表現と物語の持つパワーを信頼する

★後日追記★
この記事を書いた当時感じていたこととはむしろ逆の展開を迎えてしまったのだが、途中こんな流れもあったのだということで当記事は残しておくことにする。
以下、記事内容を読むとわかるが、この期間の私は自分がスピリチュアルな分野、特にそれを専門とする活動からは離れていくのだと感じていた。
しかし、約4ヶ月後にわかったこととは!
「深入りするためのインターバルだった(非物質次元を拠点にすること)」に詳しい。
「地球分岐の扉の通過、自身の魂の進行を知る(夢と象徴の解釈例)」という記事の中ではさらに大局的な視点で流れを振り返っている。
「どれもオンにできる並行世界の選択!と一貫するテーマ」では並行世界の選択という観点からの説明を。
もちろん、アーカイブを辿るとそこに至るまでの過程の記事もある。

人生が自分をどこへ連れていくかは小説よりも奇なりで、その一方で確かに知っていたシナリオ通りであるとも感じ、知らない自己と知っている自己が内に共存しているパラドキシカルな感覚を生じさせる。

……とっ、単刀直入に言いましょう。
私、今後は物語の創作をメインにします。

ここに来て、次なる自分の執筆活動は創作、それも物語を書くことだと確信するに至った。
子どもの頃からのヴィジョンに従えばこれは必然で、あたかも大きな大きな円周の上を歩いて、この地点に戻ってきたようだ。

しかし、少し前までの自分であれば、こんな展開は想像できただろうか。
否。

読んでいるあなた! あなたの人生にもまた、このような「既知の未知」との出会いは存在しているかもしれない。そのとき感じることは、表層の自分は驚きつつも「こうなることは知っていた」という納得、そして一度は忘れたかもしれないがそれを最初からわかっていたことによる、「自分が自分に再会したというピタッとした一体感」だ。

私は自分の目的に沿って、これまで表現活動を手段として用いてきた。
このnoteでは、多くの記事をスピリチュアリティーへの理解を共有するために、学びたい人の補助になることができるようにという目的に充ててきた。
その目的はもっと以前、2011年から続けているブログでも保持していた。
(noteでプロフィール代わりにしているこちらの記事で、おおまかな背景を説明しています。★「新しい幕の、はじまり、はじまり~!」

それが昨年、2020年の終わりまでには自然な流れで、スピリチュアリティーについて直接的な言葉でアウトプットすることの完了を感じていた。
スピリチュアリティーから離れるためではない。むしろ、私の人生において「スピリチュアリティーここに極まれり」の状態で、次の扉が開いたのだ。

次は何がやって来るのかと待つ間も、活動として「書くこと」が続くらしいことはわかった。
でも、何を?

しばらくの期間、自己の内や夢の観察をしながら複数のテーマを意識できたのだが(その過程と内容は、2021年1月のアーカイブを)、ある日、明確に気がついてしまった。

私の内からやってくるそれらの要素全部を、まぎれもなく自由に表現できるフィールド。
それは、物語の創作だということに。

表現と物語の持つパワーを信頼する

決定的だったのは、最近の記事で複数回、夢の内容を書いた後に自分自身が感じたことだ。
これまでも私は度々夢をテーマにしてきており、それ自体は珍しくない。
ただ、このときは夢とは何かという説明や、シンボルの解説を入れることに疑問を覚え出したのだ。

夢の記事を書く度にそうすることは繰り返しになるため、表現を変えたり、あえて簡潔にしたりすることで工夫をしてきた。
けれどももう、それすらも必要ないのではないか。

正直言って、概念が形をとっているということ、象徴として表現されている内容の「すべてを」説明することはできない。その意味をすみずみまで解説することはできない。
私自身ですら、全部を理解しているとは言えない。

それでも、読み手が「自分自身の夢を」理解するために使ってもらえるようにという意図があって説明を入れてきたのだが、今の私は「表現の持つ力」「物語の力」を信じたいのだ。

私の内に現れた世界、受け取った物語を表現することで、どのような解釈を通しても「消えない」エッセンスがあることを信頼するよう導かれている。
各々の解釈を超えて残るそのエッセンスこそ、私たちの真の共通言語なのであり、内で常にあり続けるコミュニケーションなのだということを認識するに至ったのだ。

私の書く物語の題材は、多岐に渡るだろう。
意識の中を訪れたもの、眠っている間に夢で見たもの、ひとりでに展開したイメージ、話しかけてきたもの……

それらに、この世界で形を与えるために。
私は、書きます。

書く内容を物語だけに限定するつもりはないけれど、主眼は大きく変わったのでここに報告した。
これまで読んでくださっていた方であれ、新たに読んでくださる方であれ。
あなたの琴線にふれる何かを提供できれば幸いである。

☆この内容の続きにあたる記事はこちら
「創作の笹舟・Mission Inseparable」


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