見出し画像

マインドセットから事業戦略まで。スタートアップの成長を包括的に支援する琉球ウェルネスの「組織コンサルティング」

琉球ウェルネス広報担当のサオリス・ユーフラテスです。前回のnote(「我々ならやれる!」効力感の高い組織作りをテーマに、琉球ウェルネスが組織コンサル事業をスタート!)でもお知らせしましたが、琉球ウェルネスは新規事業として「組織コンサルティングサービス」をスタートしました。

今回は、2024年6月より「組織コンサルティングサービス」をご利用いただいている株式会社LiBfare(リブファーレ)代表の舘野泰生さまにお話を伺いました。


サイバーエージェントからLiBfare創業。
7年右肩上がり成長からの転機


ーー舘野さま、LiBfareについて教えてください。

僕は青山学院大学在学中に、藤田晋さんの著書『渋谷で働く社長の告白』を読んで起業を志すようになりました。親族にもスタートアップの経営者がいて、大学4年間スタートアップでアルバイトをしました。起業を前提として企業で経験を積もうと考え、サイバーエージェントに入社しました。

2012年にサイバーエージェントに入社し、インターネット広告事業本部でデジタルマーケティングの広告運用を4年半経験しました。退職後、2016年9月にLiBfareを創業し、これまで培ったスキルセットを用いて、デジタルマーケティングの広告運用代理店事業をメインに7年半経営しました。

会社として、経営者としても次のステージを目指したいと考え、2024年3月にLiBfareを株式譲渡しました。現在は親会社の傘下に入り、LiBfareの代表取締役を継続しています。


ーー琉球ウェルネスのサービスを利用いただいたきっかけについて教えてください。

道廣さんは、サイバーエージェント時代の先輩でした。2023年の11月に、琉球ウェルネスのウェルネスツーリズムのモニター募集に参加したことが、琉球ウェルネスのサービスを利用するきっかけとなりました。

当時の僕は、会社の今後の方向性について悩んでいました。LiBfareは創業以来7年、右肩上がりで事業成長を遂げていました。しかし、その間チャレンジしてきた新規事業においては、十分な手応えを感じることができず、創業者として会社をどのように次のステージに進めていくべきか考えていたんです。ちょうどそのタイミングで、モニターツアーの募集を見つけ参加したことが、僕にとって大きな転機となりました。

沖縄での2泊3日のウェルネスツーリズムでは、ソーシャルメディア禁止のルールを自身でも設け、集中して「これからの会社のこと」に向き合うことができました。それまでは、どうしても目の前の事業に向き合うなかで、先のことを考える時間がとれていなかったんです。

行き詰まった時には、道廣さんが隣でサポートしてくれました。脳が疲れたら体を動かし、体が疲れたらマッサージやサウナなどのコンテンツでリフレッシュをしながら思考を巡らせる体験がとても新鮮でした。このモニターツアーを通して、会社として新しい一歩を踏み出す決断をし、LiBfareを株式譲渡することにしました。


ーー今回、「組織コンサルティング」のご依頼をいただく上で、どのような悩みや課題感を持たれていたのでしょうか。また、琉球ウェルネスに依頼いただいた理由を教えてください。

2024年3月に会社を株式譲渡したことで、会社のフェーズに大きな変化が生じました。これまでのLiBfareでは、会社に携わる人数も少なかったため”組織”を意識することはありませんでした。しかし株式譲渡後は、親会社からの出向などもあり、本格的に組織を作るフェーズに入りました。これまで経験したことのないフェーズを歩んでいく上で、組織作りや人材マネジメントを学び、より経営基盤を強化していきたいと考えたことから、琉球ウェルネスに組織コンサルティングを依頼することを決めました。

もちろんLiBfareの創業以来、経営者の先輩や友人への相談も行ってきました。しかし、どれだけ相談にのってもらったとしても、最終的な経営判断は経営者である僕自身が行わなければなりません。それであれば、より一層経営判断の質を高めるためにも「組織コンサルティング」を生業としている琉球ウェルネスに相談にのってもらいたいと思ったんです。もちろん、2023年11月のウェルネスツーリズムを通して、僕や会社のことを理解してくれているので話が早いし、安心して相談できるということもありました。


経営者の成長を加速させる1on1

ーーいま組織コンサルティングサービスで取り組まれている内容を教えてください。

月2回、道廣さんと1時間の1on1を行っています。テーマは、事業や組織戦略について相談に乗ってもらったり、経営スキルのティーチングや将来への不安についてメンタル面でコーチとしてのサポートもしていただいています。

1時間の1on1では、僕が目指すべき方向に向かっているかを客観的に確認してくれます。ズレていれば軌道修正しつつ、ゴールがある方向へと導いてくれるんです。例えるならば道廣さんは、ボーリングのガーターレーン補助のような存在です(笑)

毎回、1on1の最後に宿題として「問い」をもらいます。次の1on1までの2週間で、徹底的に問いに向き合います。2週間後の1on1で、思ったことや考えたことをすべて道廣さんにぶつけていくと、そのなかから本当の思いを汲み取ってくれるんです。僕が大きく広げた風呂敷を、大事なものだけ残してギュッと畳んでくれるようなイメージですね(笑)それを持って次のフェーズに進んでいくことができるんです。

この月2回というペースが、今の僕にはマッチしています。

自身で考える時間を十分とった上で、具体的なアドバイスももらうことができます。コンサルティングは6回で1タームとなりますが、6月からサポートしていただいて現在5回目の1on1を終えたところです。開始時は、これから組織や事業を作っていこうというゼロスタートの段階でしたが、今は事業の方向性もある程度決まり、具体的に実行していくフェーズに入っています。

これまでは、いち経営者として組織コンサルティングのサービスを利用してきましたが、今後はLiBfareの組織強化に向けて、琉球ウェルネスのウェルネスオフサイトの導入を検討しています。


ーー琉球ウェルネスのサービスにどのような価値を感じられていますか。

琉球ウェルネスのサービスに感じている一番の価値は、やはり道廣さんの経験です。リクルートやサイバーエージェント、STORESとビジネスの最前線に身を置きながら、事業や組織を作り、実際にご自身で起業も経験されています。机上の空論ではなく、実体験からアドバイスをいただけることが大変ありがたいです。

また、事業の壁打ちから経営のメンタリング、経営のティーチングまで包括的にサポートしていただける点も、他社とは違う琉球ウェルネスの特徴ではないでしょうか。

一般的には、メンタル面はコーチ、事業や組織の相談はコンサルタントと分かれてサポートを依頼するケースが多いように感じます。でも僕自身は、メンタル面は組織や事業作りに密接につながっていると考えているので、包括的にサポートしてもらえる琉球ウェルネスのサービスに価値を感じています。

「不安よりも、もっと自信に目を向けた方がいい。やってきたことは誰にもできないことだし、すごい成果を残している」

2023年11月に沖縄のモニターツアーに参加した際に、道廣さんがかけてくれた言葉です。自分に自信が持てなかったり、ネガティブな思考に陥ったりする時に、この言葉を思い出します。心が晴れて事業に向き合うことができるようになるんです。このように事業や組織作りの相談だけではなく、メンタリングにおいても心強い存在です。僕みたいに組織や事業づくりで困っている人たちにはぜひお勧めしたいですね。

ーー今後の琉球ウェルネスに期待することはありますか。

期待としては、組織コンサルティングのフォーマットや組織を作る上でのロードマップ、事業を作る上でのフォーマットなど、道廣さんが持っている事業や組織作り、経営に関する知識やスキルをがっつり教えてもらえる機会が欲しいですね。実戦に即した経営を学べる機会ってなかなかないんです。

今はコンサルティングという形で、僕が抱える課題や悩みに対してサポートしてもらっていますが、道廣さんがビジネスの実戦で得られてきた知識を徹底的にアウトプットしてもらい、学べる場を作って欲しいです。本を出したり、経営塾を開講してもらって、受講者のクローズドなコミュニティとかも作ってもらえると嬉しいですね(笑)