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追い詰められた時ほどビジョンを語る

再度コロナが再熱したことを受けて、営業活動が若干の鈍化を見せる中、弊社もやはり少し迷走するような動きになってきています。
もちろん生活ありきなので、今の不安が強くなりやすい環境を考えるなら、社員の精神状態ほど気を使わなければならないものはないのかもしれません。

孫子の兵法では負けないための戦い方を解きますが、戦う時と戦うべきではない時の見極めが重要になります。
多くの会社がコロナ自粛期間中、今は攻めるところではないと動きを停滞させたことは言うまでもないのですが、その今がいつまで続くのかという不安から、まばらな動きを見せる販売店を見ていると、この状況はただ事ではないと、当たり前ながら思わざるを得ません。

そんな中で私たちの社内では新サービスが始まり、情けない話ですが、思うようにいかない部署間の対立なんてものも起きています。人間関係とは非常に難しいですが、言い訳合戦になったら地獄絵図ですね。

そんな環境を見ていて思い出したのが、
キングダムという漫画、わたしは読んでませんが実写を見た際に、人気の高いキャラクターらしいですが、王騎将軍のセリフで
「(前略)くだらないからです(中略)戦とは国内でやるものではない、中華(世界)でやるものです」
といって、その映画内の争い事全てを全否定するようなことを言っていました。
社内の争い事なんてアホらしい話です。

不安が強くなれば犯罪が社会に増えると言われるように、人の行動原理は不安からなります。休めば良いというのはコロナによる経済では通用しません。いかに社内の不安や迷走を落ち着けるか、個人的な私見ですがポイントはベクトルの共有、ゴール設定、共通の敵、あとはユーモアなのだと思いました。
重要なのは、
追い詰められた時ほど、ビジョンを語ること。

どうしても、今を乗り切らないといけないとか、今ある問題をどうにかしないと、となりがちなのが追い詰められた時にはまりやすいですが、指針を失ったら沈没します。
何より人は目指すゴールが見えないから、不安になりやすくなります。今を乗り切ることも大事ですが、誰でも持っている大きな不安は将来に対するものです。
今しか何かすることができないなら、追い詰められた時こそ、ビジョンの再構築が求められるとわたしは思いました。

ビジョンを語るにあたって、新サービスが出るタイミングではありますが、新しいビジネスを思いついたので掲げたいと思います。
良いツッコミが社内から出ることを期待します。

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