20歳まで8ビートが叩けなかった僕が上達するために実行した5つのこと。~vol 2~
前回のvol 1のきし記事はこちらから
↓↓↓
今回はvol 2です。
手首の向きや使い方、フォームの見直し。
そしてフィンガーコントロール等
ストロークの見直しを徹底的にやりながら次に手を付けたのが
リズムパターンの見直し
です!!
リズムパターンの善し悪しで曲の良さが良いようにも悪いようにも聞こえてしまいます。
僕はこのリズムパターンの基礎を指摘され、見直す事にしました。
今までなんとなくで叩いていたリズムパターンの種類や使い方など、
聞き返して見るととても音楽的とは思えない程のプレイを量産していました。
曲が8分音符の曲で8小節で進んでいるのに対して、
16分音符のビートを刻んでいたり、
更には曲の区切りじゃない場所に派手なフィルインを入れていたり、、
お世辞にもいい演奏と言うには程遠いプレイをしていました。
その癖を直すためにまずは4小節、または8小節でリズムが変化していくというのを身体に覚えさせるために
8ビートを叩いて、
4小節だと、4小節目のアタマから1小節のフレーズ
8小節だと、7小節目のアタマから1小節のフレーズ
をメトロノームを付けながら身体が自然と区切りでフレーズを入れれるようになるまで練習しました。
※ちなみにフレーズは簡単なタム回し等からやり始めました。
何故4小節、または8小節区切りなの??
と楽器を演奏した事がない方は疑問に思うかもしれません。
以前の記事にも書かせて頂いたのですが、
日本の曲のほとんどは4小節か8小節の区切りで曲が変化していきます。
Bメロからサビにいったり、ギターソロからラスサビにいったり、、
曲が変化するタイミングでしっかりとそれに合ったフレーズを入れれるようになるための準備段階の練習として、
このリズムパターンの練習をやり始めました。
正直最初は辛かったです。
今まで何も考えずに自由にプレイしていたので、
音楽的な事を考えながら基礎練習に打ち込む毎日は苦痛でした。
「俺はもっと派手な事をして盛り上げげれるようなドラムを叩きたいんだ!!」
とか
「かっこいいフレーズをいっぱいやりたいんだ!!」
と、
そういったことばかりを毎日考えていました。
こういった基礎練習はドラマーにとっては凄く大事だと、重要視するようになってきたのはまだ先の話なんですが、、、
ただただ派手なフレーズで盛り上げたい等
勝手な事ばかり考えていた僕にはこういった練習が何の役に立つのかも分からず、
指摘されるがまま練習をしていました。
今でこそこうやって理由付けて記事にも出来ますが、
当時の僕は
「8小節区切りでしっかりと曲に馴染めるようなリズムパターンを叩けるようになるために基礎をしっかりやるぞ!!」
みたいなことは全く考えずにやっていました。
しかし、結果こういった練習が今の自分の根本的な糧になっていることは確かです。
こういった練習を怠って今も自由なまま何も知らずにプレイしていたら、
恐らく今の自分のようにはなっていなかったと思います。
話が少し逸れてしまいましたが、、
リズムパターンの練習は最初は基本的な8ビートで区切りのフレーズはタム回し。
と決めてやっていました。
このフレーズやビートを決めずにやってしまうと、
当時の僕の場合は1小節毎にバスドラムの位置を違う位置に入れたり、違うリズムを叩いたりしてしまうためです。
そこを統一させておかないとセッションや曲を演奏した時にベーシストが凄く困ってしまいます。
そういった事を防ぐ為に最初はビートとフレーズはきっちりと決めて取り組んでいました。
8ビートに慣れてきたら16ビートも混ぜながら、
4小節、8小節毎にビートを交互に叩き分けていく、、
みたいな練習にシフトチェンジしたりしながら
なるべく自分自身が練習に飽きない為に努力をしながら続けていきました。
基礎練習が苦手なドラマーの方はまず、面白味がなく飽きてしまう。
という方もいらっしゃると思うので、
なるべく自分が飽きないような音楽的な練習方法を探って取り組む。
という事をここで一つおすすめしておきます。
最後に
ドラマーにとって基礎的なリズムパターンの練習は演奏の土台をしっかりと作る上で避けては通れない練習の一つだと思います。
テクニック的な事や派手なフレーズの習得などは歴か深くなる毎に理解しやすくなるし、
習得もある程度出来るようになってきますが、
自分自身が持っているリズムパターンは一度癖付いたものを持ってしまうとそれがなかなか離れなくなってしまい、
矯正をするのにはかなりの時間を要してしまう可能性もあります。
そうなってしまう前に、
基礎を見直した事の無い方や、取り組んだ事がない方は一度このシリーズを参考にしてみてはいかがでしょうか??
体験談も交えてお伝えしていきます。
次回はvol 3です!!
僕のドラムのプレイを実際に見てみたい方は是非Instagramを見てみて下さい!
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