繚光【リョウコウ】

自称フリーライターの心臓悪くて病弱男。 音楽と本が好き。 書評や音楽の話、日々のことを書います。 気軽にフォローしてください。 お仕事もください。
    • 短編小説 幻谷
      短編小説 幻谷
      • 10本

      大学生の圭太の部屋には毎週木曜にスーツを着た老人が訪ねてくる。老人は圭太が住むアパートのすぐ近くにある「幻谷」への行き方を訊ねてくるのだが、毎週のことで鬱陶しく仕方が無い圭太はぞんざいに対応していた。しかし、ある日大学の友達から「幻谷」にまつわる奇妙な噂を耳にする。

    • 映画
      映画
      • 3本

      最近映画を見る機会が増えたので、感想を書くようにしました。誰かが映画を見るきっかけにしてくれたら幸いです。

    • 日々のこと
      日々のこと
      • 25本

      自分のこととかぽつぽつ書いてます。 よろ。

    • 木本木本木本木
      木本木本木本木
      • 1本

      読んだ本について時にエモく、時にコミカルに、書いてます。タイトルは見た目が面白かったので並べてみました。 よろ。

    • フォルテッシモな音楽の話
      フォルテッシモな音楽の話
      • 5本

      好きな音楽について語っております。ちょっとマニアックになるかも。 紹介した人々や楽曲を好きになってくれたら嬉しいな。よろ。

幻谷(まぼろしだに)⑪

大学からボロアパートまで私鉄で片道30分。車窓からは青々とした稲穂が、傾きはじめた夕日を滑らかに照り返しているのが見える。終わりの見えないとりとめもない時間の中…

幻谷(まぼろしだに)⑩

「お前ほんとやる気ねぇ~な」 食堂でカレーライスを食べていると、目の前の席に座った正治が開口一番にそう言った。多分、俺の服装を見て言ったのだろう。 昨日の夜コン…

短編小説 幻谷(まぼろしだに)⑨

体の中から眠気の塊がこみ上げてきて吐き出すように大きなあくびをした時、スマホがけたたましい音とバイブレーションを出して、雑然とした床の上で暴れ始めた。 驚きで眠…

短編小説 幻谷(まぼろしだに)⑧

「あー、腹減った」 白い絵の具を青いキャンバスに間違ってかすってしまったように、薄っすらとした雲が広い青空の所々に延びている。日陰になったベランダと部屋の仕切り…

時は金なり

最近、ネットの旅行記事を書く仕事を得た。 なんとかしがみついて書き続けているけど、お陰様で連載中の「幻谷」を書く時間がなくなってしまった。 楽しみにして頂いてい…

短編小説 幻谷(まぼろしだに)⑦

目を覚ますと、ブツブツと穴の開いたトラバーチン模様の天井が見えた。 それからじわじわと、自分が体を持っている生物だとわかっていくように、腕から手、太ももから足へ…