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日本の財政問題の本質。単純かつ唯一の解決方法。【健康3部作①】

※自分は、不健康に生きる自由も尊重していますが、財政上の社会問題のほぼ全てが健康問題に直結する内容である以上、不健康を望むのであれば、あまり政治家を責めてくれるなよとは思っています。
今後革新的な経済理論、政策が登場してくる可能性も感じていますが、やはり、やれることすらやろうとしない人達に金だけばら撒くような社会で、高い経済効率が得られるようになるとは思いません。人々が初めから、政治に自らの人生を委ねようとする姿勢で、国力や平和的な精神を得ることは難しいと思います。

細かい数字の話をすると、読むのが面倒になる人もいると思うので、概要だけ述べます。気になった人は、後は調べて下さい。

・また本Noteは、人一倍肌も体も弱かった自分が、少し意識を変えるだけで、完璧な健康体になれた経験と実績に基づき書かれたものです。
(健康3部作②〜③参照)

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日本の社会補償給付費は年間約130兆円以上。国家予算の107兆円より多い(令和4)。また、高齢化伴い右肩上がりで増加見通し。
国家予算からの支出は約44兆円(35%)。それでも十分多いけれど、公債による錬金の借金と、別会計の社会保険料歳入等を合わせこの130兆円という金額だ。


支出内訳は、以下グラフ参照。
ちなみに医療診療費の傷病別内訳だと三分の一が生活習慣病らしい。



つまりまず先に結論から言うと、財務上の社会問題は、大半が健康問題に直結する話だ。これは議論の余地もないほどの事実だ。社会問題や政治の話を好きな人は多いけれど、本当に何とかしたいと思っているなら、何よりも先ず、自分の健康管理をする以外に方法はない。
これは僕の考えの話ではなく、ただの揺るぎない事実だ。防衛費がどうしたとか、更に金持ちから金を取れとか、そんなことをしたって、増加する一方の、高齢化社会伴う健康問題による無駄な支出(浪費)を改善できるわけではないので何の根本的な解決にもならないし、失われるものの方が大きい。

日本の街並みと文化を破壊してきた、たかが1兆円ちょっとの相続税収について議論したり、この戦乱の時代に、防衛費減らせとか端数みたいな金額(最近端数ではなくなってきましたね2022.12追記)に文句を言っている暇があったら、毎年130兆も給付されている社会保障問題の根幹に向き合った方がよほど建設的だ。
政治は金だし、金は数字なのだから、数字のことは数字として理解するべきだ。

まず、健康になったら老後リスクも著しく下がるので、国の財源、社会保障費における、介護福祉や終末医療費の負担も下がるし、結果的に国力が上がれば、失業者も減るので雇用保険の負担も減る。その結果、未来に希望が生まれるので少子化の改善にも繋がり、支出の減少に加え歳入も増える。
それに加えて、浮いた金は子ども手当や教育、研究費、ベーシックインカムなどに当てることができるので、間違いなく経済も国力も国民の気持ちも上向くだろう。
そうして生活や労働環境が改善され技術力が発展していく中で、それに伴い生産性、エネルギー効率も高まっていくはずなので、例えば電気ガス、ガソリン代の様な生活インフラの負担も下がるだろう。つまり国力さえ高めておけば、円安だろうが円高だろうが、現在のように為替の影響をもろに受け、それらのために補正予算29兆円も追加支出せずに済む。(2022/10/28閣議決定)そもそも国力さえ高ければ、受ける為替の影響は少ないし、経済効率の高い社会なら、電気代くらいそんな気にならない。

ずっと若く健康でいられて、ピンピンコロリで死ねる人が増えるなら、年金の必要性自体も下がる。未来に希望が見えるなら、それまで金刷ってやり過ごすのだって悪くない。
その結果、それでもどうにもならない人達に、本当に助けが必要な人達に、金も労力も絶対に行き渡るはずだ。
細かいことを言えば、健康保険料は、税収とは異なり別会計(74兆)ではあるが、そこに金が存在している以上、そこにあるポテンシャルは計り知れないという話だ。

一人一人が、少し健康に気を使うだけで、世の中なんて簡単にひっくり返るのだ。

健康管理に関して、現状の科学では、明確な答えを未だ出すことはできないものの、個人が自分と向き合う分には割と簡単に見つかるし、今の所それが一番確実な方法ですよ。という話とその方法を「Note食と栄養の哲学」に書いてあるので是非読んで下さい(Page下部にリンク)

この健康管理問題は、戦争とか環境問題、SDGs問題にだって直結しているし、非常に深く関わり、大きな影響を与えている。
なぜなら、財政や身体リスクは人々の不安を煽り社会にネガティブな影響を与え、健康意識の低い個人は、諸問題に対する意識の低い不誠実な企業に金を落とすので、社会や地球環境に良い循環をもたらすことができないから。また、健康問題を通して、それぞれが自分の体と向き合えるようになれば、他人より自分と戦えるようになる上、自己解決の能力を得られるようにもなり自信にも繋がるはずなので、平和的な精神の成就にも一役買うだろう。

それぞれが、食と健康管理と向き合うだけで、
"内政的な社会問題"は、ほぼ全て解決すると僕は考えている。



【健康の研究レポート】

【食と栄養の哲学】


【著書 世界の証明】

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