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#日記

昨日の出来事。

昨日の出来事。

昨日、事故が起こった。
仕事場で作業をしていたところ、突然眩暈がし扉にもたれて回復を待とうと思っていると、ふっと意識が無くなってしまい、後ろに転倒してしまった。
バーンという音だけが聴こえ、その音に驚いて意識が戻った。
後ろには台車の上にダンボールがいくつか積まれており、幸いそれがクッションとなり大事に至らなかった。
しかし、あと数センチずれていたら台車の鉄パイプに頭をしこたま打ち付けて大怪我どこ

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ゼロと1の間。

ゼロと1の間。

現代はカテゴライズ社会か。
ある状況を抜き出して、それに命名して他と分離して対策として
こうしましょう、ああしましょうと言ってきたり、あれを買え、これを消費しろと言ってくる社会。

スナップだ、キャンディッドフォトだ。現像だ、いやレタッチだ。
PTSDだADHDだ、アスペルガーだサイコパスだ、陰性だ陽性だなどなど。
そりゃ社会がAI化すればゼロか1しかなくなるわな。

AIに出来ないのは、ゼロと1

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石頭

石頭

眼前の世界は自分の意識が反射して見えている。
不快に感じるものが見えるということは、自分の中にそれを不快と感じるメカニズムが存在しているということ。
不快に実体はなく、思い癖やこうあるべきという意識が不快を生み出していることに気づくと、それは不快でなくなる。

写真と関係の話

写真と関係の話

いい写真は、撮ったものと撮られたものの関係が伝わる写真。
又は、撮影者の持った関係を追体験できる写真。
それは撮影者が被写体を見たときの「意識が動いた瞬間」が可視化できるということ。
「あぁ、ここに惹かれたんだな」「ここが気になったんだな」ということが見えるということ。
それに対して、撮影者と被写体が無関係な写真はつまらない。
ノウハウ本を見てその通りに撮った写真は、撮影者と被写体の関係が結ばれて

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関係は意識の実証実験

関係は意識の実証実験

すべての関係は「こういう状況下で私の精神はどんなメカニズムでどのように作動するのか?」ということを確認する為の実証実験だと捉えている。
別の言い方をすれば、私自身の実態を検証する為の利害関係ですらあるのだ。
ゴリゴリの極端な話、利害のない関係は生じない。逆に何らかの利害が発生することを関係と言う。
その関係のおかげで自分の存在価値を感じるとか、その関係のおかげで自分の中に隠れていた怒りの存在に気づ

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ステートメントについて

ステートメントについて

ステートメントを難しく考える必要はないと思っている。
役所の公式文書じゃあるまいし、書式も文字制限もない。何を書こうが自由だ。
たとえば音楽の歌詞にしても、ストーリーのあるものもあれば、詩的なものもあり、日常を描写したものもあり、思想を主張するものもあり、おちゃらけたものもあり、難解なものもあり、意味不明なものもあり、なんならインストルメンタルもある。こうであらねばならないということはない。
俳句

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ホントって何?

ホントって何?

言葉狩りのようで申し訳ないが、評論する側の「これがホントの何々」という言い方に違和感を覚える。
個人の一時的な感想でしかないことを、さも世間の誰もが認めた公認のように言うその言い回し。
物事は相対的・多面的であって、絶対とか唯一というものは存在しない。
何かを論ずるのならホントもウソも綯交ぜになって多層構造になっているという複眼的視点が必要だろうと思うのだ。
ホントの中にはウソも含まれていて、ウソ

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仮初のバーチャル世界

仮初のバーチャル世界

人間は外界を自身の持つ概念に適応するように脳内補正しながら感受している。
それを何でもない日常と呼び、精神が混乱しないような安全策を講じている。
いわば日常とは、こうであってほしいという願望が生み出した、仮初のバーチャル世界なのだ。

写真については大別して2種類あって、願望を補強し賛美する現存社会に対して肯定的な写真。
一方は願望を破壊して世界は仮初であると主張する否定的な写真。

仮初のバーチ

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見えない野心

見えない野心

腹に野心がある人間ほど美辞麗句を並べ立てるのだ。
一見人格者に見えて、その実内部にはどす黒い炎がくすぶっている。
しかし彼は自らの弱さを自覚していてあらゆる外部的な手段を駆使して克服しようとする。
それゆえ武器として金品に執着したり勝敗に拘ったり味方を周囲に確保しょうとする。
ほんとうの強さとは、自らの弱さを理解しそこから目を離さず外部的な手段に頼らず一歩も逃げないことである。

フィルムカメラの気分

フィルムカメラの気分

デジタルでフィルム風を再現できるのだから、今更フィルムカメラを使う意味がわからないという人もいる。
フィルムで撮っても結局スキャンしてデジタル化するのだから意味ないじゃんということだ。
しかし、ファインダーを覗いて感じる昔のレンズの滲みやピントリングの感触、絞りやシャッターダイヤルのクリック感、ごつごつひんやりしたカメラの感触、巻き上げレバーのぐりぐり音と指に感じるフィルムの抵抗、フィルム巻き上げ

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泡沫の夢

泡沫の夢

このnoteに書いている事は、とても偏っている。
というよりは、私自身が非常に偏った人間なのだ。
変人なのだろうという自覚はある。
世間一般の人々からすると、大いに欠落した部分がある。
それは、私とすれば、とても恥ずかしいことで
通常はなるべく他者に気づかれないように
一見普通の人に見えるように演じているつもりなのだが、
見る人が見れば、易々と、見透かされているのかもしれない。

話は遡るが、小学

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細くて狭い平均台

細くて狭い平均台

心がザワザワ揺れているときの方が写真が撮れる。
この野郎と自分に向けて思っているときに何かが見えてくる。
平穏無事なときには世界も平板にしか見えない。
ただ、この野郎が行き過ぎると自分のくだらなさしか見えなくなって
細くて狭い平均台から滑り落ちてしまう。