あくまで改善点をみつけるための振り返りです。
わたしは11年間、表に出て喋る仕事を本業としてやってきたましたが
「振り返って改善。これなくして自分が成長する道はない」
この考えを何度も何度も叩き込まれてきました。
ローマ皇帝にも共感してもらえるかも。笑
わたしも改めて意識していこうと思いました。
2000年前の皇帝の教えが、現代を生きる私たちの心の支えになる。
不思議なことですね。
でもきっと心が折れてしまいそうな瞬間があらわれるのは
時代が変わっても、皇帝でも、皇帝じゃなくても同じなのかもしれません。
今回の内容もちょっとでも参考になりますように。
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