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アイデアの筋トレ 728

703振

蝉丸/せみまる

薙刀 せみ王丸

由来・来歴

武蔵坊弁慶所用の薙刀と伝わる。

京を離れ奥州藤原氏を頼ることにした源義経一行は、平泉を目指し亀割峠を越えようとしていた。
その時、義経の北の方が産気づいたため、弁慶が産湯を探して沢へと下っていき、小国川の川べりにあった湯煙を上げる大きな岩に薙刀を突き立てたところお湯が噴き出してきたという。
このお湯を、まもなく生まれた亀王丸の産湯として使い、その後一行は平泉へ向かった。
この岩割の際に弁慶が用いた薙刀の名前が、“蝉丸”あるいは“せみ王丸”だという。

その後、この地は江戸時代に入ると出羽新庄藩戸沢氏の領地となり、弁慶が探し当てたという源泉は藩主家の御殿湯として用いられ、現在は瀬見温泉と呼ばれている。この“瀬見”の名前は薙刀の名前にちなむといい、亀割の地名から亀王丸と名付けたという。

現在も瀬見温泉は弁慶と義経ゆかりの地となっています。

モチーフ

デザイン

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儚くも力強く

蝉丸の名から蝉のモチーフを、そして瀬見温泉を流れる川のイメージと立つ湯気のイメージを羽根の模様に落とし込みました。

弁慶と義経の伝説、蝉の一生から“儚くも力強く”というタイトルにしました。

過去作はこちら。


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