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食と健康の哲学【健康3部作②】

【食と栄養の哲学】

 研究の経緯や研究方法、結果などは、あくまで一例ですが、以下Noteをご覧下さい。

 また、健康問題は、社会補償費関連の問題に直結しており、財政的社会問題の圧倒的原因になっているので、そのことについては、以下Noteに簡潔にまとめてあります。

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 結論から言えば、大人の事情により、正しい食の答えなんてそう簡単に見つかりようが無いので、自分で探すしか無いですよという話です。そして自分の力で健康になる分には、そんな難しい話ではないです。ということを伝えるのが、僕の食のNoteの意図です。

 それと僕は、不健康でありたい人の自由も、個人の幸せの問題なので一応尊重はしています。ですから押し付ける意図はないです。

 また、結論が伝われば問題ないので、読み辛く感じる所は飛ばしてもらって構いません。やや聞き慣れない言葉が出てくるかもしれないので。



__________________以下本文_________________    

 身近な話で言えば、脳の栄養として必要なブドウ糖が、虫歯の原因にもなったり、疲労回復効果や抗酸化作用があるとされるカフェインに、同時に、疲労回復のための睡眠を妨げる効果があったりする。

 僕達が生きていく上で絶対に欠かすことのできない水も、飲み過ぎれば体に毒であったりするように、物事は見る角度によって様々な顔を見せる。

 例えば果糖は、血糖値を上昇させにくいから、高血糖=脂肪吸収の特色に着目すれば、確かに太り難いんだけど、同時に果糖は、中性脂肪になりやすいみたいな性質もある。

 似たような話で、血糖値を上げないから糖尿病に良いとされていた果物が、実は代謝経路の問題で、内臓を痛めるから糖尿病に悪いみたいな話も、割と最近聞くようになってきた。

 糖化促進=果糖なので、糖化現象が糖尿病の大きな原因である観点からみれば、むしろ果糖は体に悪いんじゃないかみたいな考えも近年では一般的だ。

 他にも、果物はビタミンが豊富だから美容と健康に良い!なんて話はよく聞くけど、同時に、果糖が炎症を促進するという研究結果も大量に出ているし、実際、ブドウ糖と比較して、万病や老化の原因ともされる糖化リスクは十倍以上とも言われている。

 つまり、どの特性に着目するかだけで結論なんていくらでも変わるし、もちろんその他の要素との兼ね合いや、未開の要素だって無数にあるはずなので、既成事実のみでしか事実を語れない学術的な手法に従っていたら、真の答えなんてそうそう出せるものではない。(最も大きな障害は企業、医師会、学閥などの利権や利害関係)

 また、食習慣によって、代謝経路での糖の働きも変わってくるのも人体だ。
糖質制限者に足りないブドウ糖は、脂肪酸からケトン体が生成されることによって補われる、みたいな話は聞いたことがあるかもしれない。

 フルータリアンやヴィーガンの人や、諸外国におけるタンパク質を摂取できない地域の人達などは、不足したアミノ酸を作る腸内細菌が発生するなんていう研究結果もある。

 そしてそれらの研究、追求領域を、哲学や物理学の話まで広げてしまったら、いよいよ収集はつかなくなる。(認識に基づく体内反応の差異や、そもそも認識とは?存在とは?という話になってくるから)

 人体に対する影響を調べる多くの方法は統計的なものだが、例えばデータ収集を行う対象者数百人の食事の管理なんて、本来刑務所レベルで管理しないとそうそうできるものでもない。

 例えば、毎日チョコレートを食べるグループと食べないグループなんて分けたとしても、実際にはチョコレートだって、そこら辺に売っているほとんどのそれらは、合成添加物、サラダ油のような合成油脂で練り固めた様な代物なわけたがら、無添加オーガニックローチョコレートなどと比べると、全く別の食べ物と言える。チョコレートなんて一括りにしてしまった時点で、そのデータに信憑性はない。

 焼肉だって、高い店は素材そのままだったりもするから無添加もいいところだけれど、安い焼肉屋とかは、下味と称して、安い肉を植物油でヒタヒタにして食感を出したりもしているので、同じ焼き肉でも、価格どうこうの話では無く、全く異なる食材と考えても良い。

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 つまり僕が言いたいことは、その不確定な状況の中、個人法人研究機関問わず、みんな自分の都合のいいように、あの食べ物がいいとか悪いとか、添加物は問題が有るとか無いとか、ポジショントークしているだけなんだから、そこから健康管理の真実を突き止めることなんて至難の業だということだ。科学者にしてみても、今まで自分のやってきた研究が間違っていたと認めるのは、それなりに勇気のいることだよね。

 はっきり言って、探そうと思えば、自分の都合に合わせた学術論文だって、360度どこからでも見つかる。
利権にまみれた添加物協会みたいなのが、合成添加物の安全性を裏付ける資料を探し回っているように。

 今となっては危険性を指摘する内容の方が多いはずなのに、一度作られた製品の生産システムや、企業経済活動における利害関係は、なかなか簡単に変えられるものではないので、黙殺されているのが現状。

 冷静に考えても、和食洋食、スイーツ業界問わず、名だたる名店の中には、無駄な原材料を一切使わないところだって沢山あるのだから、無駄なコストをかけてまで、食品を添加物まみれにする必要はない。味だって当然ながら大差で負けているのに、そこまでして、味も悪くて体にも悪い食品を作る業界の人達は一体何がしたいんだろう(効率良く金儲け)。
 実店舗のみならず、広域的な流通に乗せている店舗にだって、無駄な原材料を使わない企業は沢山あるのに。


 技術的には、Aiとビッグデータを用いて統計的に健康管理出来る様になる日も近いのだろうけれど、そもそも、科学的根拠に基づいた健康の答えが未解明な以上、正確に目的地を設定することなんてできないし、そこにドロドロとした心的な利害や金銭的利権だって絡んでくるわけだから、そんなに直ぐに状況が改善されるとは思えない。

 そして見つかるかもわからない健康の答えを、誰かが与えてくれるまで口を開けて待っていられるだけの時間も、日本の少子高齢化社会にはもう残されていない。
 だから答えは、自分の感覚を信じて、自分の頭で見出していくしかない。そしてそれは、そんなに難しいことではないから、僕が今まで取り組んできて、圧倒的な結果をもたらした研究レポートを、今回の研究3部作で共有しようと思った。

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 ★一番の問題は、明らかに体に悪いと認識はできていても、様々な実験を行なって、理論的に立証されなければ事実として認められないのが科学というものだということだ。【ここはとても重要】

 要するに、食べると頭が痛くなる!吹出物ができる!といった現象が確認されても、それがなぜなのか説明できなければ、科学的には(とりあえず)「事実ではない」と見なされてしまうのだ。

 例えるなら、口に入れるだけで目の前にある料理の味なんてわかるのに、果たしてそれは美味しいのか美味しくないのかを、テーブルの上で腐らせながら何百年も議論しているような感じだ。終いには、頭が痛い、喉が痛いと鼻を垂らしながら、添加物は科学的には大丈夫なんです!!なんて胸を張って言えてしまえるくらい、現代人は自分の感覚を信じることができない。

 だからつまり、答えが出るのかすらもわからないのに、それらのエビデンスが確立されるまであと何十年も待って、そこから更に一般社会の認識に落とし込まれるまで待っていたら、あっという間に僕らは年を取って死んでしまう。だいたいの人が、無駄に何度も病気で苦しむ経験をしながら。そして莫大な国の財源を浪費し、年々上がる保険料の支払いで自分達の首を絞めながら。

ということで僕は、最短最速で、結果だけを追求し、6年間1日も欠かさず自分でデータを取ったわけです。そして尋常じゃないほど健康体になりました。

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 特に日本人は、添加物を気にする人を煙たがる傾向にあるけれど、毎日コンビニ弁当やインスタント麺を食べることが体に悪いということは、みな薄々気がついてはいるはずだ。あれらだって、表面的な栄養学の栄養素的な観点から見れば、特段問題があるとは限らないのだけれど。

 特にカップヌードルは、批判対策のためにビタミン剤が添加されまくっているので、栄養素の観点だけでみれば、むしろ栄養食の王様みたいになっている。数値だけでみればね。

(この現象からも、良い要素を摂るより、悪い要素を取らない、の方が大切なのがわかります。具体的には、僕の研究では「植物性の油脂"全般"」が万病の病理でした。詳しくは研究レポートをご覧下さい)

 だけど流石に多くの人が、体に良くはないだろうと感じてはいるわけだから、そういった自分で感じ取れる感覚を先ずは頼りに、身に起きた身体の反応を、忘れないように意識する習慣をつけたり、僕みたいに記録して統計を取る作業に取り組んだりするだけで、健康の答えなんて割と簡単に見えてくるのだ。

 僕くらい肌も体も弱かった人間でも、あらゆる病気的な不安がなくなる結果を残せたのだから、それは超現実的で、実現可能な希望であるということを僕は何よりも伝えたい。

 もしも僕のことを馬鹿だと思っているのであれば、そんな僕でもできたことなら、あなた達にもできるはずだし、もしも僕のことを賢いと思ってくれる人がいるのであれば、僕の話を信じて欲しい。

 つまり結論として、僕が伝えたいことは、僕の研究が正しいから従えということではなく、社会最大の問題である健康問題の答えは、自分の感覚を信じて、自分の体と向き合うだけで、割と簡単に見つかりますよ。ということです。
 当たり前の話ですが、もしそこに完璧な健康法が有ったとしても、実行できるのは本人しかいませんからね。

 とりあえず、個人が自らの意識で健康になる分には、既存の科学の知識と、身の回りの環境だけで結果を出すことは可能だということを覚えておいて下さい。

 そして政治経済の財務的な問題の大半が、社会補償費の問題であり、社会問題のほぼ全てが健康問題、もしくはそれに起因する事実、そこから派生する事柄に関係してくるわけであるから、もしも世の中に不満があるのであれば、政治家を責めるより先に、自分達が変わるしかないと僕は考えています。(国内問題についてです。外交は除く)
これは個人の意見とかではなく、ただの事実であり原理原則の話です。

 Note「人間の気質」で話した、自分の世界を追求することが、結果的に社会平和にも繋がるという理屈は、実は健康にも言える話なのです。

 そしてその話は「社会の在り方そのもの」にも関わってくるので、そんな話をまたいずれNoteでします。


【著書 世界の証明】

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