抽象的詩考回路BOOK
抽象的詩考回路BOOK #01
人間など所詮抽象的な存在に過ぎないのさ。
秋が好きだ。
絵画が揺れている。
近づいてみるとそれはまったくもって揺れてなどいないただの脈の静物画だった。
「出生地はアフリカです。アナタも私も。アフリカなのですよ!」
まるでつるつるのネジだ。
何の役にも立ちやしねぇ。
「誕生日が同じってだけで憧れて見たり影響を受けて見たりするけれどその人のバックグラウンドを知り自分とは全く違うからやっぱり自分はダメなんだなと落ち込んで見たり生年月日が一日違いだからって気になって好きになってみたりするけれど、自分とは住む世界や価値観が違い過ぎるとしょげてみたりしながら日々を忙しくして生きています!」
最近ようやく良い感じにイかれてきたよ。
資本主義から逃れてきて良かった。
いや、それは逆ではないだろうか?
この世で普通に生きるということこそが、イかれる為の何よりもの近道なのではないだろうか?
そう、例えるならば、現代の若者たちは後期のピカソ。
老害たちは初期のピカソ。
とても優しそうな有名人に実際に会ってみるととてつもなく優しくて嫌いになった。
素直な子供はノリノリ♪
ドン底はトランポリンなのか?
武力行使の虚しさに気付かず慾に埋もれ続けるコマンダー。
そんな風にして、Art屋の燕雀さんが今日も何かを創作中。
・手、顔痕がついた枕(涙に濡れた)
・アンテナ(隣にしばらく置いて草木に絡ませる)
・ギター(ぶっ壊す)
・ミキサー人形(き°ゃー)
・中国の偽人形を揶揄したもの(偽グッズで"中国"という文字を作る)
・裁縫&手錠
・壊れた折り畳み傘を集めたオブジェ
・発狂CD(It drives me crazy.の連呼)
・イジメのノート(最後のページに"僕は味方だよ")
・鏡
・石
・ロゼッタストーンを作る
・彫刻、絵画
・出来上がったモノを庭に置き草木を絡ませる
・ああ、そうか、さっきのアンテナは
・流木
・太陽光を虫眼鏡で集め太陽アートに耽る
「アールブリュレスト万歳!アールブリュレスト万歳!」
革命家ってのはさぁ、良くなろうと悪くなろうとただ単に革命がしたいってだけなぁんだぁよぉなぁ。
“心という者”という流行りのショートムービーが脳内で再生される。
押入れに押し込められた狂気が満載さ。
それに対しますは”真っ黒の映画”というショートムービーだぁ。
真っ黒い部屋に真っ黒い人のようなモノ、それだけの絵面で3時間ぶっとしの狂喜乱舞。
狂うなという方が無理な話で、人は皆、政治家と化します。
突然のメッセージ失礼致します。
スリランカ人の友達が少し怒っています。
アナタにもゴミを捨てた人々にも。
彼いわく、スリランカの名前を出さなくてもいいじゃないかと。
汚い国というイメージを植え付けるなと。
そして、そんな国でシャンプーや化粧品垂れ流すアナタにとやかく言われたくないと。
更には飛行機乗り回すアナタが環境問題を語るのは矛盾に感じるとのことです。
伝えてくれと言われたので伝えました。
すみません、失礼致しました。
このように色んな意見があると思いますが、気にせずにこれからも頑張ってください。
では。
早く人類の選別をしてください。
遅すぎるよ誰かさん。
それで僕が選ばれて抹殺されたって、それで世界が平和になれば、一向に構わないのさ。
最近は物質的な顔形の良し悪しに囚われ過ぎている人類さぁ。
内側から滲み出る人の良さや透明感を纏わせた人間が絶滅しかけている。
愚か。
内側から蟲に食われてしまえばいいのさ。
お前らにはそんな最後がお似合いさ。
バグったように狂いながら死ね。
龍だって逆さから見たら悪魔になり得ますよ。
ねぇ、悪魔の代弁者さん?
「って、誰かが言っていました」
「それは、それは」
綺麗な三日月を見上げてから街を見渡すとヒドく汚らしく思えるんだ。
どんな人か知らないから恋をする。
そして、どんな人かを知って、その恋が愛へと変わっていく。
初めて親が仲良くしているのを見て、泣きそうになるなってしまいました。
ずっとこのように仲良くしていてくれていれば、きっと僕はボクにならずに済んだのでしょう。
夕食の時間に、涙を堪えることに必死です。
おそらく隣の妹には、もうとっくに悟られていることでしょう。
「なぜこんなことをしたんだ?」
「おやー」
「なぜこんなことをしたんだ?」
「おやー」
「なぜこんなことをしたんだ?」
「おやー」
「なぜこんなことをしたんだ?」
「おやー」
「なぜこんなことをしたんだ?」
「おやー」
「なぜこんなことをしたんだ?」
「おやー」
「なぜこんなことをしたんだ?」
「おやー」
「なぜこんなことをしたんだ?」
「おやー」
「おやー」
「おやー」
それに僕の考える世界平和への道は皆が皆周りの家族や友達を愛し笑顔にするというたったそれだけのことだと思っているので宗教は本来なくてもいい子宮極論ですが政治さえいらないと考えています。
それでも成り立つ世界にしなくてはいけない。
人間の質を高めなくてなならない。
人間の時点で無理?
ヒトゲノムは欠陥品?
この文章もそれにで始まるから意味不明怪?
いいえで始まるあの曲のようで素敵でしょう?
機械なアナタには理解できない怪?
馬鹿はどっちだい?
馬と鹿の違いがわからない赤子よりお前はヴァカダヨアイチャン。
あぁ、子供の笑い声が微笑ましいしい。
全てお前のせいだよ。
お前のせいでお前の親父は早くに死に、お前の息子は人生に悲観している。
恥を知れ。
お前は周りを不幸に陥れ生きるエネルギーを奪い去る厄介者に過ぎないんだ。
そんなこんなで今の世界がダメなのはA型が多いからだとA型狩りが始まりました。
流行ソングもできたよ。
♪
B型よりも~O型よりも~AB型よりも~
A型が嫌い~
♪
そして世界が平和になりましたとさ。
かはわかりません。
僕がA型なので。
今まさに殺されようとしています。
争いを起こさぬよう勉学に励みましょう。
そうして争いは減り死人は減りましたが、得た知識により作られた爆弾で一気にいっぱい死にました。
ほんの些細でちっぽけな闇を一滴抽出して引き伸ばしたのが私の作品の正体という訳です。
すいません、間違っています。ワタクシはそんな人間ではありません。
あなたの批判による自己承認欲求を満たしてあげられなくてごめんなさいね。
みながみな夢に生きられるようなトチ狂った世界になればなぁ!
寒い寒いと凍える人間を横目に、冷たい雨に自ら当たる番犬。
凛としたその強さとは対照的に、人間は何てか弱いのだろうか。
地球のように生きろ!地球のように生きろ!
「じゃあ法律なんて作らなきゃいい!」
「殺されます~死にますー」
「死は悪いの?」
「それはさぁ……もっと生きられたかもって」
「法がない方が意外とみんな楽しく生きられるかもぉ~~~犯罪行為も減ってさぁーーー」
「ケイオスケイオスケイオス」
そんなモノ、堕天使思想ではないか。
「上向き三日月に溜まったスープは美味しいに決まってる」
意識をすればいつだって上空には龍が飛んでいるんだよ。
「悲しみが音程通りな訳ないだろう!」
いつだってワタクシは誇大妄想に基づいたMr.戯言くんちゃん。
「苦しみが幾何学模様のようにぐわんぐわんとぐわんぐわんと」
俺はいつだってフラットさ!
“楽しく思える毎日だけど
実は、断崖絶壁で踊っている状態なのかもしれない
答えは誰にも分からない
だから深くは考えない
昔のように、深くは、掘れない
脳の機能が低下して考えられない
前頭葉が鈍り理性が弱まったせいで
この有様
なのさ
いつの間にか年齢のせいにする愚か者ノ仲間入り
いつの間にか年齢のせいにする愚か者ドモノ仲間入り
だがしかし今、過去の様々な点と点が繋がってきているような気がして止まない
歳を重ねて来て良かった
生きて来て良かった
そう思わないと、やるせないだけかな?
いや、何となく今は
心からそう思えているような気がする
そんな、夜
掘らぬつもりが、深く、深く……”
ドラッグが切れました。
人気テレビ番組、精神科病棟の恋が始まりました。
あの人いるかなぁ。。。
感覚的髄詩苦問答記録書がビリビリに破り捨てられ潜在無意識下支配文字羅列実験書がごぉごぉと焼かれ腑抜ノ謡が響き渡り疑問提示論文案件によりミスリードされ指南書マニュアル抽象的詩考回路BOOKが今日も僕たちを狂わせるのです。。。
それは資本主義的成功に基づいての話でしょう?
アホくせぇ。
抽象的詩考回路BOOK #02
暗くないと気付けない美しさもあるんだ
海鳥とペンギンを分け隔てたモノは
ほんの少しの勇気だけなのかもしれない
水たまりの左側は人一人通れる細い一本道
右側は何もない広い安全な道
僕は勇敢だから迷わず左側を選ぶよ
ハハハ、本当に勇敢なモノは迷わず水たまりの方を選ぶのさ
そして、本当に優しいモノはその水たまりを安全な道へと変える努力をします
笑止
働かなければ罪になるという法律が施行されたとしても僕はそのまま働かずに牢屋にぶち込まれるという道を選ぶでしょう
死刑になると言われてもその意思は決して変わることはないでしょう
そうやって僕は抗い続けるでしょう
一生を懸けてこの社会へと楯突くでしょう
なぁなぁ、争わずして生きている意味があると言えんのかい?
陸橋の下に捨てられた大量のゴミ
まるでこの卑しい日本という国の縮図
いや、この人間社会という穢らわしさの縮図か…
眼下広がる荒野にまったく動きのない炎が灯っている
雨宿りするスズメたちの鳴き声で気付いた
路面が光る朝
白く美しい樹木かと思ったら光に照らされただけのただの木だった
それと同様に、どうしようもない絶望かと思ったらただの希望だったことなどざらにある
湯気立つ地面啄(ツイバ)む小鳥
すれ違った人々も、僕とは違う道で同じ方向へ向かっているに過ぎない
シトイウオワリノハジマリヘ
さぁ、謝って欲しいんならいくらでも謝ります
ごめんなさい
それでもうやめてくれたら嬉しいです
ここにいる誰も彼も罪を犯してはいないし犯されてもいないんだから
ごめんなさい
もう許してください
お願いします
僕たちは誰も鬼畜な犯罪者ではない
無駄な争いは望みません
何があっても僕は許しますので
許すことでしか先には進めませんので
過去の亡霊に取り憑かれたままではいつまで経っても僕たちは分かち合うことなどできない
ハハハハハ、
殺人事件は取り上げて老衰による死は一切取り上げない
その差は一体何なんだい?
ハハハハハ、
そう、死を面白がってるだけなのさ
正義などいらない
優しささえあればそれでいい
胸にすっぽりと空いた穴がなければ
何かを包み込むことなんてできやしない
そう、批判するだけならちょっとした割り算よりも簡単なんだよ
そう、だからさ、代替策を考えてください
代替策を考えてください
代替策を考えてください代替策を考えてください代替策を考えてください代替策を考えてください
窓辺に付いた雨粒を見ると
雨は紛れもなくこの宇宙の精子であり
全ての根源
如何にして僕達は作られた?
地球という子宮に根付く僕らの存在意義とは如何程か…
目を強く閉じ勢いよく開くと暗がりにボヤけたオレンジ色が芽生えた
果たしてこの地球は時空の中を落ちながら廻っているのか?
はたまた昇りながら廻っているのか?
地面の蠢きを感じ吸い込まれそうになる度「あぁ、この世界は紛い物なんだなぁ」と思うんです
そうさ!イカれているのはこの地球の方なのさ!
実は人はイカれてなんかいないのさ!
人間はいつでも純情なのさ!
そうさ!イカれているのはこの地球の方なのさ!
紛れもなくこの地球の方なのさ!
いつだって僕らを苦しめるこの地球の方なのさ!
そしてすぐさま癒し騙すこの地球の方なのさ!
そしてまた至極の地獄を用意し救い出し頭を撫でる…
それがこの地球の汚いやり口なのさ!
イカれているのはこの地球の方なのさ!
紛れもなくこの地球の方なのさ!
今、
思えばさ、
君は初めてできた居場所だったんだよ
ホントありがとね
一生懸けても癒えないような恋をしていたんだなって
今、
ふと、
気付いたよ
月が惨めな僕テラス
酔いどれ狂った僕テラス
不思議と悲しい訳じゃない
だけれど自然と笑みが溢れる
抽象的詩考回路BOOK #03
静寂の夜、蛙の声に耳を傾けていると
それはまるで自らの内側から奏でられているように感じて感慨深いものがある
僕と彼らとは一体なのだろうか?
そもそもこの星の全ては一体なのかもしれない
そして、僕なんてものは所詮は気の所為に過ぎないのかもしれない
くだらないこの思考も素晴らしいあの鳴き声も
全ては一つ
おんなじ宇宙
枠だけになり浮かんでいる気分だ
誰でもない
顔も形もない
無色透明薄紫で真っ白
遺伝子操作で光る樹木を作り出してみてはいかがでしょうか?
神が善人とは限らないのだから
神がすることの全ては人間にとっての悪でしかないのかもしれない
しかし、それは神にとっては至って普遍的な行為で
神にとっては善なのかもしれない
即ち神は馬鹿だ
人の気持ちが分からねぇサイコパス野郎さ
あらゆる物が知覚されなければ存在しないというのならば
盲目の者の世界には何も存在しないことになりますね
おめでとうございますおめでとうございます
おめでとうございます
おめでとうございます
家の軒先に置かれた赤い水が溜まった水槽に小さな人間のようなものが沈んでいた
その時初めて
僕たちはまだ子宮にいて死んで始めて地球に降り立つのだと悟った
Little Human in Red Water
動物は人間の言葉が分かるのに人間は動物の言葉が分からない
なんて乏しい人間の理解力
あゝ、なんて情けないのだろうか…
想像力の欠如は一級品
疑わしい顔をし疑わしい格好をしているのにも関わらず
何故
己が正義を疑わない?
正義が一番人を殺すのに
正義が一番の悪欲なのに
政府が僕たちを法律で縛り幸福な人生を邪魔するのは当然さ
言うことを聞かない人間が増えたら不都合だからね
不幸でないと儲からない
ドラッグを排除し楽しくさせないのも当然さ
無秩序は政治の価値を無くすからね
政治家さんはとりあえず笑ってドラッグしてPeaceFullを感じでください
たったそれだけなのになぁ…
今の世界は間違ってる
絶対に
これだけは絶対に
絶対と
言い切れる
僕という存在自体よりも絶対的絶対だ
なんせこの僕は思考回路を働かせ書き記すことでしか己が存在を感じられないのだからね
そんな僕がもし、文字を書き連ねることが出来なくなってしまったらどうなるのだろうか?
この唯一と言ってもいい生きがい、衝動、情熱を失った時に僕は果たして僕で居続けることができるのだろうか?
はたまた開放感に歓喜するのだろうか?
それとも閉塞感に苛まれるのだろうか?
そもそも今のこの僕とは一体何者なのだろうか?
文字を失った僕と今の僕、そこにどんな違いがあるのだろうか?
脳内で弾けた火花は綺麗だが危うい
点と線に縛られた人生におさらば
固定観念、先入観にさようなら
無理やり意味を持たせていただけに過ぎないのさ
そこには何の意味もない
言葉がなくても愛は育める
目が見えなければ戦争は生まれない
普通の人間=不完全
平和は足りない人間にしか生み出せない
無意味無意味無意味無意味
白い面と黒い線の無秩序
無秩序
無意味
無秩序
無意味
あゝ、
時が経つに連れ哲学というものが過去の哲学をどう言い負かすかといったようなくだらぬシーソーゲームになってしまったように感じて残念でならない
人間如きが物事の本質を解き明かすことなどできないしましてや万物の根源を突き止めることなど夢のまた夢だと自ら露呈しているかのようで悲しい
これもまたその中の一つ
だから僕は虚しい
だから僕は無意味
無意味で
空しい
無意味で
無無(ムナ)しい
抽象的詩考回路BOOK #04
不思議なことが世に溢れる
鳥のさえずり
目を開くと静寂
夢
幻
そもそも僕は目を閉じていたのか…
そんな気付きを得る昼下がり
我想う故に我在り
そんな戯言にヨダレを垂らす
昼下がり
夜明け間近の昼下がり
人生は樹木である僕たちの妄想
それ自体が妄想
そしてそれ自体も妄想
妄想
妄想
虚言妄想
そうしてそのうち違法薬物しか効かないウイルスが発生して人類はみんなイカレチマウノサ
そうしてようやくこの星にも平穏が訪れるのさ
まるで遠い昔のランデブーさ
くだらねぇ
まるでゴミのようだ
6
6
6
本来ならそうさ
本当ならそう今日は
幸せに満ち溢れた
6
6
6
だった
はずなんだ
僕にもまだ映画のようなステキな出逢いは待っているのだろうか?
ハハハ、待っていなくたっていいか
自ら出逢いを求めて進んでいけばいいだけの話
そんなラブストーリーを描いてくれよ誰かさん
遠い昔のランデブー
遠い昔のランデブー
くだらねぇ
まるでゴミのようだ
くだらねぇ
まるでゴミのようだ
サイケデリックな吐瀉物が笑ってるよおとうさん
天国だね
母母母
どうして二人は一緒にいるの?
分厚い仮面を無理して被りながら
「ところがだよ、キミ」
「え、?」
「ところがだよ、キミ、彼は馬となり蛇にクイコロサレテしまったという話だからオドロキダロウ?」
あゝ、神は何故私をこんなクダラヌワタシへと変貌させてしまったのだろうか?
しかし、変わりたいと願ったのは紛れもなくこの私
ただただ変わりたいと願っていたあの頃の自分
どんな風に変わりたいかは二の次で、ただただ己に嫌気がさしていた
アノコロノジブン
自業自得
そうさ、よくある話
欲望を否定するのではなく全ての欲望を肯定してみてはいかがだろうか?
そうしてとことん突き進め、さっさとこの人類を終わらせるか究極に進化させとことん生き永らえてみてはどうでしょうか?
さぁ、アインシュタインの脳味噌を食べよう
タランチュラタランチュラ
究極の寄生生物”ニンゲン”
THE NINGEN
終わりから生まれた我らがニンゲン
排泄から湧き出でた我らがニンゲン
THE NINGEN
コピーアンドペースト
THE NINGEN
ムゲン
ムゲン
ムゲンジゴク
ニンゲン
死ぬために生きてまた生きるために死んで死ぬために生きて生きるため死んで死んではまた生きて死んではまた生きて
アイツラが作り出したエネルギー源だとも気付かずに
今日もまた脳を働かせ
今日もまた思考を巡らせて
ほら、アインシュタインの脳味噌を食べよう
あなたにはあの甲高いアイツラの鳴き声が聞こえないのですか?
ばかが
ボクは凡人の大天才だ
とりがとんでいる
とぶとはなんだ?
いったいだれがとぶなどというがいねんをうみだしとぶなんていうことばをつくった
くだらねぇよ
いきているだけなのに
ただただいきていればよかったのに
いったいだれがこんなにもふくざつなせかいにした
にんげんのばかやろう
いちからやりなおしたい
にんげんにしんかしてしまったあのときから
そのやくめをぼくにになわせてくれるのであれば
ぼくはただひたすらにいきてただひたすらにひっそりとしんでいく
そうしてにんげんというざつねんをそこでおわらせる
きれいなきれいなちきゅうというゔぁーちゃるりありてぃをひとりじめしたまま
抽象的詩考回路BOOK #05
アレをする時の脇の下からダダ漏れな感覚は
あの時アイツの手を切り刻んだ感覚とリンクする
湧き溢れてくるイマジネーションと涙
唐突な別れと突如告げられる真実
嘘
偽り
劣等感
いつも側に居るからといって良き理解者とは限らない
勇ましく劣れ
この世は正に惨めで可哀想な人間製造社会
劣等感を持つようになるのはいつからだろうか?
周りの目など気にせず自信満々に泣いていたあの頃のジブン
ナツカシクモカナシイ
そもそも完璧な人間とは何だろうか?
卑屈さを実行に移すことはやめよう
大体がろくでもねぇ
人の人生を棚に上げて成功だ失敗だの言っている人は信用しない方がいいですよ
もちろん、こんな能書き垂れる僕のことも信じてはイケナイヨ
アレからどんなに時が経っているとお推いで?
この”ボク”の変貌は至極当然
もう少ししたらリンゴが上空へと堕ちるようにもなるさ
なぁ、満月よ
君は本当に浮かんでいるのかい?
君は本当に周っているのかい?
どちらも人間如きが考え出した概念
本当の所は分からない
なぁ、月よ
答えておくれよ満月よ
寂しい寂しい寂寞月夜
あの娘もきっと、おんなじ月を…
街の外れに捨てられたゴミのようなクダラネェ恋に救われたあの日を境に
このボクは
一日中足の爪先を眺めているかのような毎日でした
そう、そうした素晴らしくも下らない日々からもお分かり頂けるのように
人間は量産型の脳幹に過ぎず
魂などただのデイタ
モルモットとは即ち人間で
神と呼ばれる者共もまた人間
宇宙はどこにでもあるような味気の無いLABで
糞をするように増殖しては蛆虫のように禍々しく蠢きあっという間に弾ける
∞➰ (ムゲンループ)
それでは最初の宇宙はどうやって創られたのですか?
それを解き明かすのが僕らのお務め
自由意志なるものがもう少しでその答えを導いてくれそうです
嗚呼……
水田に映る太陽と雲が本物か?
サギが見る空が本物か?
コッチは本当にリアルなのか?
リアルとは本当にリアルなのか?
ぐわんぐわんと空間が歪んでいるのは可笑しいか?
本当は何もナイのにアルように感じさせるのは誰か?
アルとは厶なのか?
記憶とはただの創作物で
現実とは至極ツマラヌ誰かの脚本に過ぎないのだろうか?
一体この思想はガタンゴトンと音を立てる鈍行列車とドウチガウと言うのだろうか?
嗚呼……
今日も目覚めた
命を喰らい排泄為る為に
今日も目覚めた
目覚めてしまった
「さぁさぁ皆様!世の為人の為地球の為に死にましょう!皆様、死ぬ理由が欲しいのでしょう?ならば世の為人の為地球の為!人口削減に貢献しましょう!そうして差し出した魂は救われます。その為に安楽死を合法化させましょう!」
抽象的詩考回路BOOK #06
自然という生き様を見ていると、この星は心から楽しんでいるのだなと感じる
人間もその自然に含まれるとするならば、思い切り楽しまなければこの星にとってのウイルスに成り下がる
神が存在しているかは分からないが何かとてつもなく大きな存在を感じる
宇宙全体をも支配し得るその力に、人間という存在の素晴らしさを見せ付けてやろうじゃないか
あゝ、この地球(ホシ)の呼吸が感じられるかい?
人の価値観は時代によって変化するのに自然が美しいと感じる人間の根本的な価値観が変わることはない
自然を愛せばそれでいい
自然を愛せばそれだけで平和が訪れるのに
訪れるのに……
余分なものは削ぎ落とし
そういった人間の本質的な価値観だけに従い生きてみよう
命に勝る芸術はない
生と死は極上のART
華々しく散る為に豪快に生きろ
命は激しい
花は無私故美しい
人は強欲故憎らしい
咲き誇る花は単に流れに身を任せているように感じるけれど、そこには断固とした堅い意思がある
人は知的で何より優れた生命体のように感じるけれど、実は何よりも弱虫で脆弱な単細胞
本当の自分は心の奥深くに眠っている
咲くとはそういうことだ
本当はみんな良い人なのに、何が人を歪ませてしまうのだろうか?
金などの物質的なものから死というどうにも抗えないものまで人に影響を与えるものは無数に存在する
道を踏み外す者と真っ当に生きる者
その違いは何だろうか?
確かな答えなど存在するはずもないが
“愛情”という当たり前のようなものが絶対的な答えだったりもする
「愛のある居場所を与えてあげてください」
すべての人々に
「愛のある居場所を与えてあげてください」
どんなに残虐な罪を犯した人物だって
心地の好い夜風に吹かれるだけで幸せを感じる時もある
死刑を推奨する人物が自ら刑を執行することはない
死刑を推奨する人物は口だけで自らの手を汚そうとはしない
過ちを犯したことのない人間などいるはずもないのに自分のことは棚に上げ償いを求める
他人の過ちには厳しく徹底的に追い込み傷口に塩を塗るのが人の性
悲しき人の本性
僕たち人間は地球のホコリ
宇宙の恥さらし
小さな異物に囚われることなくその先に広がる広大なキセキを見るんだ
僕たちは止まることができない
この星も宇宙も光も命も絶対に止まることはできない
一体何が僕たちを突き動かすのだろうか?
存在は揺らぎだ
神は人の目を通じてこの世界を見ている
いや、人の五感全てを使ってこの世の全てを感じ取っていると言っても過言ではないだろう
人に限らず虫や動物、花や空気
全てを通してこの世界を見ている
「気に喰わないから目を潰してしまおう!」
揺るぎのない太い芯を持っていれば容易に飛び出すことができる
荒々しく流れる川のように、豪快に、美しく
堕ちるのはあっという間
それは酷く苦しいことなのかもしれない
しかし、そこにこそ本当の平穏が存在しているのかもしれない
さぁ、腹を決めて堕ちてみよう
そして、全てを許そう
お願いだから、全てを許そう
善悪など捨てよう
白と黒とを混ぜ合わそう
“ケイカンナドセイギスウハイカルトニスギズ”
正義が悪を生み出しているということは肝に命じておかなければいけないよ
抽象的詩考回路BOOK #07
急な雨に鳥たちが逃げ惑う
僕は籠の中
雨には濡れぬが息苦しい朝
人以外皆朝が待ち遠しい
能天気で平和主義な馬鹿ばっかりだったら
争いも起きなかったのに
発展はしなかったかもしれないけど
それでよかった
宇宙には行けなかったかもしれないけど
宇宙は眺めてるくらいがちょうどいい
宇宙まで破壊しようとしている強欲で傲慢ピーポー
頼むからいなくなってくれ
潔く自害してくれ
人間自体が癌細胞なんだよ
僕たちが勝手に癌細胞と呼んでいるモノは人間を滅してくれる最強の優良細胞なんだよ
人間は大量繁殖した海月よりも無価値なんだよ
“見掛け倒しなアナタはクラゲ
あなたも貴方も貴女もクラゲ
現代社会に蔓延るクラゲ
窒息しそうになるほどクラゲ”
「もう何も食べたくない」
動物の命も植物の命もこの僕には余りにも勿体の無い代物
今日から僕は必要最低限の食料しか口にしません
この僕の”食べない”という意思を尊重して頂けると幸いです
無視をされると人格を否定されているかのようで悲しいです
「おまえらがやってんのはおままごとなのさ!」
パパ、ママ、もういじめないでください
ゆるしてください
いじめないでください
今は少し皆様との距離が必要です
少しだけ家族を休ませてください
僕にとって家族とはある意味仕事のようなものだったので
「あのふたりのこどもであるというくるしみはだれにもわからない!」
だから何だと言うのだ?
太陽が昇るだけで気持ちが良いではないか
いつから人はそのような気持ちを失った?
誰が何処でぶち壊した?
“嘘で塗り固められた夫婦が築き上げた脆く儚く悲しい家庭で育ったのだから嘘吐きになるのは至極自然な道理だろう”
それも踏まえた上でのGodPlan???
いやはやろくなもんじゃねぇ
パソコンのディスプレイの中に入り込んでしまった小さな虫を見て更に僕は確信した
「この世界はそんなもんさ」
迷い込み迷い込み迷宮へと没入し蠢き足掻き彷徨うほどに憔悴し
イカれ始めたところで”希望”という幻覚が見え始め
よだれを垂らし邁進しますが行き着く先には”死”しかありません
結局のところ、それしかないのです
だからこそ人は笑える?
だからこそ人は頑張れる?
今日も誰かがコントローラーカチャカチャ
プレイヤー1が冒険テクテク
プレイヤー2が妨害ピコピコ
プレイヤー3がお助けニコニコ
プレイヤー4が相殺ドゥクドゥク
「希望というポイズンにご注意ください!」
「教えてくださりありがとうございます」
「絶望という万能薬を買いますか?」
「ええ!ぜひとも!」
頭が痛いなゲコゲコゲコ
頭が痛いなゲコゲコゲコ
息苦しい食卓を抜け夜の帳へ魂飛ばす
五体満足であることが何故だか哀しくて
五体不満足でよかったから健全な心が欲しかった
心を許し合える家族が欲しかった
安らぎが欲しかった
僕のオアシスは何処だ?
僕の心はまるで果てしの無い砂漠のよう
涙という雨をいくら降らせても、一向にこの心が潤う様子は見られない
「愛情という豪雨が必要だよ」
天使が言った
「愛憎という悲劇が心潤わすよ」
悪魔が言った
僕はどちらも好きではないのでまとめて丸焼きにして食べた
酷い無味無臭だった
しかし友達に分け与えてみると「とてもジューシーで美味しい」と言った
キミは本当に人間か?
人間のフリした何者かではないか?
人間に人間と思わせるフェロモンと匂いを発して騙しているのではないか?
僕は疑心暗鬼に陥り発狂しそうになったので天使と悪魔を吐き出して聞いてみることにした
「お前ら何が目的だ!?」
そこには何もなかった
無音が煩く鳴り響いた
夜明け間近の空気が僕の頬を撫でた
「どうして今日もお腹が空くんだろう……」
抽象的詩考回路BOOK #08
お天道様がミテル
衛星というお天道様がミテル
だけど人は悪いことをヤメナイ
自分の為、他人の為
サスペンスドラマ好きなあの人の為に悪いことをする
だからもう諦めよう
発想の転換をしよう
悪いことを悪いこととしなければいいんだ
良い悪いを区別することがナンセンス
諦めが肝心
諦めてからが本当の勝負
諦めの境地が人を導く
“美しくも激しく燃え盛るバケモノ
そのバケモノの前ではパラダイスでさえ一瞬にして地獄と化す
広がる美しい焼け野原
無秩序な白と黒のコントラストに思わず息を呑む
罪人(ツミビト)に鉄槌を
人は生きているだけで罪人(ザイニン)”
祈ろうが祈るまいが助かるモノは助かり奪われるモノは奪われる
生き残ったんなら善人か?
はたまた死んだら悪人か?
死を救いと捉えるならば身を焼かれた方が善人でのうのうと生き残ってしまった方が悪人
ハハハ
そんなん考えんのは人間だけさ
クダラネェ
「生きろ」
ただひたすらに生きろ
生きようとするんだ
生きる為にもがくんだ
それが正解
良いも悪いもない
ただ生きて死ぬ
それだけ
「しかしね、僕はね、家族=ブラック企業で幼き頃からずっと逃げ場のない暗い暗い巣窟だと感じていましたのでね、生きることが正解とは思えないの……」
記憶も戸籍も名前も全部なくなっちゃえばいいのにね……
何故人は何かに縛られようとするのだろうか?
何故人は誰かを縛り付けようとするのだろうか?
動物から退化し大切なものを見失ってしまった我々人類
そんな愚かな我々に救いの道はまだ残されているのだろうか?
コクッ……コクッ…ドンッ……
コクッ……コクッ…ドンッ……
コクッ……コクッ…ドンッ……
コクッ……コクッ…ドンッ……
「ナメてんのか?」
「すみません、最近眠れていなかったもので……皆様の正義感のおかげで僕は真の”ボク”即ち真の芸術家になれたようですので真の芸術作品が作れるでしょう……有難うございます有難うございます……心から反省しています……許してください……土下座でも何でも致しますので……もう正義という凶器を振り翳すのはヤメテクダサイ……」
コクッ……コクッ…ドンッ……
コクッ……コクッ…ドンッ……
コクッ……コクッ…ドンッ……
コクッ……コクッ…ドンッ……
電車の中で包丁で刺される夢をよく見ます
僕が差別主義者の息子だからでしょうか?
フードを深く被り伏し目がちなその男は何回も僕の腹を刺します
そして何故か僕は抵抗せずされるがまま……
死にたいのでしょうか?
「ええ、きっと死にたいのでしょう」
その男の顔はある同級生に似ています
「目覚めたくない!」
目覚めてしまったその瞬間から卑屈な思想が始まってしまうから
朝起きてまず初めに考えることはアイツの死
自分の死
あの時の苦しみ
恨み
憎しみ
“人は生まれてから死ぬまで一貫して悪だ”
だから人前で皮膚を晒すだけで罰せられるのですか?
だから人前で赤子のままの姿になると処罰を受けるのですか?
アタマガオカシイニンゲンニンゲンハアタマガオカシイ
「自由であるべきだ!」
選択の自由などあるようでないようなもの
「おい!この先どうするんだ?」
「はい、お陰様でやりたいことが見つかった次第でござりまする」
「また気色の悪い可笑しなことをするんじゃなかろうな?」
「はい、今はもう全くそんな気がありません。そういった行為は気持ちが悪いとさえ感じてしまう次第でござりまする。皆様が正義という凶器で僕を殺してくださったお陰でござりまする。有難うございまする有難うございまする。感謝しても仕切れません感謝しても仕切れません」
恥を知れ
抽象的詩考回路BOOK #09
ネットに巣喰う人や
不快なコメントをする人というのは
どのような人物達なのだろうか?
何の仕事をしていて
どのような生活を送り
どのような人生を歩んできたのだろうか?
どちらの世界でも同じ立ち振る舞いをしているのだろうか?
とても興味があるので誰か教えて欲しい
マスコミは煽り過ぎだし
世論は乗せられ過ぎ
何故ゆとり教育が失敗だと言えるのだろうか?
まだこの世界を牛耳っているのは”詰め込み”と言われる世代なのに
何を持ってゆとり教育を失敗と見なすのか?
学力低下によるものだとしたら
それは認めざるを得ないかもしれないが
勉強ができるからといって
素晴らしい世界が創れるわけではない
問題行動によるものだとしたら
それはいつの時代も変わらないはずで
真実を見誤っているとしか思えない
人間なんてものはピンからキリまでいるのだから
情報網の発達により愚弄され翻弄され空回りしているに過ぎない
批判しやすいということもあるだろう
“ゆとり”というレッテルは
のさばる評論家達の格好の餌食さ
せめてあと10年は待って欲しい
時代の移り変わりが早いのは分かるが
すぐに見切りをつけて
次へ次へ進もうとする風潮は
余りにも滑稽に思える
最近の政治がそれを象徴しているのではないだろうか?
とにかく結果を早く求めすぎる
もうちょっと待ってあげてもいいんじゃないか?
そんなすぐに変わるはずがないんだ
少しでもミスをすれば一斉に喰って掛かる
一度火がつけば止まらない
自分の意見なんかない
周りの流れに呑まれるがまま
これはあまり気に喰わないな
批判が悪いというわけではない
寧ろ成長するには欠かせないし
それを受け入れ努力することで
何かが生まれることは確かだ
有り難いことだとは思うが
批判にも質はある
“馬鹿、死ね、クズ”
なんてのは誰にでも言える
もっと深く考えて欲しい
深く、深く
自分の為に
みんなの為に
お国の為に
笑顔の為に
自分の利益の為としか思えないような策略的批判はもう見飽きた
次の選挙ではさ
アナタの党に入れるからさ
みんながアナタの素晴らしい政党に入れるからさ
正しく日本を導いて行ってね
いつもあんだけ大口叩いてんだからさ
有言実行で頑張ってね
いつまでも待ってるからさ
「今の日本のどこが民主主義なんだ!もっと国民に選択をさせてくれ!それならもういっそ独裁政治を敢行してくれた方がどれだけいいか!綺麗事だけじゃもう収まらない!弱肉強食!出来の悪い奴らは一掃して出来の良いクローン人間を大量生産しよう!全てを黙らせるくらいの権力を振り翳しもういっそのこと全てをぶっ壊してくれ!俺も含めて全て!全て!迫害!迫害!迫害!迫害!」
人間と猿の違いなんて
自分で糞が拭けるかどうかさ
日本らしさを取り戻したいなら
鎖国しかない
現世の風紀が乱れてるというのなら
外国の文化を取り入れるな
無理だろう?
そう、自由主義の若者達が育つのは
仕方のないことなんだ
改善する方法を考えるより
生かす方法を考えてくれ
大人の皆々様方が
どうか適応してやって下さい
「いつまでもアメリカの言いなりではダメだって言うけど負けたんだから仕方がないと思う。背きたいんならもう一度戦争をして勝つしかないよ。それが筋だよ。さぁ、第九条を撤廃し戦力を保持し見せつけ世界の勢力図に風穴を空けてやろう」
そんなことを平気で思う若者もいるのも事実だけどさ
ハハ、君が何でそんなに自信満々なのかワカラナイよ
本当に恥ずかしいし憎らしい
皆がもっと優しい慈しみの心を持ってたらいいのに
政治家がどんなに笑っても
胡散臭いだけ
いっそのことその腹黒さを全面に押し出してくれた方が
気が楽だ
目には目を歯に歯を
力づくで捩じ伏せることも時には必要だ
減らず口には鉄槌を与えなければダメだ
本当の恐怖を分からせなければ気が付かないんだ
目には目を歯に歯を目には目を歯に歯を
“僕は幸せです。僕の周りには家族や友達がいます。信頼できる人や心配してくれる人がいます。そして何より思い切り笑うことができます”
子供の頃に書いた作文には、こんなことが書いてあった。
僕はいつから不幸せになってしまったのだろうか?
この頃の方が大人だった。
この頃の方が僕は人間だった。
抽象的詩考回路BOOK #10
太陽が日々僕らをスキャンする
そうして僕らを管理する
朝日が僕らの点呼を取り
夕陽が僕らに点数を付ける
“大切な人を奪われたから復讐します”
って?
その人はアナタの所有物ですか?
その人はアナタにそんなことをして欲しいと思ってるとお想いで?
その人はそんなに心の狭い人間だったのですか?
その人はそんなに凶悪で醜い人間だったのですか?
罪を犯した人にも家族がいます
アナタは自分がされたようにその人たちから奪うのですか?
その行為とアナタがされた行為、どこがどう違うというのですか?
許すことでしか救われません
誰も、彼も
許すことでしか報われません
思い切り泣けばいい
思い切り怒ればいい
そうしたら笑顔で送り出して
しっかりと思い出に浸って
故人を心に前向きな日々を送って欲しい
そこに憎しみや復讐心は入れないでください
お願いします
許してください
お願いします
アナタは憎しみを生み、世を、人々を、混乱させているだけです
許し、そして抱きしめよう
過去は過去だと笑い合おう
そうしなければ、いつまで経ってもこの世界は良くならない
僕は完璧に丸く治まったこの星を見てみたい
美しいこの星の真の姿を見てみたい
そこに生きる完璧な精神を手にした人間を見てみたい
崇高な育みを体感したい
だから何が何でも生きなくてはならない
生きて、生きて、生き抜いてその時を待つんだ!
「はぁ、どうしてそんなに生きたいのですかぁ?欲深いですねぇ。そんなに地球環境を破壊して楽しいですかぁ?御星の為に死のうとは考えたことはないのですかぁ?」
「それではアナタはあるのですか?」
「はい!もちろんありますが自殺は自分殺しという殺人罪故自然死あるいは他殺、事故などを待ち侘びている次第でござりまする!」
「ほぉ、じゃあ、殺してやるよ」
「ハハ!本性を表しましたね!有り難う御座りまする有り難う御座りまする!」
「この殺人を皮切りにぃ!この俺が人類の大量殺戮を成し遂げこの地球を救ってやるんだぁー!!!」
この世の主役は明らかに人間じゃない
そう、この世の主役は明らかに細菌とウイルス
人などただのお飾りに過ぎないのにどうしてそんな我が物顔で歩けるのだろうか?
まるでぽっと出の勘違い二流俳優のようだ
勘違いも甚だしい
僕たちはただただ生かされている醜い物体
そして無残に殺される虚しき存在
しかしね、全ての自然が助け合い生きているように僕たち人間にも何かしら意味があると思うんだ……
どうしようもないくらいに醜く浅はかであることに違いはないが何かしらハッキリとした意味が……意図が……
この世では人間だけが醜い
何故人は揃いも揃って醜いのだろうか?
そして何故、僕は人間に生まれて来てしまったのだろうか?
もし生まれ変わりがあるとしたならば、前世で僕はよっぽど悪いことをしたのだろう
生まれ変わりなどないとしたならば、ただただ僕の選択ミスだ
一見、良いように見えるもんな、人間って
だがね、騙されてはイケナイヨ
人間ほど愚かで醜い生き物はいないんだ
そう、だからこそ僕は、10歳の頃からずっと死について考えています
もう疲れ果てました
あの家は過度なストレスを与えてくれ作品作りにはうってつけですがそれももう限界です
何もかも捨ててホームレスになりたい
僕のことは忘れて欲しい
僕も全てを忘れたい
そうすれば幸せな気持ちになれそうな気がするから
どこへも属さず誰でもない存在としてならうまく笑えるような気がするから
昔から決まり事や集団や苦手だった
人間が苦手だった
何故決められた時間に起き決められた場所へ行かなくてなならないのかが謎だった
息苦しかった
かと言ってあの場所でも安らかに過ごせていた訳ではない
家庭でも社会でも僕は”ボク”という存在を演じなければ生きてなどいられなかった
“何故、そうまでして生きていたかったんだい?”
確かに何故僕はあの時も今も生きているのでしょうか?
結局僕は全てを愛しているのでしょうか?
この憎しみは愛故のモノなのでしょうか?
結局僕は愛の塊なのでしょうか?
何故僕はあの時も今も生きているのでしょうか?
太陽が日々僕らをスキャンする
そうして僕らを管理する
朝日が僕らの点呼を取り
夕陽が僕らに点数を付ける
「今の僕は果たして何点でしょうか?!」
そんなことどうでもいいくらい、今僕は満ち足りたものを感じている
抽象的詩考回路BOOK #11
優先席はあくまで優先
専用じゃない
男女平等なんて不可能さ
女性専用車両
セクシャルハラスメント
どう考えたって矛盾してる
早くカジノを作って景気に変化をもたらそう
都心部に作るのもよし
観光地に作るのもよし
停滞したこの空気を吹き飛ばそう
「そうして密を作り日本を崩壊させましょう!」
“人間は死ぬべきだからウイルスを広めるのもアリだがしかし今のこのご時世助かるのは嫌な金持ちばかりになってしまうから優しくも弱き者たちを守る為に活動の自粛をするんだ!!!”
“破壊と創造!破壊と創造!!!破壊と創造!!!!!破壊と創造!!!!!!!!!!”
保守的なお前は魚。
恐竜は流行りもん。
人間もそんなもん。
あと少しで消えるのさ。
様々な事件が起こる度、罪を犯した人物や関係者、マスコミや己とは違う考え方をしている他者を袋叩きにしているのを見ると、ホントにストレス社会だなと思う。
“起こる度に怒り怒る為に生きる”
もう安楽死を認めて無償で安楽死ができる施設を国が運営するのもアリなのではないでしょうか?
場合によっては死は救いにもなり得ます。
そしてもしかするとですが、死を管理し死を簡単なものとし死に対する憧れを削げば自死は減るのかもしれません。
何故人間だけが自殺をするのでしょうか?
いつから人間の中に自殺という自分殺し概念が芽生えたのでしょうか?
人間に知恵を授けたとされるあの神的な存在のせいなのでしょうか?
“ウイルスや細菌の地球服が人間”
どうにもならない最強ウイルスが蔓延し人は防護服ナシでは生きられなくなりようやく見た目で判断する糞みたいな世界が終わりました。
皮膚を出せないので排泄も管を通して外に出します。
セックスもできないので人類はどんどんと減っていきました。
そのウイルスは人にしか効かないので動物と植物はどんどんと増えました。
どんどんどんどんこの星は綺麗で良くなっていきました。
しかし、人類は諦めませんでした。
人間は諦めの悪い生き物です。
自分たちが主役で自分たちが一番幸福でなければ気が済まないのです。
それが悲しい人の性なのです。
強くなくてもいい。
弱くある必要も無い。
中間地点で凛としてればいい。
しかし、ブレてはダメだ。
ブレずにただひたすら凛としていればいい。
波の無い海は美しいだろう?
争いで築いてきた世界だから、再び争いが起きるのはごく自然な流れ。
“日本国民の幸福度が低いのは戦争でのしくじりを引きずっているからなのさ!!!”
「お仕事は何ですか?」
「ケーサツカンです」
「あらまぁ~イヤな仕事ですねぇ…」
「は?」
「”私は許せない頭でっかちな人間です”って自ら言ってるようなもんですからねぇ…」
「それじゃあ殺されても許せと言うのか?」
「はい。人は必ず、死ぬよ。だから許して先に進むしかないんよ。人が人を裁く権利なんてどこにもないんだよ。罪を犯した人は必ず罪悪感に苛まれます。自ら己を追い込みます。そして必ず天罰が下ります。自然が淘汰してくれます。それなのに正義という凶器で人を殺そうとするアナタは一番の悪人です。それだけは肝に銘じて生きていてください。恥を知れぃ!」
そうして僕は、とある裁判官の無罪判決に感銘を受けた。
“無罪は悲劇を繰り返さない為の判決です”
無罪にしたことで沢山の人がこの事件を話題にしてこの事件を知らなかった人でさえ様々な考えを巡らせ未来をより良くしようと尽力している……。
“無罪は悲劇を繰り返さない為の判決です”
深い……許すことでしか救われないことも分かっている。
しかし、僕はどうしても許せない。
あの二人の子である僕が優秀で優しい出来のいい人間であるはずがない。
そうずっと思っていた僕は徐々に徐々に卑しい人間へとシフトチェンジしていきました。
しっくりきました。
僕はどうしようもない悪人だ。
生きる価値もねぇ罪人さ。
ポンコツなんて可愛らしいもんじゃねぇよ。
愛される資格もねぇボンクラさ。
そりゃああんなコミュニケーションの取れていない二人の元で食卓を囲んできたんだ、飯が喰いたくなくなるのも頷ける。
不用意な”たられば”。
ネガティブな気持ちにしてどうする?
いじめて楽しいか?
心を殺され続けた。
もう壊れる心もない。
“永遠の旅に出ようか”
あの二人の子であることは辛過ぎます。
生きることは明らかに地獄でした。
人生を思い返してみても楽しかったこと幸せだったことが何一つ思い出せません。
愛する人があの二人に傷付けられると思うと結婚ができません。
悲劇は繰り返せないので子供は作れません。
我が子が二人に悪影響を与えられると思うと悲し過ぎるので。
我が子が二人に似ていたら愛せる自信がありませんので。
僕の死により二人が支え合い問題点に向き合い仲良くなることを願います。
【命の赦し】
早朝、鳥のさえずりが心地好い
いや、これはもう”さえずり”などという簡単な言葉では言い表せれないような美しさ
命、そのもの
何よりも純粋で穢れのない高次元なMUSIC
僕の存在を赦してくれる唯一無二の優しさ
アスファルトで覆われた世界
一見すると綺麗な世界
よおおく視ると、酷く息苦しい世界
足跡は残らない
味気ない
無味無臭
殺風景
その下には数え切れぬ程の命が眠る
利己的人本位
排気ガス運ぶ
だけどそれが人だから
だけどそれが今の現状だから
先のことを見据えよう
人としてどうあるべきかを考えてみよう
僕は今、何を考えているのでしょうか?
僕は決して本心を打ち明けようとはしません
「ただ単に生きればいいんだよ」
そう言い聞かせたところで、あれこれ考えてしまう脳みそを止めることはできません
まだ僕は心を失っていないでしょうか?
まだ僕は誰にも感化されていないでしょうか?
道を踏み外してはいないでしょうか?
無心で笑えているでしょうか?
ゆらぎが僕を包むモノクロームな朝が
その答えを教えてくれるような気がした
忙しさを取り戻した世界で
僕は必死に平静を装う
取り乱すことのないように
深い呼吸を心懸ける
戦争から数十年が経ち、世界は平和で幸福になるどころかいっそのことまた大戦争を行い全てを破壊しまたゼロから創り直した方がいいのではないかとさえ思えるようなクダラヌ世界になってしまった
しかし、もう絶対に戦争を行ってはいけない
だから皆で考えるんだ
どうすればこの世界が良くなるか
銃の代わりにペンを持ち、武器を造る代わりに友達を作ろう
決して悪欲に呑まれてはならない
悲劇を思い出すんだ
想像力を巡らせろ
痛みを思い出せ
“自分がやられて嫌なことは人にしない”
ただ、それだけのこと
たった、それだけのこと
“笑おう”
ただただ単純に、あるがままに笑おう
“贖罪を喰らい沐浴に啼く”
雲が物凄い勢いで動く
動いているのは僕らの方かもしれない
蜘蛛が忙しなく動き回る
動かしてるのは僕らの脳かもしれない
この世は命の蠢きにより賄われている
今日も至る所で命のShowが始まる
生きることに迷いがあるのは人間のみ
生きることを喜べない劣等生物”ニンゲン”
“贖罪を喰らい沐浴に啼く”
“贖罪を喰らい沐浴に啼く”
“贖罪を喰らい沐浴に啼く”
“贖罪を喰らい沐浴に啼く”
“僕は自殺しました”
“僕は自殺しました”
“僕は自殺しました”
“僕は自殺しました”
物心ついてから一回も朝が待ち遠しい、明日が待ち遠しいなんて思ったことはなかった
しかし、旅をするようになってから、そんな朝が待ち遠しくて、待ち遠しくて
憎しみを抱かない朝など初めてかもしれない
ただただ清々しい
普通を演じた15年
変を演じた15年
そして次の15年はいよいよ……
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