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自由律俳句 #398

【歩道の真ん中のタンポポは綿毛へ】


歩道を突き破って咲いていた。

そして1つだけの綿毛へ。

春が飛んでいって、夏が来るだろう。

そんな確かな予感がするから、

跨がない、跨がない。


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