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上海で3年間生活して感じた困ったことや日本とのギャップ

こんにちは。さあちゃんです。


みなさんは、海外に住んでみたいと思ったことはありますか?


わたしは、昔から海外で生活することに、すごく憧れを抱いていました。


そして、念願叶って、海外移住することができたわけですが、「言葉が通じない」「こんなところで食べるの?」など、やっぱり日本と違う文化や習慣などで、戸惑ったこともありました。



そこで、今日は、わたしが3年間の上海で生活して感じた困ったことや日本とのギャップなどについて書いていきたいと思います。


現在海外に行くのは難しい状況ですが、今後、中国へ行ってみたいと思っている方や住んでみたいと思っている方の参考になれば幸いです。




上海生活で困ったこと


思ってる以上に英語が通じない


3年前は、上海と聞くと、観光地がたくさんあったり、ディズニーランドがあったりで外国人もたくさん訪れるイメージがありました。


そのため、英語も普通に通じるだろうと思っていたのですが、思った以上に通じず、このままで生活大丈夫かな?と不安になったこともありました。


スタバで「キャラメルフラペチーノ」が通じなかったときは、本当に驚きでした。笑


中国、とりわけ上海では、家庭で教育にお金をかけているので、子供や比較的若い人たちに英語は通じますが、年配の方には全く通じません。


ですので、中国語を話せる方なら問題ありませんが、全く話せない方は、翻訳アプリが必須です。


わたしのおすすめは「百度翻訳(バイドゥーファンイー)」


日本語→中国語に翻訳できるのは、もちろんですが、その他の言語でも翻訳可能です。


おそらく日本だとGoogle翻訳を使っている人が多いと思いますが、中国ではGoogle系のアプリは規制されていて、使うことができないので、注意が必要です。




生物を食べられない


最近の上海のスーパーでは、お刺身やお寿司が買えますし、かっぱ寿司やはま寿司など日本で馴染みのあるお店もあります。


また、それらは、ローカルなお店でも食べられたりできます。


ですが、わたしはスーパーで買った、なまものが入っていないお弁当を食べて人生で初めて胃腸炎になりました。


そのとき、「これがなまものじゃなくてよかった〜。なまもの食べて当たったらどんなふうになってしまうのだろう〜。」と考えてから、なまものは怖くてほとんど食べていません。


それでも、やっぱり日本人としてはどうしてもお刺身やお寿司を食べたくなる時があります。


そんなときは、体調のいい時に限り、ちょっといいお店で少しだけ食べていました。


他にも、スーパーに売っている、お豆腐なども気をつけるようにしていました。


これは、水に当たってしまう可能性があるからです。


だから、麻婆豆腐や湯豆腐などにして、必ず火を通してから食べるようにしていました。


海外で生活するということは、食べ物にも気をつけ、リスクを回避する必要があります。




物価が高い


上海は中国でも、1番物価の高いところです。


わたしが住んでいた3年間の間だけでも、タクシー料金が値上がりしていました。(それでも、日本より断然安いです。)


合わせて、家賃も飛び上がるほど高いです。


わたしの場合は、家賃に関しては、会社の方から全て出ていましたが、ダイニングテーブル一つとソファーが置けるくらいのそんなに広くない,1R(トイレ・シャワー、キッチン、家具・家電つき)で、11,000元でした。


これは、日本円にすると約17,600円(1元=15.6円で計算)です。


それから、日本製の化粧品や食べ物なども売られていますが、関税がかかるので、日本で買うより1.5〜2倍の値段します。


食費については、ローカルのお店で食べるのであれば、1食20〜30元(約300〜400円)で済ませることもできます。




日本とのギャップ


発展のスピード速い


中国の経済の発展のスピードは、日本とは比べ物にならないくらい速いです。


スマホをかざすだけのキャッスレス決済や乗り捨て可能な自転車などは、瞬く間に広がりました。(自転車に関しては、衰退も速かったですが・・。)


最近でいえば、日本でも導入されているコロナウイルスにかかった際の追跡できるアプリなども、今年の2月時点で導入されていました。


日々、発展していくスピードを間近で感じるのことができるのも、上海生活の魅力の一つです。




ゴミを床に捨てる


これを、最初に知った時は心の底から衝撃を受けました。


中国では、昔からゴミを床に捨てる文化があります。


近代的な超高層ビルに入っているレストランなどでは、さすがにありませんが、ローカルな飲食店に行ったりすると、床にティッシュや食べかすが散らかっています。(中国でよく食べられている、ひまわりの種の殻は、よく落ちています。)


上海では、ゴミの分別が始まったので、政府主導でポイ捨てを止めるよう呼び掛けられていたりするのですが、省や地域によっては、今でも道端にゴミが捨てられていたりします。


これは、文化なので仕方ないので、慣れるまで時間がかかりますが、慣れてしまえば気になりません。笑




飲食店のお皿が汚い


食べ物繋がりになってしまいますが、中国は大皿に料理が盛られ、小皿に分けて食べるという文化です。


だから、どこのお店に行っても小皿が用意されているのですが、汚れていることが多いです。


しかし、お店の人に言えば変えてもらえるので安心してください。


ただ、わたしは初めの頃それでも不安だったので、常にウエットティッシュを持ち歩いて、料理が出てくる間にお皿を拭いていました。


この辺は、個人差があると思うので、ご参考までに。笑






ということで、今回は、わたしが上海で生活して感じたことを書きました。


全体的にネガティブな内容が多い気がしていますが、実際、生活してみると、良いところもあり、日本にいるときに抱いていた中国のイメージと180度変わります。


わたしが知っている中国人はみんな優しいし、何か困っていることがあると助けてくれましたし。(余談ですが、わたしの旦那さんは上海でスマホを2回紛失しましたが、2回とも戻ってきました。)


わたしは、中国に行ってみて、日本で報道されている中国は、中国全体の一部でしかないんだなと感じました。


情報を参考にするのはいいことですが、自分の目で確かめず鵜呑みにするのは、もったいないなと思います。


確かに、文化の違いにギャップを感じたけれど、その経験があったからこそ、日本や自分のスタンダードは世界のスタンダードではないと思うことができたし、違いを受け入れることで、誰に対しても優しく接しようという姿勢を忘れずにしようと決意することができました。


多くの人が世界を知り、違いを受け入れることで、地球上の人類みんながもっと幸せに暮らしていけるんじゃないかな〜。







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