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徒然

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#思考法

【めんどくさがり】には急がば回れ

僕は面倒くさがりだ。

中学生の頃に教わった数学の先生から「数学は面倒くさがりの学問だ」と言われた事がある。それと同様に「パソコンは面倒くさがりの道具だ」と僕は思っている。

いま仕事としてパソコンを教えている。
専門学生に教える機会と、一般の人(年齢層高め)に教える機会がある中で、学生には「『PCを使える』という最低ラインは手書きよりも速くて綺麗で正確なものが作れる事」と話している。

手書きす

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哲学を持つ

自分が何かをするにあたり大事だと思っていることは「自分なりの哲学を持つ」ということ。

僕の周りには写真を撮るのが好きな人が多くいる。
照明を生業としている方は「写真とは光を撮るもの」と考えている。
別な方は「時間の流れ・場の空気を感じられるもの」と考えている。
僕はもともと動画出身なので「連続した時間の瞬間を切り取るもの」と考えている。
こんな感じで、何が正解ではなく自分なりに「何を」という哲学

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気が付く力

どんなことにせよ上達するのに何よりも必要な能力は【気が付く力】だと思う。

もっと簡単に言えば、違いがわかる事。それに気付ける事。それがスタート地点であり、これが出来ない時点で上達はなかなかしない。

上手な人と下手な人。
センスの良い人と悪い人。

違いは何か。それを知るためには[比較する]という作業が必要。
この[比較]も重要で、過大も過少もせずに出来るだけ適切な見方で行う必要があり難しい。

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視点を切り替える

物事を考える上で大事なものの一つが[視点を切り替える]だと思っている。
これは広い場面で使う事。

音楽関係の企画をしている時には、[出演者][お客さん][スタッフ]とそれぞれの立場でものを考える。それぞれが求めている事は違う。
どこか一つの立場で考え過ぎてしまうとバランスが崩れ、需要と供給がマッチしない。つまり売れないものが出来てしまう。

クリエイターとしてモノ作りをしている時も同様で、自分が

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【閃き】はつくるもの

【閃き】って何かの天啓かのように思っている人がいる。
でも、それは違うと思う。

人間の記憶というのは曖昧なもので、自分が憶えていると自覚している[つもり]の範囲は案外狭い。逆に言えば潜在的に記憶している[はず]のものは多くある。

【閃き】というのは、どこからともなく突然湧き出てくるものではなく、潜在的に記憶している[はず]、つまり自分では忘れてしまっているけど一度は経験したことや得た知識、耳に

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