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2020年8月の記事一覧

アイデアの筋トレ 793

アイデアの筋トレ 793

768振

牛王吉光/ごおうよしみつ脇差 原田甲斐宗輔所持

由来・来歴
牛王とは牛の中で最上を意味し、この事になぞらえ吉光の中で最上を意味する。

牛王とは本来、牛黄を意味しており千頭に一頭の割合でしか見つからない牛の胆石を原料とする漢方薬。
古来非常に貴重とされていた。
牛黄が牛王に転じた理由は、熊野牛王符の朱印の材料に使ったためという。

モチーフ



デザイン

牛のシルエット
腹部の

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アイデアの筋トレ 792

アイデアの筋トレ 792

767振

碇切/いかりきり脇差 磨上無銘

由来・来歴
黒田家伝来では、黒田如水がこの刀で碇を切って舟を出港させたのでこの名がついたとある。
また、黒田長政の佩刀であるといわれ。
それによれば、文禄の役で王城の近く全義館まで進撃し、河畔に陣を構えていた際、怪しい人影を認めた長政が追いかけると舟の碇の下に隠れたが、その碇の下に屈みこんだ敵を碇ごと切ってしまったが刃は少しもこぼれなかったという。それ

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アイデアの筋トレ 822

アイデアの筋トレ 822

797振

雲井/くもい脇差

由来・来歴
相州康春作

慶長のころ、相模国足柄郡矢倉沢の関守であった大庭景聡がある月夜に尺八で雲井を吹奏していると、越前浪人が通りかかった。
浪人が狼藉を働いたため、大庭はこの康春作の脇差で一撃を与え倒した。
この後、「雲井」と名付けたという。

雲井とは
雲のある場所。 大空。という
また、曲の名称で“雲井之曲”“雲井獅子”というものがある。

モチーフ
雲井獅

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アイデアの筋トレ 821

アイデアの筋トレ 821

796振

にっかり青江/にっかりあおえ大脇差 大磨上無銘
金象嵌銘 羽柴五郎左衛門尉長

由来・来歴
備中青江作
元は太刀だが大磨上により大脇差となった。

領内に化物が出るという噂を耳にし現地へ赴いてみると、夜中にも関わらず子供を抱いた怪しげな女が立っていた。
お武家様に抱いてほしいと懇願し、子供が近寄ってきたためそれを切捨て、さらに「にっかり」と笑う女の幽霊を切り捨てたという。
翌朝その場所

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アイデアの筋トレ 820

アイデアの筋トレ 820

795振

蛇切丸/じゃきりまる太刀

由来・来歴
池の主である大蛇同士が戦ったという伝承の刀

松代の蒲生ヶ池には大蛇の主がいたが、子が姫ばかりで男子がなかった。
そこで、浦田の鼻毛ヶ池の主に相談したところ、御坂峠を超えた先にある野々海池の主によい男子が居ると教わる。
蒲生ヶ池の主に媒酌を頼まれた鼻毛ヶ池の主が、さっそく野々海池の主に話を持って行ったところ、
「あのような汚れた池の主には息子はや

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アイデアの筋トレ 819

アイデアの筋トレ 819

794振

海老錠切り/えびじょうきり
太刀 備前長船長光作

由来・来歴
足利義満の頃、京都比叡山の僧に室厳院という者がいた。
市中に火事が起こり室厳院のいた建物に延焼してきたが、門に海老錠がかかっており多くの人が脱出できない状況になった。
そこへ室厳院が駆け寄り、この備前長光で"海老錠"を閂の巻金もろともに切り落とし、多くの人が逃げることができたという。

海老錠
古来使われていた閂を施錠する

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アイデアの筋トレ 818

アイデアの筋トレ 818

793振

地蔵行平/じぞうゆきひら刀 銘 行平作

由来・来歴
地蔵尊を彫っていたためという。

元は足利義教の御物
義教はくじ引き将軍と呼ばれくじ引きにより位が決まった。
恐怖政治・独裁者と言われていたが戦においては天才といわれ無敗の才を持っていたという。

モチーフ
地蔵尊

デザイン

祈る地蔵尊
メインに地蔵尊のイメージを配置。
背面には地蔵尊が持っていたと言われる宝珠を配置している。

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アイデアの筋トレ 817

アイデアの筋トレ 817

792振

古今伝授の太刀/こきんでんじゅのたち太刀 銘 豊後国行平作

由来・来歴
細川幽斎に伝わっていた。
もともとは細川家の重宝。
慶長5年田辺城が囲まれた際に、「万葉類聚古集」16冊と共に烏丸家に伝来した。
その後、古今伝授の太刀と呼ばれる。

古今伝授
秘伝で一子相伝。歌道の奥義を伝え伝授するもの。

モチーフ
一子相伝

デザイン

代替わり伝えられる秘伝
巻物がDNA螺旋のように絡み

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アイデアの筋トレ 816

アイデアの筋トレ 816

791振

朝日丸/あさひまる歌舞伎 昔語黄鳥墳(むかしがたりうぐいすづか)

由来・来歴
歌舞伎に登場した名剣
朝日丸は三條の小鍛冶宗近が鍛へたる名剣と言われる。鯉口を放す時はたちまち闇夜も夜明けの如く数多の鳥啼きわたる。
この事から、朝日丸と名付けた。
と言われる。

モチーフ
朝日

デザイン

朝日昇り、煌く威光

朝日が昇り、ギラギラと光を放つ様子をイメージ。
#デザイン #毎日 #ほ

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アイデアの筋トレ 815

アイデアの筋トレ 815

790振

粟田口藤四郎/あわたぐちとうしろう刀工 山城粟田口派

由来・来歴
正宗、郷義弘と並び、大名家で珍重されていた。

通称は藤四郎吉光
「吉光」の二字銘を切り本来は吉光の名で呼ばれるが、通称の藤四郎で呼ばれることが多い。

短刀を多く打っており、短刀の名工として知られている。

モチーフ

藤の花と短刀

デザイン

藤四郎を表す為、藤の花をセンターに配置。
周囲を囲む短刀で枠を作る。

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アイデアの筋トレ 814

アイデアの筋トレ 814

789振

山姥切/やまんばきり本作 長義作
写し 国広作

由来・来歴
むかし戸隠山中の山姥を退治したことから「山姥切」と号した。
本作 長義は正宗の門人で正宗十哲とされる。

写し 国広は堀川国広の作で山姥切の由来こそ不明だが、出来が素晴らしく山姥切国広と呼ばれた。
長尾顕長が北条氏政から拝領した長義作の写しを、堀川国広に依頼してできあがった。

モチーフ

山麓と水面に写る山

デザイン

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アイデアの筋トレ 812

アイデアの筋トレ 812

787振

朝露御太刀武田信玄所持 官七家伝来
表銘 信国
裏銘信玄公拝領 朝露御太刀

由来・来歴
由来は不明

切れ味を事象に例える事があるので朝露が落ちるかの様な切れ味とかだろうか、切れ味由来かもしれません。

モチーフ

朝露

デザイン

葉をつたい落ちる朝露

するっと落ちる感じと刀の鋭さを葉菖蒲のイメージで。
#デザイン #毎日 #ほぼ日 #ロゴデザイン #logo #刀 #グラフ

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アイデアの筋トレ 811

アイデアの筋トレ 811

786振

朝霜次直/あさしもつぐなお刀 磨上銘 備中住次直

由来・来歴
毛利家臣福原家に伝来。のち毛利宗家に献上された。
号の由来は加藤千蔭の歌の短冊がついていることから。

ぬけばかる 朝霜寒し 真金吹く 吉備の方しが うてる此(この)たち

抜けるように 朝霜が寒い時に 吉備にて この太刀が打たれた
という事でしょうか。

真金吹く
鉄鉱を鋳て吹き分ける意から、鉄の産地であった「吉備 」「

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アイデアの筋トレ 810

アイデアの筋トレ 810

785振

獅子丸/ししまる

太刀

由来・来歴
金王八幡宮の別当院である東福寺の寺宝に、源頼義・義家親子が奥州征伐の際に、先陣を承った秩父基家の佩刀があった。
基家はこの太刀で獅子軍陣の働きをしたため、源義家が獅子丸と命名したという。

モチーフ
獅子

デザイン

獅子が吼え軍を率いるイメージ
獅子咆哮し先陣を引かぬという意志の表現
#デザイン #毎日 #ほぼ日 #ロゴデザイン #logo

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