マスターの道
どんなにシンプルな理論で、知的にはその意味を理解できていても、あなた自身が納得していなければ、それに信頼を置いていなければ、あなたの人生にその内容を適用することができない。
前回◆「次なる幕開け、ダイレクトコミュニケーション」で私が教える内容が変わることを書いたが、それは人生の基礎となる「概念の理解」の学びを完遂したという実感からだ。
普遍の法則を理解すると、何にでもそれを用いることができる。
それぞれの人生において、実用することができる。
だから、「そこから先は」となったとき、次の段階は、自分の人生にそれを実用して創造のマスターとして生きることだ。
現時点で私は「概念の理解」こそコンプリートしたけれども、その確信から生きる創造のマスターの道は歩み始めたばかりだ。
したがって、経験をまだ十分に語ることができない。実例をシェアできるのはこれからだ。
たとえば、これを実用した結果には、「物理法則の超越」も含まれる。
今年2020年の8月に◆「Lighter, lighter 地球の自然法則の超越」という記事で自然の話題と絡めてそのことはすでに取り上げていた。
前回の記事で書いたように私が自然界と関わるあり方においても、見るもの、出会うものを物理的制限の枠に閉じ込めることはしない。
同じく、私の人生に現れるどんなものも、物理的なものとして捉えることは決してない。
それはどういうことか。
この世界は自分の夢で、すべては自分自身の意識の反映であるということを完全に覚えているということだ。
知覚とは解釈であり、自分が信じた通りに働いており、そこに誤差はないと知っていることだ。
あなたの外に確かな実体があると考えるなら――あなたは創造のマスターではない。
あなたの創造を制限する「誤解」を一括でとく
誰もが自分の人生を創造しているが、恐れに基づいて創造していれば、本人の満足いく結果にはならないだろう。
あなたがもし分離の観念、私たちが「個々に、別々に存在する」という錯覚を支持していれば、それはあなたが創造する際の制限として働く。
必ず恐れに直結する。
具体例はそれこそ数限りなくあるが、どれも根本にある観念は共通だ。
だからこそ、以下を思い出すことで、その誤解を一括でとくことができる。
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