【毎日投稿#187】名作映画「ダイ・ハード」を見た。平凡な一日がとんでもないことになるお話。爆発!

妻の会社のクリスマスパーティーに出席したら、フル武装したテロリスト集団と戦うハメになりました。

なにを言ってるか意味がわからない?

名作映画「ダイハード」のあらすじを短くまとめるとこうなります。

こうなっちゃうんです。

カオス!!!


どうも、田村サブロウです。

今日は連続9日目の映画観賞。

今回、私が見た映画は「ダイ・ハード」です。

平和なクリスマスが一転、テロリストの襲撃に立ち向かうハメになった主人公のツイてない一日を描いたお話です。死んでたまるか!

Save the Catの法則」では、こういう「どこにでもいそうなヤツが、とんでもない状況に巻き込まれる」話を【難題に直面した平凡な奴】と分類しています。

……主人公を務めるブルース・ウィリスが平凡かどうかはさておき。


私がこの映画を観るのは2度目になりますが、改めて見ていて発見したことを挙げていくと。


まず、日常と非日常の落差がすんごい。

クリスマスという特別な日。会社内で行われるパーティー。

主人公は仕事人間な妻とちょっと喧嘩気味でムードが悪い。

特別な点なんてせいぜいそのくらいしかない、何てことのない平凡な一日。

これが一転。

誘導ミサイルに自動小銃にプラスチック爆弾でフル装備したテロリストグループがビルを占拠、人質を30人とって立てこもってしまう!

ビルの中で唯一、隠れて難を逃れた主人公。彼は妻をはじめとする人質たちを救うために、テロリストと戦わなければならない。

それも、たった一人で。命をかけて。

さっきまでの平和なクリスマスムードはどこに!?

序盤で日常の光景をきっちり描いているからこそ、テロとの戦いの非日常が対比されてより際立つんですよね。


あと、ブルース演じる主人公の喜怒哀楽がオーバーに表現されているのが、かえって共感できましたね。

例を挙げます。

主人公がテロリストのビル占拠に対抗する最初の策として、助けを呼ぶために火災警報を鳴らした場面。

テロリストは火災警報を誤報だと偽って、同じことが起きないよう警報機を破壊することで対処したのですが……。

これを知らない主人公が窓から消防車のランプを見た反応がこちら。👇

テロリストが占拠したビルに消防車が近づいてくる
😁「さあ、早く来い! お前のペットの犬っころどもにキスしてやるぜ~!」

テロリストに誤報だと言われ、消防車がビルから遠ざかる
😫「このバカヤロウ! なにしてやがる! ここまで来て戻るんじゃねえよ!」

いやぁ、いい。

実に共感できる! その場に居合わせたら私だってそう思うだろうから!

主人公は刑事という戦闘のプロとしてのステータスを持っています。魅力的な設定ですが、その非凡さは視聴者が共感しにくいリスクもあります。

その共感のしにくさを、主人公はテロとの戦いの形勢に一喜一憂することでカバーしているんですよね。感情あふれるブルースの名演が光ります。


他にも、警察の現場責任者が主人公の情報を信頼せずテロの返り討ちに遭ったり、その一方で主人公は都合よく敵の強力な武器を奪えたり。

周囲の人物や環境が主人公の活躍をお膳立てしていることが、研究題材として映画をよく見ているとわかります。


あと、めっちゃ頭の悪い感想を言わせてもらうと。

爆発がたっぷりあったのが面白かった。爆発! C4!

こっからはド派手にいくぜ!

芸術は爆発だ!


とまあ、こんな所です。

映画鑑賞9日目、「ダイハード」、観賞完了。


いやー、面白かった。

やっぱり、悪いやつがきっちりと成敗される話はスカッとします!

しかもそれが、圧倒的な逆境を跳ね返した上でならなおさらです。

映画「ダイハード」、オススメです。

ブックオフで安く売っていたら買うことをオススメしますぞ!


本日はここまで。
これにて御免。

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