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或るコントワールの1日

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『日本バー探索紀行』

『日本バー探索紀行』

バーテンダーを初めて20年弱になります。1つの仕事を長く出来るというのは幸せ、、というよりも運が良い、、という風に個人的には感じで幸せか幸せじゃないかはまだまだ先の話の様に感じたりしています

さてさて、とか言いながらバーが好きという事には始めた頃から変わりは無い様です。ここは少し今まで行った事のあるバーを自分なりに回想しながら書いてみようか思います

完全に個人の回想録で自分の中で文字にして目と

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『少し嬉しかった話』

『少し嬉しかった話』

よく行く中華料理屋さんの話

コントワール営業終了しお店を出る時というのはその日の営業状況に関わらず自然に口数が減りひとりぼーっとしながら帰るわけです

その日のぼーっと具合に合わせて一軒寄ったり寄らなかったりするわけですが先日このぼーっとした状況のなかその中華料理屋で食事を済ませお会計、◯◯円です という自然の流れでしたが少しだけ

んっ!? 少し値段上がったかな?

なんて思いながら帰りそ

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【伝える力】

【伝える力】

これはなかなかおもしろくもありいつも言う頃合いとさじ加減のような要素も多大に含まれてはいますがおもしろいということには間違えなさそうです

昨今の若者のコミュニケーション不足だぁ~とか、最近の若い人はこうだよね~とか、、あの大人と呼ばれる世代におけるあの頃会話 実に嫌いです

若いと呼ばれる世代の方に大人の昔はこうだった話を持ってこられてもそれはあまりにもピンッとくることはなく、それは何故かならそ

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『土地の理解度 新しいこと』

『土地の理解度 新しいこと』

あるお客さんのお話、、あるかたとはコントワールを始める前、いわゆる修行時代にお店で出合った方、駆け出しの和食職人と5年ほど経った時の生意気バーテンダー、この絵というのも今思えば実に良い絵だったように感じますそんな15年前の話、、そしてそのかたと今でもご縁があるということに実に意義を感じでいます

そのときそのかた20歳、その当初より何ヵ月に1回かのペースでご来店頂きそこでお互いの近況交換な話をさせ

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『土地の理解度 新しいこと ②』

前回のつづき、 その方というのは

某有名ホテルで何年か働き、某和食割烹で何年か働き、地元に帰り和の道でずっと行かれ15年経過、そして独立という経緯

上記のように文字だけにすると簡単ですがその中には数々の思いや気持ちが詰まっていると思います。ただ早かったな~なんてふわりと思う気持ちも同時にあるその交互な感じは経験でしか掴めなさそうです

岡山県は西部のマチにてお店出されます。この街中には街中の考

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『東の宇都宮 西の岡山』

先日関東よりバー好きな方がご出張でご来店、バー話になり上記のタイトルをお話頂き単純に嬉しいことだなと感じました

このタイトルの話は地方都市におけるバーの質の高さを意味された会話でありました。まず宇都宮の話、カクテルとギョーザのマチというフレーズでのまちおこし(結構前)

すごく有名なお店がありカクテル大会などで賞をとられそのお店が軸となり普及させ現在様々なbarが楽しめる模様、個人的にそこでは

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『東の宇都宮 西の岡山 ②』

地方都市におけるバーのクオリティの高さを 東の宇都宮 西の岡山 と先日関東よりバー好きな方がご出張でご来店頂いた時にこの話お話頂き単純に嬉しいことだなと感じた、、というお話な昨日、では今日

基本的に地方都市でバーをされてる方というのは個人事業主が大半でバーの場合もカウンター10席+ボックス席が2~3あるという形が多いようで大体8席~30席くらいの空間になります(コントワールは15席)

そし

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『昔のバーの良い話』

昨今の世界的に見るタバコ事情、つい10年~15年前の日常は今はマナーをきっちり守り楽しむものになりそれはそれで良くも感じこの マナーを守る、、 どうやらこれに尽きると感じます

最近あった話、、

年は20代後半の先輩と20代前半の男性二人、先輩後輩の仲で二人の顔もこちらは認識できてる、、というかんじ

この先輩と後輩や上司と部下というカタチ自体も以前と比べれば減っているのは現実あります。

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