魂の望みと高ヴァイブレーション状態【よろこびのループ】

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ゆく河の流れは絶えずして……まさにこの表現の通り、あなたは自分の状態がコロコロ変わることに気づいているかもしれない。

自己の内を観察していると、あなたの状態や思い、情緒や気分は変化していき、自分の中にある「真実」までもがそのときどきで変わってしまうように思えるのだ。
そう、まるで川に流れる水を観察しているかのように。

そのときあなたは「水面(みなも)」を見ていて、表層を追っているがために、あなたの中にあるもっと深い流れに気づけていない。
心の表面のみを「これが私の心だ」と思ってすくい取ると、その奥に存在する一貫した力強い流れに気づけないのだ。

魂の自分って……?
魂の望みって……?
わからないと思うとき、あなたは水面の「揺らぐ様相」に気を取られ、その奥に気づく方法を忘れている。

これをあなたのエネルギーのヴァイブレーションの変化として説明しよう。

あなたのエネルギーが高振動数にあるとき……それが「魂と一致している状態」だ。
あなたが現状感じられる「Highest Vibration」の状態の自分になっているとき、あなたは魂の目線で人生を見つめられる。
これを私たちの言語で表現すると「よろこび、情熱、存在に備わるエクスタシー」の状態である。
「奇跡が自然である状態」と言い換えてもいい。

一方で、この人生体験に「人間になり切って没頭している」あなたのヴァイブレーションは、前述の通り瞬間瞬間で変動し、安定していない。
あなたが物理的現実を自分自身の創っている夢としてでなく、「外側にある確かな現実」と考え始めると……そう! あなたは自分自身を「この世界の登場人物のひとり・いち個人」と思い、エゴと同一視する。

このとき、あなたの振動数は下がっている。
Lower Vibrationの状態になっているのだ。

あなた自身の「魂の望み」は、あなたが低いヴァイブレーションの状態になっているとき、感じ取ることができなくなる。
目の前にあるあれやこれやに釣られ、あなたの思いは転回し、逆方向に向かうこともある。状況次第で心が揺れ動いて、何が一体「本当」なのかがわからなくなる。

あなた自身がこのことを知って心得れば、「何が自分の魂の望みなの?」と、さまようことはなくなるはずだ。
あなたは、自分が今どんな状態にあるのかを注意して理解するようになるからだ。

ひとつ、面白い説明がある。

魂と一致するのは高いヴァイブレーション状態になることではあるけれど、この世の方向性としては「Dive」、深く潜っていくことに似ている。

「High(高く)」へのチューニングは、体感としては「Deep, Deep, Into……」の感覚を伴う。ある言い方をすれば下方向、もっともっと奥へ……と降りていく感覚だ。
言葉にすれば真逆のように表される方向が、精神世界では対応関係にある「動き」なのだ。

そしてこの方法でしか、あなたはあなたの魂と「じかに」ふれあえない。
魂と一体であることを自覚する体験ができない。

また、あなたが魂とひとつになるまで一貫した幸福は得られない。
物理世界に生きる自己という目線とヴァイブレーションから、何かに対して「これが自分を幸せにするんだ!」と思っても、まるで霧をつかむようにそれはパッと消えてしまう。

あなたは繰り返し、自分の心の中に「埋めたい空洞」や「むなしさ」があることに気づいてしまう。
だから、次の「幸福を感じられそうな何か」を追う。もしくはただ単に心の声を無視して、どこかうつろな感覚をごまかしながらの人生を受け入れるか……。

そう言われても!
「魂の望み自体を発見できないよ、それが一体何なのか私にはわからない」
と、あなたは言い張るかもしれない。

そう感じたときには、どうぞ思い出して。

具体的にどこに深く潜るかということを。
そしてその後、あなたがどうすればいいのかを。


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