見出し画像

東部地域局通信 第2号(2022.9.7)

静岡県東部地域局では、東部地域の魅力や地域団体の皆様などの活動をより多くの方に知っていただくために、東部地域局通信を発行しています。毎月1回の発行を目指し、東部地域各地の取組を紹介していきます。
※掲載している情報は、令和4年9月7日時点のものです。

東部地域で活躍する個人・団体のみなさんを紹介

トレイルランを通じた「新しい旅の創造」を
―ITJ BASE Shuzenji(株式会社ソトエ 代表 千葉達雄)

修善寺温泉街の中心地。温泉街のシンボル修禅寺のすぐ隣に建つITJ BASE Shuzenjiは、築48年の建物をリノベーションしたスタイリッシュな外観が特徴的。株式会社ソトエが、アウトドアツーリズムをコンセプトにしたカフェ兼ゲストハウスとして、2021年12月にオープンしました。
「新しい伊豆の旅の創造」をコンセプトにしたトレイルランニングレース・伊豆トレイルジャーニー(ITJ)の初めての施設として、伊豆半島のアウトドアスポーツ、自転車の旅の拠点を目指します。

「修善寺紙」の伝統を次世代へつなぐ ―修善寺紙谷和紙工房(伊豆市地域おこし協力隊 舛田拓人)

修善寺にある紙谷和紙工房では、「修善寺紙」の再興と 継承に取り組んでいます。2021年に、大阪から移住した舛田さん。伊豆市の地域おこし協力隊として工房に入居。工房内では、修善寺紙の販売や和紙漉き体験などを展開し、 修善寺紙の伝統を継承していくために様々な取組を行って います。今年の春には、和紙の原材料となる楮(こうぞ) と三椏(みつまた)の栽培にも着手し、100%修善寺産の 和紙の制作を目指しています。

富士・富士宮で子育てを頑張るあなたのサポーター 富士宮 ―NPO法人母力向上委員会

NPO法人母力向上委員会さんは、主に子育て中のメン バーによって運営されており、富士・富士宮で安心して、妊娠・出産・育児を行うことができる環境の整備や情報発信をされています。
先輩ママがオススメする富士・富士宮の公園やお店等を 紹介するオンラインコミュニティ「Fcomo」や、自分らし く生きたいと願うお母さんのためのこれからの人生を拓く 出会いと学びの場としての「mamacollege」などを運営さ れています。富士・富士宮で子育てに悩まれている方は、一度相談されてみてはいかがでしょう。

地域を応援するコミュニケーションプロデューサー ―株式会社結屋 川村結里子

川村さんは、三島に移住してカフェを経営していた経験を活かし、企業や行政、諸団体などの地域の人々と連携した活動や地域の魅力を伝える事業に携わっている方で、主に「食」や「コミュニケーション」に関連した事業を展開しています。
今年で11周年を迎える「三島バル」や街で活動する100 人を起点に人をつなげるイベント「三島100人カイギ」、 企業や行政、学生等をつなげる地域プラットフォーム「三島LINK」の発起人でもあります。三島で事業を起こしたい 方は、一度これらのイベントに参加してみるといいかもし れませんね。

農業に関するスペシャリスト ―株式会社 伊豆ホーリーズ

株式会社伊豆ホーリーズさんは、伊豆の国市で活躍するイチゴ農家です。イチゴの果肉をできるだけそのまま残す秘密の製法により作られた「ベリッチジャム」はまるでイチゴのうまみをそのまま詰め込んだかのよう。JAとも連携して、市外からの新規就農者希望者も多く受け入れており、 栽培技術指導だけでなく、資金計画や土地の手配など、農業には欠かせない知識を指導いただいています。
農業を始めたいと考えている方は、お話を聞いてみるのもいいかもしれませんね。

自転車競技の選手が満喫する場所「伊豆」

サイクリングでも観光でも楽しめる伊豆 ―橋本英也選手(TEAM BRIDGESTONE Cycling)

下田のペリーロードで記念撮影
実際に、橋本選手に走行していただいたルート

TEAM BRIDGESTONE Cyclingに所属し、東京2020オリンピック自転車競技トラック男子オムニアムに出場した橋本英也選手に、普段練習でも走っているサイクリストに人気の「伊豆いち」(の一部)を紹介してもらいました。(※「伊豆いち」…伊豆半島一周)
今回紹介するルートは、伊東市のマリンタウンを出発して南伊豆方面へ。ところどころ名所に立ち寄りながら、伊豆市の恋人岬 に到着するルート。自転車競技の選手の脚力と体力に驚くととも に、伊豆の美しさを再確認できました。計10カ所に立寄ってくださった橋本選手のサービス精神には本当に感謝です!
全体は「東部地域×スポーツ」企画で紹介中。伊豆は、自転車でも車でも、楽しめます。

  • 東部地域のくらしや魅力インタビュー

  • チームブリヂストンサイクリング橋本英也選手が紹介する伊豆半島一周

静岡県東部地域の暮らしインタビュー公開中

―橋本英也選手(TEAM BRIDGESTONE Cycling)

橋本選手には、「伊豆いち」だけではなく、東部地域の魅力も聞かせてもらいました。「伊豆いち」のレポートでも垣間見ることができますが、 とにかく「静岡県東部・伊豆を誰よりも楽しんでいる!」感が伝わってきました。東部・伊豆地域の色々な場所を訪れ満喫していて、目撃情報も多数。自転車で走りながら、滝などの自然、ジオパークを見ることが好きとのことです。 伊豆をサイクリングやドライブしていたら、橋本選手に会える確率は高そうですよ。是非、皆さんサイクリングしましょう。

―沢田時選手(TEAM BRIDGESTONE Cycling)

同じく、TEAM BRIDGESTONE Cyclingに所属し、マウンテンバイク・クロス カントリー全日本選手権(2021年)優勝の沢田時選手への移住インタビューを 行いました。
沢田選手は、静岡県東部に引っ越して約半年。静岡県での発見と開拓の日々を 教えてもらいました。「富士山は毎日見えるものではないんですね」という発言には、元々住んでいる私たちも「そういえば!」と再認識することもありました。
沢田選手から、東部地域は、自転車環境としてはバッチリとのお墨付きをいただきました。富士山や海の幸、伊豆の峠を満喫しているようです。オススメの場所もお聞きしました。

統計から見えてくる東部地域の姿Vol.1 ―令和3年 静岡県年齢別人口推計

本県では、公式HP「統計センターしずおか」で様々な統計データを公表しています。今回は、「令和3年静岡県年齢 別人口推計」の「人口動態」と「年齢3区分別人口割合」の統計データを紹介します。
東部地域の人口は全国や県全体よりも減少率が高く、人口割合では生産年齢人口の割合が全国や県全体よりも低くなっています。データの出典、用語説明や市町別データ等の詳細については、リンク先をご覧ください。

東部地域局・熱海市・警察・消防・海保 共同ビーチパトロールの実施

令和4年7月29日午前11時から晴天のもと、熱海サン ビーチで海水浴客を対象に、遊泳中の事故防止を呼びかけ るビーチパトロールを東部地域局、熱海市、熱海警察署、 熱海消防本部、下田海上保安部と共同で実施しました。 今年は県内でも多くの海水浴場が開設され、新型コロナによる社会的規制も緩和され、飲酒や無理な遊泳による事故が多発しています。
ビーチで水難事故防止を呼びかけるのぼり旗と警察の置引き注意ののぼり旗を掲げ、啓発グッズの入ったバックを配布しながら海水浴客に声掛けを行いました。