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黄青の世界と緑の私1208

疎外感を感じる職場。
職種も年齢もマイノリティ。
機械が代わりになる職種?単純に少子高齢化ってだけ?
絶対違うよね。わかってるから尚更滅入る。

隣の芝生は青いけど、隣町の芝生の方がもっと青い。
だけどたとえ隣町に引っ越せたとしても、途端に元いた町の方が青くなるんだ。
皮肉なものだな。

だから今いる地の芝生の色を、復元不可能なくらい黄色く塗るの。そして隣の芝生が青いと思わなくなったら引っ越しを決めるんだ。
そうしたら戻りたくなくなるだろうし、過度な期待から落とされることもない。

そのためには大量の黄色のペンキが必要だ。一体どれほどの量になるんだろう。
あとどれだけの色メガネを外せばいいいいんだろう。気づかぬうちにかけちゃってたみたい。

黄色の世界と青色の世界。
に、緑色の私。
近い未来、どんな何色になっているの。
ずっと緑色に馴染んだままなの。
今変わればビビットブルーになれるの。
教えてくれなくていいけど、引き寄せて欲しいわ。
私は変わらず歩くから。
限界来るまで歩くから。

まずは靴を買わなきゃね。
次に目的地を決めなきゃ。
決めたらルートを考えなきゃ。
多少のリスクは想定内だよね。
毎日ストレッチして歩きやすくしよう。

晴れの日はたくさん歩いて、
雨の日は靴を磨こう。
道中で仲間に出会えたらいいな。
珍しい鳥にも挨拶できたらいいな。
私が町の祭りの主催者になることなんて来るのかな。
そんなの、嬉しくて苦しくてたまらないな。

——明後日はギターを買いに行こう。

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