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イギリス留学時代ー24日間ヨーロッパ周遊旅⑤ドイツ編

こんにちは。この旅もそろそろ終わりに向かっています。

この旅のシリーズを書き始める前は全部で3記事くらいになるかな〜と思っていたら、そんなもんじゃ書ききれずあっという間に5記事目。

今日はまたもやドイツ編です。(これでドイツは最後)こちらの太字部分を今日は書きますよ〜

✴︎旅のルート✴︎
イギリス
→ベルギー(ブリュッセル・ブルージュ・アントワープ)
→ドイツ(ケルン・フランクフルト・トリア)
→ルクセンブルク
→ドイツ(トリア・ケルン郊外)
→フランス(ストラスブール・コルマール)
ドイツ(ミュンヘン・フュッセン)
→スイス(チューリヒ・ルツェルン)
→イギリス

それではドイツの最後はどんなところに行くかみていきましょう〜

●フランス→ドイツ

前回の記事でせっかくフランスに入りましたが、またドイツに舞い戻ります。その理由は、一番見たかったノイシュヴァンシュタイン城に行くためです!

ノイシュヴァンシュタイン城はとても有名なお城ですが、東京ディズニーランドにあるあのシンデレラ城のモデルになったお城なのです。ドイツ南部のミュンヘンの近くにあるフュッセンという街にこのお城があります。

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というわけで、長距離バスでストラスブールからミュンヘンへ向かいました。

ちなみに移動については何かしらトラブルがあると結構記憶に残っていますが、特に何もなければほとんど覚えていません。ストラスブールからミュンヘンへの移動も正直全然覚えていないので、おそらくなんのトラブルもなかったんだと思います!


<ミュンヘン>

前回のストラスブールでは仕方なく高い宿に泊まったため、ミュンヘンでは安いユースホステルを予約しました。部屋のタイプは男女共用3人部屋ドミトリーで、今回は駅からも近い場所でした。

賭けで私入れて3人部屋なら他に女子いる可能性も半々だろうと思いましたが、部屋についてみるとまさかの他の宿泊客2人とも男性でした。笑

まあしゃあない、と思いとりあえず挨拶をすると、1人はポーランド人で音楽家、もう1人は韓国人で就活を終えた大学生でした。

その韓国人は明日は私と同じくノイシュヴァンシュタイン城を見に行くと言っていたので、じゃあせっかくだし一緒に行こう!という話になりました。

そうして、翌日はその韓国人と朝から電車でフュッセンにいきました。

電車の中ではいろいろな話をしました。彼は第二外国語で日本語を学んでいたそうで、日本語が少し話せました。日本のドラマなどもよく見ていて、「リッチマン・プアウーマン」が好きと言っていました。私も日本のドラマは好きでよく見ていましたがこのドラマは有名なのに見たこたがなくて、面白さの共感ができませんでした。。泣

その韓国人は卒業前に1人旅をしていたみたいですが、英語は片言で、日本語も片言だったので正直うまくコミュニケーションをとることが難しかったです。今までの旅は英語片言でどうしてたのかな、、と疑問に思ってしまいました。でも卒業後はあのSAMSUNGで働くと言っていて、地味にびっくり!韓国のザ・グローバル大企業ですね。意外と優秀な人でした。


<フュッセン>

ミュンヘンからフュッセンへと近づいていくうちにだんだんと田舎の景色に変わっていきました。

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雪解けと遠くまで続く広い空の景色がとてもきれいでした。フュッセンはドイツとオーストリアの国境付近に位置していて、周りは自然豊かな小さな街です。

フュッセンについてからは、バスに乗ってお城の近くまでやってきます。バス降り場のすぐ近くにチケット売り場があり、観光客の列ができています。

実はここフュッセンにはノイシュヴァンシュタイン城だけではなく、もう一つホーエンシュヴァンガウ城というお城があります。こちらのお城とセットになったチケットがあったので、私たちはどちらも見に行くことにしました。

お城は山に囲まれていて、チケット売り場からお城までは15〜20分ほど少し山道を登ります。ふもとのチケット売り場付近には馬車もあり、自分の足で登るのが嫌だという観光客はその馬車を使ってお城まで行くこともできます。かぼちゃの馬車とかそんなんじゃないんですけどね。それでも優雅です。

シンデレラ城のモデルであるという影響が強く、ディズニーランドで私たちには馴染みがあるので日本人のツアー客が結構いました。やはりディズニーの世界ってみんな夢や憧れを持ちますよね。

私も当時学生だったので、山道を登りながらお城が見えるたびにわぁ〜!と心が踊っていました。

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(お城まで行く山道の途中。あったかいコートを持っていなくて着膨れがすごい。笑)

ちなみに白雪姫のお城のモデルになったのはスペイン・セゴビアのアルカサルというお城、ラプンツェルのお城はフランスのモンサンミッシェル、などいろいろあるみたいです。この前はコルマールでジブリネタでしたが、ディズニーネタで旅するのもいいですね。

さて、ノイシュヴァンシュタイン城は真っ白な城に紺色の屋根というイメージがありますが、実は入り口の側面は朱色のような赤い色をしています。これは結構おどろきでしたが、その入り口も含めて美しいお城でした。

城内は撮影禁止だったので写真はありませんが、中はすごくきらびやかでゴージャスな印象でした。中も必見です!

このお城の全体を見れる絶景スポットが少し離れた橋にあります。お城を見学した後に早速その橋に移動しました。

その橋からの景色がこちらです!

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橋はお城よりも少し高い位置にあり、お城とそれを囲む山、そして奥にはふもとの広大な景色が広がります。ここから見た景色が一番美しく、ノイシュヴァンシュタイン城を見るという小さな夢が叶ったなあ...!という思いでした。

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周りは自然だけで他には何もないので、よりお城の美しさが際立ちますね!


さて、お次はホーエンシュヴァンガウ城に向かいます。(お城の名前どっちも長すぎてほんと言いにくい。。)

場所はノイシュヴァンシュタイン城の近くにあり、歩いて30分で行けます。こちらのお城は黄色い色をしていて美しいというより可愛らしさを感じました。

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ノイシュヴァンシュタイン城とは見た目も色も全然違いますね!こんな立派なお城が一つの町で2つも見れるので一石二鳥です^^

ホーエンシュヴァンガウ城の中も見学をしましたが、こちらは部屋がパステルカラーでとても可愛かったです。ノイシュヴァンシュタイン城の方が有名すぎてこちらはあまり知られてはいませんが、こっちのお城も個人的にはおすすめです!

そして、このお城からはなんと遠くにノイシュヴァンシュタイン城が見えます!両方のお城がコラボした写真も撮れました。後方にかなりちっちゃく写ってるんですけどわかりますか?

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一緒にきた韓国人とはなかなかうまくコミュニケーションがとれませんでしたが、こうやって自分の写真を撮ってくれる人がいただけで良かったなと密かに思いました。写真係ありがとう!!笑

さて、お城見学を終えて山を下りると美しい湖が現れました。都会ではなかなか見れない景色で、自然にとても癒されました。

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気づけばもう日が暮れようとしていて、ここからまたフュッセンの街へ戻ります。

ふもとの街ではレストランに入って夕飯を食べました。ここでも、韓国人が何を言いたいのかよく分からず最終的にちょっとイラっとしてしまいました。(今となっては反省、、)

夕食も食べ終え、電車でミュンヘンまで戻ります。朝から長い1日でしたが、憧れのお城を見に行けて思い出の1日になりました。


<ミュンヘン その2>

翌日は1日ミュンヘンを観光する時間があったので、広場を観光したり美術館に行くことにしました。

ミュンヘンのノイエピナコテークという新絵画館にはあのゴッホの「ひまわり」があるそうで、それを目当てに行きました。他の作品もかなり見応えがありましたよ。

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ゴッホのひまわりは、それまで知らなかったのですが、調べてみると全部で7つも作品があるんですね!そのうちの一つがここミュンヘンの美術館にあり、美術館で見れる他の作品はロンドン、アムステルダム、フィラデルフィア、そしてもう一つはなんと東京に飾られているとのことでした。(残りはアメリカの個人蔵、もう一つは日本人が2億で購入したけど空襲で焼失したそうです。)

東京の美術館にゴッホのひまわりがあるなんて思いもしなかったのでこの事実には衝撃でした。ミュンヘンにたまたま来てあの有名なひまわりを見れたというレア感があったけど、東京にもあったんだ。。と少し虚しくなりました。でもそれぞれ違うひまわりの作品、全部見てみるのも面白いですね。



さて、今日はお城がメインの記事でした。
一人旅ですが、今回も旅の途中で出会った人と知り合って一緒に観光し、心細さを感じずに旅をすることができました。旅は一期一会ですね。

この旅で一番長く滞在したドイツもさよならをして、次は最終目的地のスイスに向かいます。

最終回、お楽しみに!

See you soon!

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