【毎日投稿#185】名作映画「明日に向かって撃て!」を見た。西部劇の相棒もの! バキューン!
西部劇。ウエスタン。
この言葉を聞いて私の頭に思い浮かぶ光景は、カウボーイハットをかぶった男たちの銃撃戦ですね。そのまんまです。
飛び交う銃弾、巻き上がる砂煙、試される早撃ちの腕前。
登場人物が銃を当たり前に使うがゆえに命の扱いが軽すぎる、そんなアウトローでヒリヒリする世界観がここにあります。
どうも、田村サブロウです。
映画を毎日連続で見るのも今日で7日目。
今日見た映画は、「明日に向かって撃て!」です。
西部開拓時代のアメリカにかつて実在したアウトロー、ブッチとサンダンスのコンビを題材とした映画です。
「Save the Catの法則」では、こういう「主人公と相棒のコンビに焦点をあてた話」を【バディとの友情】と分類しています。
ライトノベルではけっこう似た分類の作品が多いんじゃないでしょうか。ラノベは男と女を組ませることに需要がある作品群なので。
さて、この作品を見ていて私が思ったこととしては、ブッチ&サンダンスのコンビ二人はちゃんとキャラが立っている、という印象。
対比を扱うのが上手かったですね。
ブッチは口下手だけど、サンダンスは話すのが得意で頭がいい。
サンダンスは銃がヘタだけど、ブッチは得意だから戦闘で頼りになる。
サンダースがいないと乗り切れなかった場面があれば、逆にブッチがいるからこそ乗り切れた場面もあったりします。
互いが互いを必要とする場面が多かったですね。構成にムダが無く、コンビの二人が互いにキャラを高めあっている印象でした。
その一方で、主人公とその相棒の立ち位置を私の創作に見習うことは、ちょっとできかねますね……。
なにせ主人公とその相棒役は、アウトロー。
アウトローなんて気取った言い方をしても、身も蓋もなく言えば犯罪者。しかも凶悪犯です。
ワンピースの麦わら海賊団みたいに人々を救っているのならまだしも、彼ら二人がやることは主に銃を用いた銀行強盗や列車強盗。
特に銀行強盗に至っては生活スタイルに組み込まれてる始末で、外国に行ってもまっ先に銀行を確認する始末。強盗の下見のために。
Wikipediaで元ネタを調べたところ、ブッチとサンダンスの二人はなんでもアメリカ史上最も長い期間にわたり銀行強盗や列車強盗を働いたそうで。👇
う~ん。
とても、10代少年向きラノベの題材にはできない。
アメリカならどうかはわかりませんが、日本では「自然体で銃を使って銀行強盗をやらかす主人公」というのはさすがにキツい気がします。こればかりは見習えない。
「主人公は善人に限る」って私の小説家志望者仲間はよく言ってましたが、まさしくその通りだと感じましたね。
というわけで、「明日に向かって撃て!」、視聴完了です。
ぼちぼち次はもっと明るい作品を見たい。
本日はここまで!
これにて御免。
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