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アイデアの筋トレ 820

795振

蛇切丸/じゃきりまる

太刀

由来・来歴
池の主である大蛇同士が戦ったという伝承の刀

松代の蒲生ヶ池には大蛇の主がいたが、子が姫ばかりで男子がなかった。
そこで、浦田の鼻毛ヶ池の主に相談したところ、御坂峠を超えた先にある野々海池の主によい男子が居ると教わる。
蒲生ヶ池の主に媒酌を頼まれた鼻毛ヶ池の主が、さっそく野々海池の主に話を持って行ったところ、
「あのような汚れた池の主には息子はやれない」
と断られてしまう。
それを聞いて怒ったのが蒲生ヶ池の主で、媒酌人としての顔を潰された鼻毛ヶ池の主と相談し、野々海池の主への復讐を企てる。
蒲生ヶ池の主は水梨の中屋から、また鼻毛ヶ池の主は浦田の小坂からそれぞれ宝剣を拝借して野々海池の主を退治することになる。
到着すると、蒲生ヶ池の主は鼻毛ヶ池の主に向かって「それでは私は池に入って野々海池の主を倒す。私は白い波になり相手は赤い波になる。だから水面に赤い波がでたら切りつけ、白い波がでたら応援して欲しい」
というと池に飛び込んでいった。
まもなく水面には赤い波や白い波が交互に現れ、戦いは七日七晩に渡ったという。
やがて野々海池の主を倒した蒲生ヶ池の主が現れ、戦いは終わった。


モチーフ
大蛇

デザイン

画像1

争いあった二匹の大蛇の主をイメージ
絡み争い現れた白い波と赤い波から紅白のカラーにし、丸い形は池をイメージしている。

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